この正月、夫と、京都の念仏寺へ行った。
嵐山からウオーキングして、奥嵯峨野の化野念仏寺まで小一時間、
 
その嵐山の道で、ICOCA
のカードを拾った。  
 ちょっと前にも、自宅の近くで、ICOCA カードを拾って警察に届けたことがある。無記名のカードだつたし、
チャージの金額がどれほどあったかもしらない。
調書をかくのに時間がかかったので、面倒だつた。
今度は、交番がどこにあるかわからないし、自宅まで持って帰って翌日 交番へ行った。
 
このICOCA 、チャージ金額を券売機で調べたら、4000円ほど、あった。 ポイントも貯まっているに違いない。

京都から宝塚まで帰るのに、ふと、邪心がおきた、
乗車券買わずにこれで、、、と。
しかし、「お参りにきて何という事を
するのか」と、もう一人の私にしかられた。

記名式だったので、本人に返ることを願った。

どうか本人に届きますように。 
 持ち主は、若い青年、だと
勝手に想像してさわやなか気持ちになった。

 

 

短歌

 

苔むして 眼も鼻もなき 石佛を しゃがみおろがむ 化野に来て

 

うつしみは 共に老体 新春の 澄む風の吹く 嵯峨野路を行く

歌碑あれば まず寄りゆかん 吾の癖 短歌は益々 わが()()なり