先日愛する我が子と面会交流ができた。

久しぶりに我が子と沢山遊んだ。

我が子を抱っこしたり、ふざけあったりして我が子の体温を感じた。

今まで当たり前に一緒にいた愛する我が子。

いつになるか分からない次の面会交流までまた目の前からいなくなる。

会う度に別れ際には子供が号泣してくれる。

自分も泣きたいけど、私は大人だからその気持ちを押さえて子供を慰めてバイバイする。

中には何年間も我が子と会わせてもらえていないという話もよく聞く。

それに比べれば会わせてもらえるだけまだいいじゃないかと思われるかもしれないけど、この問題の根本はそういうことではない。

面会交流をさせているから「一方的な連れ去り」が許されてもいいというのは違う。

私は配偶者に不倫され、それを問い質したところ、数日後に突然子供を連れ去られた。

ある日突然、何の前触れもなく愛する我が子が目の前からいなくなって、強引に別居させられることになった側は想像を絶する程の多大な精神的苦痛。

苦痛なんていう表現では軽い。

今まで当たり前にいた愛する我が子が突然目の前からいなくなったことで、底が見えない谷に突然突き落とされ、精神的にズタボロにされる。

気が狂いそうになる。

私は現在一人で暮らしているが、家では常にテレビをつけて人の声がしていないと落ち着かなくなってしまった。

バラエティー番組を見てても大河ドラマを見てても泣きそうになってしまうことがよくある。

最近涙腺がおかしくなってしまったようだ。

在宅中は、リビングでも寝室でもドアを閉めると密室になって息苦しさを感じるようになってしまい、ドアを常に開けておかなければ落ち着かなくなってしまった。

私自身、当事者になるその当日まで微塵も想像していなかった。


そもそも無断で自分勝手に片方の親と引き離す行為自体が大問題。

子供の福祉の観点からしても明らかに問題。

現在の私の親権者としての権利を侵害されていることも問題。

それを問題とも思わずに一般市民感覚とは明らかにかけ離れた判断を下す家庭裁判所も高等裁判所も大問題。

家庭裁判所の調査官調査なんてあんなものは意味がない。

調査官が来るとなれば、普段あまり掃除してない家だって掃除はするし、感じ良く対応してれば現在の生活状況に問題があるようになんて見える訳がないのだから。

それで「監護者は相手方が相当である」なんて結論付けられたらたまったもんじゃない。

要するにただの時間の無駄。

こうした調査官のズレた報告書を受けて更に裁判所がズレた判断を下すから世の中から一方的な連れ去り行為が一向に無くならない。

だから親権を獲得する為に相手を出し抜いて一方的な連れ去りが行われる。

こうした夫婦間の醜い争いを見て悲しむのは子供達。

結局は子供達が一番の被害者。

(※DVや虐待の問題は別。
この問題についてはしっかりと整備しないといけない)

先に連れ去った者勝ち、先に相手を出し抜いた者勝ちという状況が許されてしまう今の日本の世の中は本当に酷い世の中だ。

安易に子供を連れ去っても良いことは何一つ無い。

DVや虐待等の場合を除き、一日も早く連れ去り等の一方的な引き離し行為を禁止にするべきだ。

両親のことを大好きな子供の気持ちを無視しないでほしい。

子供達の将来の為に、子供達が安心して生活できる世の中になってほしいと切に願う。