いよいよ発進、熱狂的に応援しますよ。国産ジェット。 

三菱航空機(名古屋市)は18日、国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」(三菱リージョナルジェット)の飛行試験用の機体完成を記念した式典を愛知県豊山町で開く。MRJは3度の開発計画延期を経て、来春には初飛行する見通しだ。

 式典は三菱航空機の親会社で、機体を組み立てた三菱重工業の小牧南工場で開催。三菱重工の大宮英明会長、三菱航空機の川井昭陽社長があいさつする。MRJを2017年に初納入する全日本空輸や国、自治体などから関係者約500人が参加する予定だ。

 飛行試験用機体は今後、小牧南工場近くの愛知県営名古屋空港の滑走路などで、来春にかけてエンジンや主翼の動作を検査する。