僕は今、潰瘍性大腸炎と言う難病と、もう11年闘っています。

症状は、大腸の内壁に潰瘍ができて、腹痛、下痢、下血が起こります。

疾病の状態によって、症状の強弱は違い、弱い時には、健全者と変わらない位まで回復するのですが、強い時には、夜も眠れない位の激しい下痢と下血がおき、下血による貧血もあらわれます。

健全者で言うならば、終日食中毒の我慢出来ない下痢で更に血も混じるという感じです。

僕の場合は幸い腹痛は出ていないので少しは救われているみたいです。

最悪の場合は、大腸全摘出と主治医から説明されました。

薬も何種類かありますが、特効薬ではなく、症状を弱める用に仕向ける薬で、効かない場合、副作用の怖いステロイドをつかいます。疾病の原因は、いくつか言われていて、免疫の異常、ストレス、病原菌他などあり、今では免疫異常が有力で、免疫抑制剤もつかわれます。僕は今、免疫抑制剤を使っていて、症状が強い時には、ステロイドを使います。

しかしこの難病は、死と直結する疾病ではありませんが、潰瘍があるため癌になるリスクは高いと言う事です。

煙草を吸う人が肺がんになるリスクが高いのと同じらしいです。

仕事は、去年の5月まで、床暖房メーカーで主任、倉庫責任者として勤務していましたが、症状が悪くなり退職し、今は静養したので良くなり再就職活動を始めましたが、難病があると、やはり難しいみたいで、まだ就職出来ずにいます。

一生の病気なので、食生活は、この疾病の基本の高たんぱく、低脂肪、低食物繊維を守り、疲労やストレスを溜めず、うまく付き合って行きたいと思います。