片手取りは、正面打ちと同様に
基本的な稽古方法のひとつです。
片手の取り方もたまには稽古した
方が良いですが、掴まれた状態から
稽古することが多いと思います。
youtubeで、よく見かけるのは、
相手の側面(背側)に手と足を
出すときに反対の手で当て身を
入れつつ掴んでいる相手の腕から
手先にかけて“崩す”という動作…
お互いが動いている条件が必要
となります。
合気道の基本は型稽古です。
しっかりと掴まれた状態から
同様の動きが果たして出来るのか、
出来なければ、なぜ出来ないのか、
出来るようにするには、どうすれば
良いのか、考えることが稽古の醍醐味!
技と型は課題であり、問いかけである!
▼日時:2021年3月7日(日)
▼場所:猿投コミュニティセンター
・9:30~子供クラス
・10:30~大人クラス
・11:30~武器稽古(任意)
▼稽古内容
《体術》
・体の変更
・横面打ち小手返し
・片手取り一教
・座り技呼吸法
(上から抑えられた場合)
<武器技:合気剣>
・素振り1~7
・組太刀の3
<基本技・片手取り第一教>
表技 手首を握られたら,必らず指先を充
分に開いて気力を充実させる。相手の顔面に
当身を入れつつ崩す時,握られた手は必らず
足と一緒に相手の側面に進めることが大事で
ある。相手の前面で一歩退るのは基本的な誤
りである。
(指先を充分に開き,肘を下げて相手の
面の方へ返す)
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合気道-剣・杖・体術の理合(第四巻)より
著者:齋藤守弘
発行:昭和50年2月1日 第1版
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合気道は、剣、杖、体術の一致を
目指した武道である。
体術の中に剣術や杖術の術理が見え隠れする。
稽古を重ねれば重ねるほど、一致する確度が高まる。
合気道技の深奥(しんおう)を目指す者は
体術同様に剣術と杖術の稽古を進めなければならない!!
<道場紹介>
残された合気剣・合気杖・体術の理合いを
日々、稽古しております。