合気道の聖地に生きる斎藤守弘
人は斎藤の技を“格闘合気道”と呼ぶ!
以下、『武道空手1989年10月号』より
発行:成美堂出版
(以下の画像はイメージです。)
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PART2
敵を制す実戦性を探る
斎藤守弘の格闘合気道
合理的な動きで確実に敵を制する、
斎藤守弘の合気道。
彼の岩間スタイルは、どのような体系から成り立っているのか。
ここで、岩間スタイル合気道の基礎知識を、しっかりと見てゆこう。
岩間スタイル=開祖の合気道
斎藤守弘が追及する合気道、
岩間スタイル合気道が、開祖・植芝盛平の教えに
忠実に体系立てられた合気道であることは、
先に斎藤自身が述べたとおりである。
国内はもとより、広く世界に普及する
合気道は今日まで、徐々にスポーツ的要素を強くしながら、
その勢力を広めてきた。
そうした合気道界にあって、
常に実戦に生きる技術の修練の道を見失わないのが、
斎藤の岩間スタイル合気道である。
植芝開祖が創始したものである。
斎藤はその精神を崩さず、徹底した実践主義を貫いている。
当然、そこには、危険な技、高度な技も登場するが、
道場内で最低限の安全を確保しながら、
斎藤は常に道場生たちと戦う。
開祖自身、晩年までその体系作りに余念がなく、
格闘技術を磨き続けたという。
斎藤はその開祖の姿を追従するように、
今なお実戦性の高い合気道を追及しているのだ。
この斎藤の姿、そしてその卓越した実戦技術を指して、
人はいつしか斎藤の合気道を、岩間スタイルと呼ぶようになる。
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<道場紹介>
豊田葵道場では、開祖の残された
合気剣・合気杖・体術の理合いを
【豊田地区では唯一】修練しております。
<初心者歓迎♪>
希望する方は、木剣、杖を別途
購入することをオススメします。
(大人の部のみ)