皆さんは月の異名をご存知でしょうか?
和風の月名と言ったらわかりやすいかもしれませんね
1月は睦月(むつき)
2月は如月(きさらぎ)
3月は弥生(やよい)
と言うような、あまり馴染みのない月の呼び方です
私が勤めていた神社では、様々なところで当たり前に使われていたので、目にする機会も多く、
和風好きの私には、ちょっとしたときめきポイントでもありました
そんな和風の月名
普段はそんなに使うことはないかもしれませんね
でも、どの月名にもその季節らしい趣深い意味が込められていて、とっても面白いんです
知らなきゃもったいない!!
知るともっと面白い!!
という事で、今日は2月=如月の語源についてご紹介したいと思います
なぜ2月=如月(きさらぎ)と言うのか?
諸説あるそうですが、
如月はまだまだ寒さも厳しく、
着物の上に更に着込んで行くことから
衣更着、
または草木張月(くさきはりつき)から
(寒くて草木が張り付いてるようなイメージ?もしくは、春に向けて張るから??)
きさらぎと呼ばれるようになったそうです
何だか可愛らしくないですか
この言葉から私は着物を着込んでいる、
平安時代のやんごとなき人々のお姿を想像しました
十二単(じゅうにひとえ)も、とても美しくて胸ときめきますが、どれだけ着込んでいるの〜っ思いますよね
寒がりの私がその時代に生きていたら、きっと十二単では済まされなかったかもしれません
二十二単‥?三十二単かも‥?
寒い時にはいっぱい着込むよね〜!
そんな意味の込められた如月(きさらぎ)
意味を知る前と、知った後では、
目に映った時に感じ方が変わっている事に気づけるのではないでしょうか?
日本の言葉、色んな意味が込められていて本当に素晴らしいですよね
そうそう!
十二単で思い出したのですが、
皆さんは「かさねの色目」と言うものをご存知ですか?
平安時代に衣を重ねた際の色の事で、こちらも、季節によって違いがありとっても美しいんですよ〜
これもまた和風好きにはたまらない、ときめきポイントです
普段使いできたら素敵だなあと思うので、今度また紹介させて頂きたいと思います
今日もここまで読んでくださり、ありがとうございました
如月〜まだまだ寒いので、あたたかく着込んでお出かけくださいね〜!