毎日暑いですね〜!
エアコンをついついつけてしまう毎日ですが、
エアコンが無かった時代の人々は、どういう風に涼をとっていたのでしょうか?
昔の日本人の知恵で、耳や、目から入ってくる情報で涼を取るといった方法がある事をご存知でしょうか?
よしずや、簾で日陰を作ったり、
庭先に打ち水をしたり、
そして風鈴を飾ったり。
風鈴の涼やかな音色に耳を傾けるのも良いですが、
もっとすず〜しくなる方法があります。
それは、ずばり
「百物語」
「怪談」
「怖い話」
皆様も聞いたことがありますよね?
「百物語」
夜更けに幾人かで集まり、1人ずつ怖い話をしていく。
そして、その話が終わるごとに手にした蝋燭の焔を吹き消していき‥。
そうして、100話目の最後の話が終わり、最後のその火が消えた時に‥。
怪異が起こる‥。
とされる、古い伝承です。
夏と言えば、「怖い話」を聞いて、ぞ〜っと涼しくなる!
皆さんもやったことはありませんか?
今日は、そんな怖いお話について、お話させて頂きたいと思います。
私は前に凄く怖い体験をしてからは、いっさい怖い話には参加しなくなったのですが、それまでは、結構怖い話を聞くのが好きでした。
見えないものの力を感じる怪異は、怖いけれども、どこかゾクゾクするような魅力に溢れていますよね。
怖い話は、私の中ではおじいちゃんとの思い出に繋がっています。
私の父方の祖父は凄くお話や唄が上手で、夏休み遊びに行くと、必ずと言っていいほど夜に、怪談話を聞かせてくれました。
お話ししてくれたのは、
「四谷怪談」
「番町皿屋敷」
「耳なし芳一」
中でも1番印象に残っているのは、「耳なし芳一」です。
このお話の中で、平家の武士の霊が芳一を迎えに来る一幕があるのですが、その一幕になるとおじいちゃんが、
地獄の底から響いてくるような低い声で、
「ほういちぃ〜‥‥。ほういちぃ〜‥」
と呼ぶのです。
その呼ぶ声が本当に怖くて!!
おじいちゃんの声じゃ無いみたいで!!
恐ろしい!恐ろしい!
妹もぎゃん泣きの、トラウマものでした
でも、それがゾクゾクしながらも、ドキドキして面白かったのですね〜!!
おじいちゃんとの夏の素敵な思い出です
これを甥や姪に再現できないかなあと、密かに目論んでおる今日この頃でした
皆様も怖い話で涼しくなってみるのはいかがでしょうか?
上記にあげた日本の怪談は、なかなかにぞぞ〜!っとさせてくれますよ
ちなみに、うちの祖先のルーツを辿ると、平家の落武者だったという説があるとのことで、だからおじいちゃん、落武者の声真似上手かったのか!!
と子供ながらに変な納得の仕方をしたことも覚えています
だからなのか、なんなのか?
突然ですが、先日ご紹介した震える動画に続いて、
(以前の動画はこちらです。)
↓
私の震える動画第二弾を投下しておきます!
この曲と、この琵琶!この方の声に私は、聴き惚れてしまいます
切ないけれども
うっとりする〜
ではでは、どうぞ皆様、今日も色んな事を噛み締めて味わって素敵な一日にしてくださいね