犬のクッシング症候群は内分泌系疾患の1つで、別名を「副腎皮質機能亢進症」と言います。

腎臓の上にあって、身体が正しく機能するようにさまざまな調整をするホルモンを分泌している器官を副腎といいます。

クッシング症候群とは、副腎から持続的にステロイドホルモンが過剰に分泌される症状をいいます。
ステロイドホルモンは、全身での代謝(糖や脂質、タンパク質、ミネラルなどの物質がつかわれること)を調節しています。

犬のクッシング症候群の原因は、下垂体や副腎の腫瘍によるものがほとんどを占めます。

クッシング症候群になると代謝に異常が発生するため、目に見える変化として肥満をはじめとした
さまざまな症状が起こっています。

●満月のように顔が丸くなる
●皮膚があかみがかる
●胴体が太くなってくる
●首の付け根のあたりに脂肪がたまり、水牛のように出っ張ってしまう
●高血圧

飼い主は、ペットが太っていることは健康の証と考える傾向もすくなくありませんし、
その他の症状を老化現象ととらえる場合もあるため病気に気づいたときにはすでに進行してしまっているということが多く見られます。この病気は放置してしまうと、免疫力の低下、糖尿病、高血圧症、心不全、
行動の変化や発作などの神経症状などを引き起こすこともあるので生命にかかわる危険を
引き起こす可能性もあります。

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