『吉岡発言』

              

 

昭和20年(1945年)12月。

出口王仁三郎は、鳥取県の吉岡温泉での静養中に、

大阪朝日新聞のインタビューを受け、

日本と世界の将来に対して、

今後の取るべき万策を示しました。

 

この記事は、同年の12月30日付の大阪朝日新聞に掲載され、

吉岡発言と呼ばれました。

 

 

吉岡発言と呼ばれた記事の後半部分を抜粋します。

 

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自分はただ全宇宙の統一和平を願うばかりだ。

日本の今日あることはすでに幾回も予言したが、そのため弾圧をうけた 。

“火の雨が降るぞよ、火の雨が降るぞよ”のお告げも

実際となって日本は敗けた。

 

これからは神道の考え方が変わってくるだろう。

国教としての神道がやかましくいわれているが、

これは今までの解釈が間違っていたもので、

民主主義でも神に変りがあるわけはない。

 

ただほんとうの存在を忘れ、

自分に都合のよい神社を偶像化して

これを国民に無理に崇拝させたことが、

日本を誤らせた。

 

殊に日本の官国幣社の祭神が神様でなく、

唯の人間を祀っていることが間違いの根本だった。

 

しかし大和民族は絶対に亡びるものでない。

日本敗戦の苦しみはこれからで、

年毎に困難が加わり、

寅年の昭和25年までは駄目だ。

 

いま日本は、軍備はすっかりなくなったが、

これは世界平和の先駆者として

尊い使命が含まれている。

 

本当の世界平和は全世界の軍備が撤廃した時にはじめて実現され、

いまその時代が近づきつつある。

 

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「火の雨が降るぞよ」

確かに、日本はアメリカと戦争をし、

アメリカに火の雨を降らされ、

日本は敗れました。

 

「昭和25年までは駄目だ」

昭和26年。サンフランシスコ講和条約が結ばれました。

これは第二次世界大戦を終結させるため、

日本と連合国との間に結ばれた条約。

これにより連合国による日本占領が終わりました。(一応)

そして、この頃から、朝鮮特需により、

日本は復興の道を進みました。

 

「いま日本は、軍備はすっかりなくなったが、

これは世界平和の先駆者として

尊い使命が含まれている」

“いま”とは、昭和20年の当時のことで、

現在、日本は軍備がある。

(正確な表現では、日本には軍は無いといことになっているが)

 

「本当の世界平和は全世界の軍備が撤廃した時にはじめて実現され、

いまその時代が近づきつつある」

全世界の軍備撤廃が近づきつつある・・・。

現在、全くもってそんなことはない。

軍備撤廃される兆候の微塵のかけらもない。

寧ろ、実際は逆。

世界は、軍備化に向かっている。

このままでは、永遠に世界平和が訪れないことは、誰でもわかる。

では、出口王仁三郎の預言が外れたのか。

いや、出口王仁三郎の預言は一度たりとも外れたことがない。

では、これをどう解釈するのか。

・・・ 

やはり預言通り、

全世界が軍事撤廃され、世界平和が近づいているのです。

現況は、逆に進んでいるようでも、近づいているのです。

私は、信じます。

 

 

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