言向け和す(ことむけやわす)

これが神道の精神。

                              

武力、軍事力、政治力、経済力、財力、暴力・・・

それらではなく、話し合い解決が神道のやり方。

 

対話路線が神の道。

 

しかし、現実問題として、

話し合いなど出来ないケースがあります。

日本は、隣国のならず者国家に悩まされていますが、

実際問題として、対話を持つ事は不可能なのが現状です。

 

個人レベルでも、話し合うのが難しいケースがあります。

 

こういう場合、どうすれば良いか。

 

 

 

私がサラリーマン時代、あるトラブルに巻き込まれました。

 

取引先が、私のいた会社の技術対応が酷いと

クレームを入れてきました。

 

早速、技術担当、技術部長、営業担当の私とで、

クレーム対応のため先方に伺いました。

 

会議室に案内され、

10人ぐらいが既に待ち構えていました。

 

私は、今回のために用意した資料を皆に渡し、

状況や、今後の対応を説明しようとしました。

 

しかし、その矢先。

 

皆からのブーイングを受けました。

 

「今更、何しに来た!」

「もうお前ら、信用してない!」

「契約解除だ!」

 

罵声が飛び、とても話が出来ません。

私が用意した資料は、丸めて投げ捨てられました。

 

その時、横にいた技術部長が私にこう言いました。
「もう無理だ。諦めて帰ろう」

 

私は、皆にこう言いました。

「今回は、話をする事が無理なようなので、日を改めます」

 

そしたら、また怒号。

「二度と来るな!」

 

 

もはや、私の手に負えません。

 

私では、どうする事も出来ないので、

近くの神田明神に、お互いが一番良い方向に行くように祈願しました。

 

数日後、間を取り持つ会社が、

再び、話し合いの場を設定してくれました。

 

私は、もう正直うんざりする気持ちでしたが、

仕事なので仕方がありません。

 

資料をさらに入念に準備し、

私の直属の上司にも援軍をお願いし、

クレーム対応に伺いました。

 

前回と同じ、先方の会議室で、

前回と同じ面子が待ち構えていました。

 

私は、覚悟を決め、

資料を配り、説明を開始しました。


皆、静かに聞いています。

時折、私の言った事をメモに取りながら。

 

私の説明が終わると、

手が挙がり、質問がきました。

 

「今回の一番の問題はどこにあると思いますか?」

「今後の対応策をもっと具体的にお願いします」

 

私達を追い詰めるための質問、

揚げ足を取るような質問ではなく、

本当に、聞きたいから聞いたような質問でした。

私達は、それぞれ答えました。

 

説明が一通り終わり、退散しました。

 

数日後、間を取り持つ会社から、

引き続きの契約の意向が伝えられました。

 

なんで?


間を取り持つ会社から、こう聞かされました。

 

最初の機会の後、取引先の会社内で議論が行われたそうです。

説明に来た人達に対して、

ろくすっぽ話も聞かずに、罵詈雑言を浴びせ、追い返し、

社会人として、それで良いのか。
対応が酷いのは我々の方ではないのか。
 

こういう意見が出て、

もう一度話し合いの機会を設け、

ちゃんと聞いて、今後の事を考えようとなったそうです。
 

 

何で、相手が変わったのか。

神田明神の参拝後から変わった気がします。

 

神田明神が取引先にこう言ったのかもしれない。

 

「話ぐらい聞いてやれ!」

「そんな対応で社会人として良いのか!」

「もう一回、機会を設けろ!」

 

神田明神がこう言ってくれたと

思えてならないのです。

 

 

 

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