<霊界物語>

大本の教祖・出口王仁三郎が、

大正から昭和初期にかけて口述筆記した物語。

全81巻、83冊からなる。

 

霊界物語は、正確に言うと
王仁三郎が書いたのではありません。

王仁三郎は、口述するだけで、

弟子に筆録させました。

 

王仁三郎は横になって、

トランス状態のような感じで口述し、

筆録者は懸命にその口述を原稿用紙に書いたのでした。

 

話す方が書くより速いので、

筆録者は大変な作業です。

 

筆録者は30数名いましたが、

その中の1人が谷口雅春。

 

その後、谷口雅春は分離独立。

新宗教である生長の家を創設しました。

 

また、谷口雅春は復古主義団体である日本を守る会を結成。

この日本を守る会を源流として、

日本会議が設立されました。

 

日本会議は、政界、財界、学界、宗教界などの各界から、

多くの人が所属し、

日本国家に強い影響を与えています。

 

 

 

王仁三郎は、霊界物語に自らの全てを注ぎました。

王仁三郎は、弟子や信者に、

「ワシが恋しくなったら、霊界物語を読め」

とよく言っていました。

 

王仁三郎は既にこの世にいません。

直接、王仁三郎から学ぶ事はできないのです。

 

でも、霊界物語を読む事によって、

直接ではありませんが、王仁三郎から学ぶ事ができます。

霊界物語こそ王仁三郎そのものと考えて良いからです。

 

しかし、霊界物語は膨大な物語です。

しかも現代文ではないので読みづらい。

はっきり言って、完読するのは大変な難事。

 

私の知人で、霊界物語にチャレンジした人は結構います。

私の知っている範囲では、

1人除いて全員挫折しています。

 

完読したというその1人は、

大本教団の関係者で、

立場上、完読しなければならなかったのかもしれない。

 

ともかく、なかなかの難儀です。

私も完読はしていません。

 

私は、特別に出口王仁三郎を

研究するような考えでないのなら、

霊界物語の解説本でも充分だと思います。

 

原文を読むのなら、

もう1人の大本の教祖で、

王仁三郎の義母である出口なおの大本神諭なら、

量が少なく完読できるでしょう。

 

 

 

王仁三郎自身と言われる霊界物語。

その要点を解説しましょう。

 

簡潔に言えば、

霊界物語は、スサノオが主人公。

 

スサノオが悪を説得し、

この地球に弥勒の世を成就させる物語。

 

その弥勒の世に導く手段が、

言向(ことむ)け和(やわ)す。

 

霊界物語のメインテーマは、言向け和す。

 

“言向け”の意味は、

言葉で説いて従わせる。

言葉で転じて平定する。

 

“和す”の意味は、

やわらかにする。やわらげる。

平穏にする。

 

それをあわせると

“言向け和す”とは、

言葉で説いて和らげる。

 

政治力、経済力、武力、暴力ではなく、

善言美詞の言霊で言向け和す精神。

この精神を説いているのが霊界物語。

 

霊界物語自体が言向け和す書なのでしょう。

それを理解したのなら、

私達もその言向け和す精神を受け継ぎましょう。

 

 

 

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