<天津祝詞>

 

 

高天原に神留坐す
たかあまはらに かむづまります

神魯岐神魯美の詔以ちて
かむろぎ かむろみの みこともちて

皇御祖神伊邪那岐大神
すめみおやかむ いざなぎのおおかみ

筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
つくしの ひむかの たちばなの おどの あわぎがはらに

御禊祓へ給ひし時に 生坐せる祓戸の大神等
みそぎはらへたまひしときに あれませる はらえどのおおかみたち

諸々の枉事罪穢を祓ひ賜へ 清め賜へと
もろもろのまがごと つみけがれを はらひたまへ きよめたまへと

申す事の由を 天津神国津神
まをすことのよしを あまつかみくにつかみ

八百万の神等共に聞食せと 
やおよろづのかみたちともに きこしめせと

恐み恐みも白す
かしこみ かしこみもまをす
 

 

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天津祝詞の真ん中辺りの文面に

「御禊祓へ給ひし時に 生坐せる祓戸の大神等」

とあります。

 

今回は、その文面の祓戸の大神等を解説します。

 

祓戸の大神等は、以下の四柱の大神からなります。

 

瀬織津比売(せおりつひめ)

もろもろの禍事、罪、穢れを川から海へ流す。

 

速開都比売(はやあきつひめ)

海の底で待ち構えていて、もろもろの禍事、罪、穢れを飲みこむ。

 

気吹戸主(いぶきどぬし)

速開都比売がもろもろの禍事、罪、穢れを飲み込んだのを確認して、

根の国、底の国に息吹を放つ。

 

速佐須良比売(はやさすらひめ)

根の国、底の国に持ち込まれた

もろもろの禍事、罪、穢れをさすらって失う。

 

 

神道の精神には、

このように禍事、罪、穢れを祓って

清めるという考えがあります。

 

だから間違ったり、失敗しても、

その都度、祓い清め

再びチャレンジすれば良いのです。

 

例えば、人の為に色々しても、

相手に喜ばれなかったり、

かえって、相手に迷惑を掛ける事もあるかもしれません。

 

もし、そのように上手くいかなかったとしても、

祓い清めれば良いのです。

 

間違ってはいけない。

失敗してはいけない。

ではないのです。

 

自分の中で正しいと思った事をして、

それが間違った事がわかった時に、

祓い清め、修正しながら進んで行けば良いのです。

 

決して、間違わない、失敗しないのなら、

何もしないという事になってしまいます。

 

しかし、この何もしない事が言わば一番の大罪で、

天津罪となります。

 

善の道を行く。

正義の道を行く。

人を幸せにする。

人を救済する。

 

具体的にどうすれば良いのか。

考えれば考えるほど迷うでしょう。

 

しかし、自分なりの考えで良いのです。

自分が思った道を進めば良いのです。

 

間違ったり、失敗しても、

神道では、祓い清めれば良いからです。

 

間違いや失敗は、神が祓って清めてくれるのですから、

私達は、心置きなくチャレンジしましょう。

 

 

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