6月26日(水)、長野の郷土食である【にらせんべい】を皆さんと
一緒に作りました。
昔この地域は【粉もの】をよく食べられていて、特に北信地域では【にらせんべい】
がよく食べられていました。
被災後から手作りおやつの行事はしていませんでしたが、今日から再開です!
ホットプレートも新たに買ってもらいました
まずはにらをよく洗って…(すごい量です!)
それを細かく刻んで…
包丁は一つしかなかったのでキッチンバサミで代用です!
生地を作って、寝かして、焼きます!
皆さんとても上手に生地をひっくり返していました!
簡単なおやつなのですが、半日くらいかかりました
にらを刻んだらデイサービスだけでなくその他のフロアにまで
にらの香りが
午後は香ばしい生地を焼く香りにつつまれました!
(結局1日中にらの香りがフロアに残ってしまいました)
今回は甘い味噌だれをつけて食べました!職員もおすそ分けして
頂きましたが、とてもおいしかったです
「昔はよく作ったね」「おらうちは味噌を入れて焼くよ」
「食べるものがなかったものな」「うちの母ちゃん、よく焼いてくれたよ」
「孫がきたらつくってやりたいよ」等話に花が咲きました!
やっぱり一つの食が共通の話題になりコミュニケーションが促進されますよね。
今までは【食べる】だけでしたが、【作って】という過程が入ることで
皆さんの培ってきた能力を発揮して頂くことが出来ますし、【作ってみたい】
という意欲もわきます。
【作って】という過程が難しい方もいらっしゃいますが、一緒の空間で
過ごすことで五感で感じる事ができます。
【作って】【食べる】行事は
このような効果があるんだなあと実感しましたし、生活の中で必要なこと
なんだなあと思いました!
今回はこの地域に馴染みのある【おやつ作り】をしました。
来月はまた別のものを皆さんと一緒に作って楽しみたいと思います!
デイサービス|豊野事業所 - 社会福祉法人賛育会 (san-ikukai.or.jp)