6月13日(木)松本市浅間温泉文化センターに久しぶりに行ってきました!
なぜかというと、2月に能登半島被災地支援に行ったのですが、その活動を
振り返る研修があったためです。
午前中は長野県ふくしチーム員登録・養成研修でした。
今回の被災地支援で活動したメンバーが主でしたが、
今後活動したいという方も参加され、活動を振り返りました!
活動以来久しぶりに会った人も何人もいました。
その時の様子が思い出されました!あれからもう4か月が経ったのですね…。
このトレーラーハウスでレトルトの食事を食べたり、寝袋で寝たりしました!
人が多い時は車中泊もしましたね。
2月中旬でしたが、20℃近くになる日もあり、比較的過ごしやすい
時に活動に参加したみたいです。大雪の日もあったと他のクールで
参加した人は言っていました。
午後はズーム参加も含め150名ほどの方が参加されました。
関心の高さがうかがえます!
長野県災害派遣福祉チームが活動した能登町のクリニック医師や役場職員、
能登町福祉避難所の昼間の支援をしたデイサービスの所長さんがオンラインで
参加して下さいました。
活動時本当にお世話になりました!
この方々も被災者であり、支援者でもあり、本当に大変だったと思いますし、
それは今も続いているんだと思います。
能登町小木クリニック院長の言葉が胸に突き刺さりました。
そしてぜひ発信してほしいと言っておりました。
高齢化率50%で、愛着のある地元で住み続けたくても
それがかなわない人もいます。半島ゆえに支援が入りにくく、
それは今も続いていて、がれきの片づけが一向に進まないそうです。
医療や福祉に従事する人も退職し、この地から離れていきます。
そうなると、医療・福祉サービスの維持が難しくなるという事です。
現実を受け入れざるを得ないこともあるのは十分承知していますが、
どうか人道的に能登半島の現状を忘れないでほしいと
先生はおっしゃっていました。
痛感したことはその地域ごとで抱えている課題は異なり、それが
災害によって浮きぼりになるという事です。でも地域の人は
それをわかっているんですね。でもその課題が重すぎて道筋が経たない
状況にあるということです。
今はどこで、いつ、どんな災害が発生しても不思議ではない状況です。
今年度より介護保険改正で、感染症BCP(事業継続計画)、災害時のBCPの作成が義務化されました。
それは事業所ごと個々に作成しています。
でも、地域で想定される災害は異なりますし、その地域の一定の範囲で
災害は発生します。ですので、ある程度のエリアごとで大枠のBCPを作成することは
必要なのではないかとの意見もあり、確かにそうだなとも思いました。
豊野の場合は水害はもちろんの事、地震は想定されますよね。
今は水害を主として想定していますが、大地震が仮に来た場合にどうするか
もう一度考えてみたいと思いました。
一人ひとりが出来ることは小さいかもしれません。
まずは関心を持つことから始めたいと思いました。
どんな状況でも必ず朝は来ます…!
だから今は出来ることを悩みながら【行動する】こと…。
不確実な現実社会を生きる難しさを改めて感じた1日となりました。
デイサービス|豊野事業所 - 社会福祉法人賛育会 (san-ikukai.or.jp)