【校内業務連絡】
8日(土)から面談ウィークにつき、明日以降ブログが省エネモードに突入いたしますことご了承くださいませ・・
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この仕事をしておりますと、運とかそんなのではなくて、言葉にすればシンプルに「本番に強い、および弱い」というのは存在するというのを実感します。
そこで今日は「本番に強い・弱い」という切り口でチェック項目を書き連ねるので、学年問わず「気をつけよ・・」と思っておいていただけたら良いのかなと。
①量をこなしてない割には模試で数学の結果が良い
これで本番ズッコケる人は学力は高いが経年値が不足しているということが要因であると思います。
また過去問演習の量が少なかったりしてもこの現象が起こりやすいと思います。
受験勉強というのはどれだけ知識を身につけてきたかということと同じくらい、どれだけ失敗を経験してきたかということも大事です。
人間は痛い目にあって分かるというところが多分にあるので、模試や過去問など、初見の問題をたくさん当たったりして入試本番までに「これ受からんかも・・」と背筋がゾッとするような経験をたくさんしておくことで警戒心というか、なんというか非常に抽象的で伝わりにくいかもしれませんが、「脳が自動的に上手く対処してくれる」みたいな能力が高まって、まさかの本番で、模試や過去問ではあり得なかったような大失敗をぶちかます確率は減らせると思います。
私の立場と経験的には「模試の結果」以上に「勉強量」の方が断然信じられます。
②集中力=本番力
もうこれはそのままです。究永舎生は耳タコかと思いますが、ペンを持ったまま寝落ちするタイプ、授業中にウトウトが人より明らかに多いタイプは本番怖いです。
③自習室の閉館タイム
これは女の子なんかで人によっては体力的な問題もあるので難しいところではあるのですが、まず言えるのは人よりも我先にと自習室を後にするタイプは基本的には大学受験は浪人しても厳しいです。
自分をどうしても甘やかしてしまうので、浪人してももうプラス1年分自分を甘やかすだけなので現役で受かるところに入っておくことをオススメしたいです。
自分に負荷が掛けられない人は何やっても伸びません。
この逆、つまり「この子奇跡起こしそう・・」とか「これでこの子が落ちたらオレ塾の先生辞めなアカン・・」と思わせてくれる子、要は「(実力的には余裕はないのに)なんかよう分からんけど受かりそう・・」という子って、私が自習室に「そろそろ帰ろか〜・・」と声掛けに行っても、いの一番に自習室に飛び込んできてたクセに「まだもうちょいやせてくれーーー!!!」っていう雰囲気で目一杯やってる感じです。
こういう子は本番強いです。
#コマンド:誰よりもやる
④無駄ポジティブ
厳しい言い方になるのですが、こちらから見て、「いやいや・・・アナタ、、、自分が思ってるより戦況は厳しいよ〜・・・」にも関わらず自己評価が高いというか、簡単に言えば客観性に欠けるタイプは本番力が出ません。
⑤現状の脳の性質
これは高校受験なんかで特にちょいちょいある現象で、脳がまだ幼なからか何なのか、年明け以降の圧がかかってくる局面にさしかかると「これまでそんなことしたことなかったじゃーーーん!!??」な間違いが増えて、それに比例して試験に向けて不安が雪だるま式に増大し、入試前日にはその緊張から菊人形・・
みたいになってしまって、本番において、過去問でもなかなかなかった低得点を叩き出してしまう感じです。
#毎日が昨日の様だったのに
#何を焦っていたの..
ただ、これも経験上、同じ生徒さんでも大学受験では「菊人形」にはならずに、つまりは「脳が成長しているな〜・・」と思わされる仕上がりになるパターンがほぼ100%なので、そういった面からも私は脳の成長段階の問題なのかな〜・・と思ってます。
以上、いろいろ書いたのでありますが、とどのつまり入試本番とは受験生にとっては一番プレッシャーがかかるところですので、そこに至るまでにどれだけの負荷を自分にかける日常を生きてきたかはやはり大事なのではないでしょうか。
#ノルマ以下か以上か
#日常は今日も計られる
#自室でも自習室でも
#それは同じみたいだ
とにかく受験生は現実的な志望校も定まってきたこの時期からは特に「言うても本番でできんかったら終わりやしな・・」を日頃からの合言葉にして栄冠を勝ち取っていただきたいと思います。
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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