おはようございます。

 

この仕事をする上で不利と思える「近大卒」という自身の学歴ををブログで書くのは、人を値踏みしてくるタイプの人間をハナから近寄らせないためであるという一風変わった学歴の使い方を実践している重本孝です。

 

#人間って絶対に合う合わないってあると思うんですよ・・

 



#リブログありがとうございます!!!!







今日は途中でポイズンMAX構文もございますので心臓の弱い方は私のことを嫌いにならないでいただくためにも今ここで画面を閉じていただけたらなと。。。


 

 

一昨日中2に話した受験においてこれはヤメた方がいいってこと。

 

 

先日、2024年度の子どもの自殺者が過去最多であるとの報道を見ました。

 

理由は「原因不明」なども多いらしいのですが、それなりの割合を「進路での悩み」というのが占めておりました。

 

 

 

今、みなさんはこの「進路での悩み」が10代の子たちの自殺の原因になると聞いてどのようなことが頭に思い浮かばれましたでしょうか。

 

私の場合はまず直感的に「どういうこと????」でした。

 

変な話、例えばこれが私と同じく40代とかの話ならまだ理屈として受け入れられたでしょう。

 

しかし10代の子が「進路の悩み」で自殺するというのはある種奇妙なとでも言える違和感を覚えます。

 

私が目にした記事によりますと「進路の悩み」についてはそれ以上具体的な言及はなかったのですが、10代って、例えば高3の18歳の子でも今から10年経ってもまだ28歳、20年経ってもまだ38歳なんですね。

 

このブログは氷河期世代の方が40代、50代の方が読者様の大半を占めているので、おそらく多くの方が同じ感覚はあるかと思うのですが、たとえばその28歳ってめーーーーーーーーっちゃ若いんです。

 

もし今仮にその40代、50代の人が28歳に戻るとしたら「今28に戻ったらもっとこうする!ああする!そんなんは絶対にしない!」とか結構出てくると思います。

 

そう、つまりまだ28歳ぐらいとかでも全然いろいろできることはあるよ!ってことなんだと思うんです。

 

 

ところが今話題にしているのはさらに若い10代の子の話です。10代の子が進路で悩んで自殺してしまうというのは、確かに人にはいろいろな事情があるとは言え、少なくとも私の感じるところでは「確かに思い通りいかないこともたくさんあるんだけど、これからいろんなことを思い通りできる可能性も全然ある・・・。いやはやホントに10代ってハンパなく時間ある・・・。」という感じです。

 

 

現在、私の教室はブログをお読みになられた保護者様が「任せてみよう。」ということでお越しいただいているので、考えが全然合わないという保護者様は皆無と言ってよいかと思うのですが、もっと昔、まだチラシや口コミなどでお越しいただいていた頃は、やっぱり一部その価値観が相容れない者同士(私と保護者様)がカチ合ってしまうという悲劇はちょいちょいありました。

 

・・で、今振り返ってみるとその相容れない最大の要因って何かって言うと、思い出せる限りどのケースにも通底するのは保護者様ご自身に「こういう進路が子どもにとっての良い進路!」っていう謎の(理解はできますが)ドグマがあり、それに取り憑かれまくっていて、生徒さんに逃げ場がない、つまり言ったら、幸せになる選択肢が生徒さんにとっては非常に狭められている状況で、塾講師としては「まずはその状態から解放されないとお子さんは絶対力発揮できませんけど・・」と感じておりました。

 

 

おそらく今これを塾講師の方で読まれているのなら首前後に振り過ぎて頚椎損傷待った無しだと思うのですが、塾講師をやっておりますと、そのキャリアの中で、ちょくちょく保護者様ご自身はお子さんの進路を開拓する、可能性を広げる・・・と思っておられるのだけれども、第3者から見たら明らかにお子さんの進路をいくつも塞いで、可能性を狭めて生き苦しくしているようにしか見えないお家ってあるんですね。


#そうじゃないお家の方が多いので余計に



こんなこと言っちゃ何なのですが、「え?そのご年齢まで生きてきて高学歴で有名企業に勤める人しか幸せな人見たことないんですか?」とか「え?理系と文系それぞれの方面で高所得になる道筋って複数あると思うんですけどご存知ない?・・・ていうか文系選んだら幸せにはなれないと???」みたいな気持ちが喉元までせり上がってきたことも何度もあります。

 

もう言ったら幼稚園児が「将来何になりたいの?」と聞かれた時の返答と同じくらい、”幸せのカテゴリー”において見えてる範囲がシャカリキ激狭コロンブスみたいな。

 

さすがに言ったことないですけど「生き方ってもっと自由なもんだよ。君もいつしかその事に気づくのだろう。じゃあ、その日まで。さよなら幸せのカテゴリー・・・」って何回思ったことか・・。

 

大手塾時代とかはまだ20代で、その当時からそう感じてましたから、44歳の現在、個人事業主というある種一般ルートから脱線したと思えなくもない世界で17年やってきて、その間いろんな人の栄枯盛衰を垣間見てきた今となっては同じことをもっとより一層強く思います。

 

 

所詮、子を持つ親の気持ちは独身のオマエには分からないと言われればそうなのですが、とりあえず個人的には述べてきたような感じで思っていて、大人って子どもが視野狭(きょうさく)窄に陥ってるところを・・「うわ〜!!!視野狭っwwwwwwwまだ社会で働いたことないヤツ乙wwww」くらいの余裕感で、視野が狭く、気持ちが塞いでる子どもの視界をグワーーッと無理矢理にでも広げるくらいのことができるのが理想なのに、むしろ大人が視野狭窄になってることに無自覚で、そのせいで子どもに視野狭窄を強いるような展開というのはマジでできれば避けたいところです。

 

#とにかく受験を通じて視野狭窄に陥るのはシンプルに生きにくくなるのでヤメておこう

 

 

そんな前提が自分にはあって、とりあえず一昨日の中2には「君らはまだ大人って言ったらお家の人、学校の先生、習い事の先生くらいしかよく分からないかもしれないけど、これはご存知の通り世の中にはマジっっっっっでいろんな大人がいろんな生き方してるから、これからは学校も大事なんやけど、ちょっとそうした『世の中にいるいろんな大人とその生き方』にも関心持ってた方がいいかもしれない。。。ホントに仕事かお金の稼ぎ方みたいなのも先生が知らないのもい〜っぱい含めてめちゃいろいろあるから。」みたいな話をさせてもらいました。

 

 

 

 

せめて10代で進路に悩むのなら「アレもやりたい!コレもやってみたい!!!うわ〜・・やってみたいこと多過ぎる〜!!!!」くらいな感じで悩んで欲しいです。


#僕らはみんな国ガチャ大当たりです

 

 

下手したら10代なんて今後の人生でその全部に手をつけられる可能性(時間)すらあるかもしれないのだから。

 

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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