おはようございます。
落ち着いてよい気分で寝るために寝る前に香水をふっている重本孝ことただのマリリンモンローです。
#最近睡眠の質のさらなる向上を模索中
#リブログありがとうございます!!!!!
めちゃ古いんだけど改めて目を通したらやっぱこの参考書イケてる。
ずっと勉強をしていると人それぞれのタイミングや、科目によっては「この科目のここの部分はこの参考書で開眼した!」みたいなことってあると思います。
私も何冊かあるのですが、1つだけ選べと言われたら迷わず
・・を選びます。
これ、今見たら絶版??になってるのかAmazonでは「現在この本んはお取り扱いできません。」になっておりました・・(去年くらいまで普通に売ってたのに・・)
・・で、実は最近、20年以上前に買った手元のこの本をパラパラとなんとなく流し読みしたのですが、やっぱり説明の仕方が厳密でありながらも非常にシャープであり、改めて20年前に買って読んだ時の記憶が蘇り感動を覚えました。
もちろん私は昨今流行りの関先生、肘井先生、登木先生の本などもおそらく大学受験英語に関するものは単語帳なども含めて全て買って一度は目を通していると思いますし、実際良いものが多くて生徒さんにプレゼントすることもあります。
しかしそれでもなお、この富田先生の本を改めて読んでみて、ある種、昨今の商業主義の匂い(当たり前なのですが)が結構キツめのカラクリだらけのテンダネスに食傷気味であった私にとっては受験生に忖度しない熱血硬派クニオくんな解説は、むしろそちらの方が、ちょうど良い湯加減に冷えた体を芯から温められるかのような心地良さがありました。
とかく最近の流行りのものと比べると文字量がダントツで多いのですが(完全なる読み物です!)、それに耐え得る人で、現在大学受験の英文をぶっちゃけなんとなくで読んでいるという人にとっては大学受験英語の長文読解の何たるかのホントの基礎がこれでつかめるんじゃないかと思います。
実際私はそれまで無手勝流でガムシャラに英文を読んで和訳を見て内容を確認してみたいなことを延々として「なんか違う・・」みたいな感じで伸び悩んでおったのですが、この参考書を暇なときに読み進めると「知識が増える」というよりは「どういったことを意識して読めばよいのか」が分かるという感じで、正直英語の勉強という意味では一番の分岐点になったかなと思います。
校内生は、私がこの参考書から学んだことを、この参考書のカリキュラムに沿って高1の終わり頃から高2の夏までにかけて伝えていきますし、その後も繰り返し同様の内容を徹底して伝えていくので買う必要はありません。
レベル感としては、高校英文法をひとしきり学んで大学受験レベルの英文読解にチャレンジしているものの、いまいちその勉強法に自信が持てていなかったり、「文型ってなんか学んで意味あんの?」みたいになってるくらいの人にはハマるかもしれません。
当時の私がちょうどそんな感じでした。恥
やり方としてはこの参考書の「はしがき」にも書かれてあるようにまずは10章までを一気読みするのがよいです。
あと16章はそれ以外と比べると非常にサラッとしていますが、実は上位の大学を受ける人ほど絶対知っておかなければならないところで、私の教室ではここに絡んだ内容とプラスアルファを高2後半から高3にかけて授業中にこってり教え込みます。
その甲斐がどこまであってなのかは不明ですが、毎年ウチの子たちは赤本よりはるかに上手な記述の答案を仕上げてくれてる、、、、、ような気がします。微笑
もしオークションサイトで「有り!」な金額で売られているタイミングがあれば、やる気のある生徒さんであれば買って一読されるのもいいかもしれません。
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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