おはようございます。
歯磨き粉を買おうと思いつつも3日連続で忘れていたため昨日の朝は全握力を導入して現在の歯磨き粉から残りを捻り出した重本孝です。
#「もうない!」思てから意外と出る
#リブログありがとうございます!!!!!
余裕はどうやって持ったらいいのか?・・というかそもそも持てるのか?
本日の記事は昨日の続き
・・となりますので、もしまだお読みでない方は、よろしければ昨日の記事をムーンウォークしながら読んでいただけたらと思います。
ほな、本題いくで〜。
#露骨な関西弁
まず結論から申せば、同じ状況にありながら余裕のない状態から余裕のある状態になるためには価値観が変わらないといけないので基本的にはミスドのゴールデンチョコの黄色のツブツブを1つも落とさずに食べるくらい難しいと私は思ってます。
そんな身も蓋もないことを冒頭に述べつつ、ここで昔の教え子の子(男子)のエピソードを紹介させてください。
この子は中学受験の第一志望を不合格になった際に、それまで厳しく接してきった(プレッシャーをかけてきた?)お母さんに「死んでくれ」と言ってしまったそうで、それくらい当時は気持ちがおかしくなっていたそうです。
その後、高校受験で大阪の最難関私立の男子校入学後、現役で京大に進学しました。
そんな彼には妹さんがおり、お母様曰く「妹は線も細いし、他の習い事もあるしふつうに過ごして入れるところに入ってくれたら・・。」という感じで、お兄ちゃんのときほど勉強への圧はなく、結局偏差値40〜50の間に位置する女子校を中学受験し、その6年後に現役で・・・・・・京大に進学されたとのことでした。
以上のような背景を本人を通じて私は知っておったのですが、その後、大人になったその子が「なんか僕こないだ母さんからいきなり『アンタのとき(勉強を)やらせ過ぎたわ笑』とか言われて、マジで当時の記憶が蘇ってドツいたろか思いました。苦笑」みたいなことを言っており、私はお母様の”すさまじい熱意”も知っていたので、過去に対することとは言え、そんな変わるんや・・・とびっくりしてその場でコサックダンスするしかありませんでした。
以上のように、あたかも絶対正義!のように信じて疑わなかったことがその後の人生体験を通じて「いや、、、今思うとアレ別にどうでも良かったな〜・・」っていうことってあると思います。
そしてそうした体験をすると価値観というのは少しずつ、あるいは一気にひっくり返ることは起こりえます。
しかしながら、それが狙ってそうなるっていうのは難しいんじゃないかなと。
ただ、この教え子の子から聞いた話もそうですし、昔から私がずっと思ってるのは、今から10年、20年経ってから現在を振り返ったときに「どうでもよかったかもな・・」って思えそうなことって結局そういうことなんじゃないのかと。
確かに荷物の重さはそれを持つ者にしか分からないのだけれど、その荷物を捨てられるのもまたそれを持つ者しかいません。
今述べたことの逆を言うなれば、10年後、20年後に振り返ったときにもきっと「これは自分にとってずっと大切な価値観!」と思えるようなものを大切にしてやっていけばいいんじゃないかと、そういうスタンスが意識的・無意識的に確立されている人っていうのは近視眼的、および即物的な思考から解放され、割と余裕が持てるカタチになれるのではないか・・・と、そう思うのであります。
だいぶ共感性が薄い話かもしれませんが、例えば具体的に、私で言えば「たぶん10年後、20年後も『つまんない!』には絶対性格的に耐えられないであろう・・」と。とにもかくにもそこを絶対回避したいぞと。
だから今年や来年の売り上げがどうとか、教室として北野や東大や京大に合格者が出たであるとかは教室運営&塾講師という活動を続けて行く上で非常に大切なKPIではあるものの、やはり一番ないがしろにしてはいけないのは「つまんない!」への投資や自己練磨といった具体的な対策であろうと、そういう風な価値観が昔からあって、そこがブレないのでこれまで教室がピサの斜塔やマイケルジャクソン以上に傾いた際も、心のどこかで「将来、これをネタにしてオレ喋るんやろな・・」といった風で、学生の頃に一目惚れした女の子に駅で声を掛けて走って逃げられたときほどには冷静さを失うことはなかったかなと思いますね、ええ。。。
#さよなら夏の日
そんなわけで、たとえばの話ではあるのですが、もし今こちらをお読みの大人の方や学生さんで、日常定期的にイライラしたりモンモンとする何かがある場合は「果たして今対峙しているものって10年後、20年後から振り返った際にも『絶対大事!』と思えているだろうか。。。自分(自分の子ども)にとって今に限った話でなく10年後も20年後も大事と思えるものって何だろう???」と思索にふけってみると意外と探してたのはこんなシンプルなものだったんだ・・・といったところに辿り着くこともあるかもしれません。(あとは受験で言えばやっぱり頼れる担当者を見つけるというのも余裕を少しでも保つための1つかなと)
これ!といった価値観の輪郭を少しでも明確にすることで、その他の枝葉(長い目でみたらどうでもよいこと)に余裕を削られることが減るかもしれません。
#この曲を聴いていた頃(1999)からホントに20年以上が過ぎたってマジ?
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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