おはようございます。

 

今年の夏も朝7時台や8時台から晩22時過ぎまで自習する生徒さんの光景が当たり前になってきておるのですが毎年そうした光景を眺めながら「これで落としたらどうしよ・・」と憂鬱がもたげてくる重本孝です。

 

#受験終了後に「全力は尽くした。」って清々しく言えないと話にはならん

 

 

 

 

休み明けから絵に描いたように崩れていく高1と崩れない高1は何が違うのか?

 

 

 

今回は表題のテーマで私の教室現場で得た知見の範囲における「オレはこう思う」をお届けしたいと思います。

 

まず高1の頭から平日土日夏休みなど関係なく継続的に勉強できる高校生の子っていうのは以下の特徴があります。

 

①高校球児にとっての「甲子園」レベル級の超明確な「志望校」がある

②数学を筆頭に新たなことを学んでいくのが好き

③小中時代から習慣になっているのでむしろ「毎日勉強する」というのをやめられない

 

今の段階では「高1から毎日同じようなペースで自習してたな〜・・」という子はほぼ上記の特徴に当てはまってたかなと思います。

 

少なくとも公立高校文理学科でトップ50以内固定の生徒さんというのはそんな感じです。

 

#私の知る範囲では

 

 

ただ、ではトップ50固定にはまだ遠い大半の生徒さんというのはみんな似たようなものかと言いますとそれは違って、その違いについて今から言及いたします。

 

 

 

 

さて、ではその違いとは何かと言いますと、それはずばり・・・

 

 

 

 

これ以上“失点”は許されないという

体育会系・文化系など関係ない

勝負師としての嗅覚

 

 

 

 

 

・・ということになります。

 

 

#危機察知能力とも言う

 

 

現在高校野球をやっているので私はどうしてもそっちに引きずられちゃんですけれども、甲子園の中継を見ていても実況のアナウンサーさんと解説の方の・・・

 

「(解説の)〇〇さん、次の1点は大きいですよね。」

 

「そうですね〜。⬜︎⬜︎くん(ピッチャー)としてはこのピンチは絶対0点で切り抜けたいところですよね〜。」

 

・・みたいなやりとりがあるんですが、まさにこれと似たレベルのことっていうのが何事にもあって、よろしくはない状態が続いてきたけど、さすがにもうこれ以上崩れると・・・みたいなところっていうのはあるんじゃないかなと。

 

 

高校1年生っていうのは多くの子が去年の今頃は中3の夏期講習なんかに参加していて結構塾に通わないといけない日ってあったと思うんですが、今年はそこまで塾もありませんよと。

 

そこでやはり連日部屋でミラーボール回して学ラン姿でワンナイトカーニバル踊ってる子も多いと思うのですが、その中で「さすがに今の生活マズイな・・オレたちまるで捨て猫みたい。。。」とポイント・オブ・ノーリターンの匂いを嗅ぎ取って修正していける子と茹でられたカエルになってしまう子っていうのは勉強の能力の有無よりも、やはり「嗅覚」の有無ということになろうかと抽象的ではありますが、私はそう思っています。

 

 

違う言い方をすればもう小学生のチビッ子ではさすがにないんだから自分の人生の展開、今後何度かやってくる「ここは勝負!」の局面っていうのは自分で気づこうよ・・・っていう感じですね。

 

 

とりあえず大方の子は家にいてもどうしても自分に甘くなっちゃうと思うので、隙があれば自習室に入って自分にちょっと負荷をかけるというのも大事だし、また、お兄ちゃんお姉ちゃんがいない子は受験生の先輩を見ておくというのも2年後の自分がイメージできていいんじゃないかなと思います。

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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