おはようございます。
甲子園を目指したい重本孝です。
#あの頃の練習は二度とやりたくない
大学受験戦線で生き残る中3生の性格的な特徴。
公立中学時代の定期テストで5科目で350点行くか行かないかのところから偏差値50前後の公立高校に通い、その後現役で関関同立に受かって19歳を迎える人もいれば、中学時代に定期テスト475点前後以上キープして地元のトップ校に受かった後に浪人して関関同立に入り20歳を迎える人がいることなどを考えると、どう考えても小中時代の「かしこい」を大学受験においてアテにし過ぎるのは少し怖そうです。
そこで本日はこれまで現場で【公立高校受験→大学受験】の流れを毎年複数人見てきた経験から、大学受験戦線で生き残り易い中3生の性格的な特徴を3つに絞って挙げてみます。
①塾の先生など他人の大人に対して意志表示ができる
「まあ、そこそこにやってそこそこのところに行ければ・・」みたいなスタンスで、その想定する「そこそこ」が手に入るほど大学受験は甘くありません。
大量暗記が課せられる大学受験においては最初から狙って少しでも早くスタートを切る【先行逃げ切り】が中学受験・高校受験と比べると圧倒的に有利なレース展開へとつながります。
また、学部、受験科目、参考書・・・などなどと相当多岐に渡る選択肢の中からいろいろとセレクトを行わなければならない受験であるため、「意志が明確」な生徒さんというのは塾の先生など、周囲のサポーターからしてもアドバイス(情報提供・参考書提供)を圧倒的にし易いので、結果的にあらゆる面で有利な状況を生むことができます。
高1の段階で志望校を宣言していれば受かるというものではありませんが、大学受験、特に難関国公立大受験でサクセスしている人は経験上ほとんどの人が高1の時点で大学受験までのいわゆる“青写真”は描けていたように思います。
単純に目標が明確であれば頑張り易いってことだと思います。
ちなみに言うまでもなく親にステルス的に意識させられている“志望校”は志望校ではありません。
②チャラくない
個人的な「チャラ」と「非チャラ」の違いは価値観の有無にあると思っています。他人が緩んでたら自分も緩むし、他人が焦ってたら自分も焦るといった、要は「“自分”がない状態」、これが個人的なチャラがチャラたる所以です。
ある時はすごい大きな目標を言い出したと思ったら、またある時はもうどうでもいい・・みたいな、全盛期の本田圭佑のフリーキックを思わせるブレにブレ倒す感じの、どないやねん?な人は最終的な大学受験戦線にその姿はないです。
#ハッキリ言うなや
そうではなくて、自分の頭と価値観でしっかり自分のことを考えてるな、、、っていう人がサクセスします。
#伸びる新入社員と似てる
③愚痴っぽくないorメンヘラではない
いろいろ悩みましたが3つ目はコレにしました。笑
#今回は性格的な特徴ということなので
どう考えても大学受験って長期戦なんです。
で、いくら進学校に通ってるって言ってもホントに勉強だけをしてたらいいわけでもなくて、日常いろいろある中でその受験勉強をコツコツしていかないといけません。
ですから性格的に愚痴や文句が多い人というのはストレスを貯める時間が人より多く、どうしても長期安定努力がやりにくいです。
決して人格者になろう!みたいな話ではないのですが、これまで私が出会ってきた、特に超進学校のトップ・オブ・トップタイプの人で愚痴っぽい人って見たことなくて、これは社会人で仕事ができるタイプの人も見てて同じだと感じるのですが、そちらの人たちって基本的に人にそこまで強い期待(および依存)をしてないというところがあるんじゃないか?って思います。
それ故、人を始めとした周囲の環境にマイナスの感情が発動することが極めて少ないのではないかなと・・
#ナチュラルに余裕のある表情してる人
とかくそんな感じの人って結果的に長期に渡ってメンタル的にも安定した取り組みがし易く、人が知らぬ間に良い意味で“遠いところ”まで気づけば行っちゃってる・・・みたいな感じがあります。
なんかこれ以外にも大事なことを言い忘れている気がしないでもないのですが、とりあえず本日は以上でございます。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓