おはようございます。

 

なんやかんやで結局スタバで頼むのはアフォガードエスプレッソフラペチーノになる重本孝です。

 

#甘さと苦さの融合

 

 

 

 

“白線”より内側にお下がり下さい。

 

 

近年ネットのおかげでいろんな塾の先生のお考えに触れる機会が増えました。

 

中でも多いのは「塾講師は成績上げてナンボ。受からせてナンボ。」というもの。

 

 

私も若い頃はそのスタンスだったのですが、究永舎を始めてからというもの、大手時代と違って入塾から受験終了までを何人もの生徒さんの受験展開をフルで自分の目で見届けられるようになり、実は

 

「成績を上げる」

 

「合格させる」

 

・・・のそれ以前の下準備が一番大事、、と言うか難しいのだと考えるようになりました。

 

 

これはビジネスにおいても言えるかと思うのですが、やはり1つのジャンルでサクセスする人にはサクセスする人の、サクセスしない人にはサクセスしない人のマインドというか、ある種の傾向みたいなものがあると見てて思います。

 

ですからサクセスしないがちな傾向をふんだんにまとってサクセスを目指すというのは、言わば好きな女の子にバカ殿の格好で「付き合ってください!」というくらい勝算が低いです。

 

 

・・で、このブログは当然、現受験生やこれから受験生になる生徒さんの保護者様もよくご覧頂いてるかと思うのですが、これまでの経験を通じて1つ訴えたいこととしては、

 

 

生徒さん本人よりも保護者様の方が悩んだり危機感を持ってる場合(少なくとも塾講師からはそう見える場合)で上手くいってるケースっていうのを見たことがない

 

 

・・・ってことです。

 

 

誤解頂きたくないのは(誤解なさらないと思いますが)、例えば不合格になった生徒さんのお家の方がみなさんそうであったという話ではないです。

 

その点についてはドラミちゃんのリボンはあれは実は「耳」なんだよというのと同じレベルでご留意頂きたいところです。

 

 

 

これも難しいのは高校受験だと親や塾の先生が引っ張る形でもポテンシャルが高い子はサクセスできてしまうのですが、大学受験になると普通はそうはいきません。

 

 

大学受験においては、志望校のレベルはいろいろあれど、最終的に大学受験で「やった〜!先生、あざーす!」となって卒業していかれるようなお家、すなわち「高校受験のときは○○大学に受かるなんて思ってもなかった〜。笑」みたいなお家で、保護者様の方がお子さんの受験にお子さん以上に悩んで気を揉んで・・っていうお家はまず無かったです。

 

中には保護者様が結構心配性な方もおられたのですが、そういう場合でサクセスするパターンって、生徒さんが「オレはちゃんと自分で考えてんねんから黙っといてくれや!」みたいな、要は「目がギラついてるタイプ」であり、やはり保護者様よりも生徒さんの方がもっと思い詰めてる感じなんですね。

 

 

暑苦しい話になっちゃうのですが、私はその職業柄、常々、なんやかんやで「生徒さんに合格して頂くこと」しか頭にないですし、塾講師として結果を外したときは、潔くその評価は受けるつもりであるというのは他所よりも断然強いとこれは言えるんじゃないかと思ってます。

 

#これは昔からの読者様は分かって下さってますよね?

 

 

 

なので、保護者様のテンションというのも「生徒さんに合格して頂くこと」という観点から申せば私にとってはめちゃくちゃ大事なのであります。

 

#こちらガチで生活かかってるッスゲロー

 

 

 

そんなわけで「う〜む・・・、さてさてどうするか・・・震」と塾講師として“問題の解き方”に頭を悩ますのは、保護者様の方がお子さんよりも受験に関してあれやこれやと思い悩んでおられ、かつ、お子さんは完全に受験へのテンションがお家の方の後塵を拝してしまってる状況です。

 

 

ひょっとしたら今こちらをお読みになられながら「ドキっっっっっっっっっっっっ!!!!!!!真顔」となられている方や、ジョホールバルでゴールを外した岡野選手に対する岡田監督バリに「重本、●すぞーーー!」という方もおられるかもしれません。

 

 

しかし生徒さんが意志やその能力を発揮しやすい環境を整えることが少しでも勝つ確率を高めることになる以上、やはり経験上、生徒さんより保護者様の方が悩んでいる・・みたいな状況は、むしろライバルに先んじさせることにつながると私は考えます。

 

もちろんいろんなご意見があることは理解できるのですが、私は何よりも自分が生き残るために自分が見てきた経験を一番の軸に据えておりますので、そういった点では、以前も別の言い方で表現したことがあったかもしれませんが、保護者様におかれましてはやはり生徒さんご自身の受験へのテンション、つまりそれをこの文脈上での“白線”と捉えた場合、不遜を承知で申せば、どうか・・・

 

 

「“白線”より内側にお下がり下さい。」

 

 

・・ということをお伝えしたい次第でございます。好きです。

 

 

 

どうか十数年前を思い出して頂き、今再びお子さんが“立ち上がって、歩き出す”のをお待ち下さい。

 

 

#人生のエンジンをかけるタイミングは他者が決められないです

 

 

 

 

ではまた。

 


 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある

高校受験・大学受験で連勝を目指す教室