おはようございます。

 

退職代行会社の忙しい1日が始まったとニラんでいる重本孝です。

 

#塾講師の方で喰らった方おられます?

 

 

 

#リブログありがとうございます!!!!!

#昨日の記事は「マーク」についてのお話となります

 

 

 

#公立高校入試の開示のご連絡もありがとうございます!!

 

 

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サンクコストっていう響きの方が好きなのでカタカナ語を採用しましたが、サンクコストって何やねん?という方もそのまま読んで頂ければお分かり頂ける内容となっております。


あと今日は現場でのガチ目な込み入ったやりとりも出てきて話が少しややこしいところもありますが、雰囲気だけでも伝われば、、、と思っております。


 

 

 

人によっては自習のサンクコストがかなりの痛手に。。。

 

 

全統模試の自己採点を報告してくれた3年生と、昨日まで授業がお休みだったこともあり1人1人と結構時間を割いて話をしました。

 

まず昨日の生徒さんたちの話から全体的に言えるのは、、、

 

①数学がめちゃカンタンだった。

②現代文もまあまあカンタンだった。

③政治経済を選んでいる子たち曰く「政経はほぼ中3の知識と読解力でイケた。」・・・つまり政治経済もカンタンだった。

④古文がムズかった。

 

・・みたいな感じで、このあたりはおおむね昨日私と話した、日頃から自習を頑張っているメンバーたちの意見としては一致していました。

 

私も日頃の生徒さんの自習の雰囲気からだいたい「今回の模試はこれくらいやろな〜・・・」と思い描いていたカタチと同等か、「あれ??・・思ってたよりイイじゃん!?」みたいなカタチの得点が多かったなどから、全体的には簡単なほうやったんやろうな〜・・と思っています。

 

 

さて、そんな今年の第1回全統模試ですが、以前から書いておりますように、この第1回全統模試の役割というのは、個人的には今後の自習方針を固める上でめちゃめちゃ重要な役割を担っています。

 

と言いますのも、大学受験においてはその戦略ミスを初手で犯しますと、「自習のサンクコスト(無駄な自習時間)」が高校受験では有り得ないくらい膨大なものになって、

 

「結局ここ(英国社受験の私大)第1志望にするんやったらあの数学やってた時間って一体何やったん・・・・」

 

とか

 

「いやいやここの国立大、理科2科目・社会2科目の中から2科目選択って、理科基礎ダブルやってたん何やったん・・」

 

・・みたいな、おもちゃの時計の針を戻しても何も変わらないOh I will miss youみたいなことって下手なことをすると特に文系の子ってふつうにあって、私はとかくこれを避けたいし、生徒さんだって、夏の半分から7割くらいの時間を数学に費やしたのに、結局秋に数学無しの受験になる・・・なんてなりたくないはずです。

 

このいわゆる「自習のサンクコスト」の忌避をこの時期から意識して、どれだけ遅くとも第2回全統模試(マークは7月28日)の自己採点以降(要は8月)からは限りなくサンクコスト・ゼロにするためにも、第1回の模試の後にキチンと今後の方向性を調整しておくことが大事だと考えます。

 

 

例えば昨日私が話をしたある生徒さんの事例で言うと、

 

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①文系受験生

②これまで自習量が十分でない

③尖った科目無し

④学部にこだわり有り

⑤土地は全国こだわり無しで国公立受験志望

⑥第一志望に書いた国立は“マイナス150点ゾーン”だができればまだ諦めたくない

⑦どうしても地方も含めた国公立大学で納得のいく&合格できそうな学校がない場合は関関同立受験の可能性もゼロではない

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・・みたいな子がいて、こういった生徒さんの場合、その特徴としては、ご家庭の御方針も込みで「1人暮らしもアリなんじゃない?」ということなので、家から通える範囲の国公立が厳しそうなら関関同立や!ではなく、地方の国公立や!というところです。

 

ここでたまにある誤解が、「え?私立大より国立大とかの方がムズいよね???」なのですが、例えば世の中には関関同立よりイージーな国立大学の方が数としては実は多いです。

 

〇〇県立大などの公立大学も含めればもっといっぱいあります。

 

#都会の人によくある誤解ッス

 

 

ですから、テレビも無ェラジオも無ェ車もそれほど走って無ェ、駿台も無ェ河合も無ェ生まれてこのかた見だごとァ無ェみたいなところでもオッケー牧場であれば「合格おめでとう!」な国公立大学というのはめちゃくちゃあります。

 

#銭コァ貯めで大学でベコ飼うだ

 

 

そういった前提もありつつ、例えば上記の生徒さんに進路指導をする際、「国公立行きたいならとにかく英数をまずなんとかしよう!」というのは間違いで、その生徒さんの個人的な学部の志向も踏まえて考えますと、

 

①いずれにせよ数学を第一志望の理想的な水準にもっていくのはかなり厳しい

②志向する学部的に、目指す大学のレベルを下げると「数学は1Aだけでよい」や「社会は1つでよい」などの設定のところが全国にまあまああったりする

③最後の最後で関関同立(英国社受験)もナシではない

 

この①②③を踏まえますと、個人的な夏までの自習の方向性としての正解は

 

「数学の凹み具合を英理社でそこそこカバーできる体制を目指し、とりあえず夏までは英理社を中心に学校や自習室で頑張る。社会は私大受験にも対応できるように先に世界史を重点的に勉強する。」

 

となります。

 

こうしておけば、第2回の全統模試の段階で・・・

 

・理想パターン

「英理世が自習の成果出てきてるやん。これで理世さらに磨いて数学を6割取れるようにしたら“・・見えてくるゾ!”。とりあえず8月から数学の時間増やして、10月の第3回全統の結果次第で最後の味付け具合決めていこ!」

 

・残念パターン①

「う〜む・・ちょっとこのまま第1志望目指していくんさすがにキツいな。。。数学2B要らない&社会も1つでいける○大なんかは希望の学部もあるしどう?」

 

・残念パターン②

「う〜む・・ちょっとこのまま第1志望目指していくんさすがにキツいな。。。英国世で○大(私立)の希望学部確実に取りにいくんどう?田舎行った場合と比べてもう4年家族と一緒に過ごせるし、バイトもたくさん選べるで。」

 

などと、いずれにしても「自習のサンクコスト」の最小化を図りつつ、最低でも希望の学部へはスムーズに移行できます。

 

 

さて、もうお分かりだと思うのですが、高校受験の場合はこんなこと1っっっっっっっっミリも考えなくてよいのですが、大学受験の場合は、一部の生徒さんとは毎年この手のやりとりを1人1人の志向と能力面を考慮しつつやっていく必要あります。

 

 

例えば地元の豊中高校とかだと、学年100番台以下の人で国公立目指したい人って本来こういうやりとりが必要な人ばっかりなのですが(阪大の外国語志望者以外)、なぜだか毎年この第1回全統模試は学年の1/6も受けません。。。

 

#国公立志望者のせめて半分でも受かればそれでも良いのですが・・・

 

 

 

 

げに大学受験はムズかしい。。。

 

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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