おはようございます。
先日176(イナロク)沿いですれ違いざまに挨拶してくれた卒業生の子が誰だったのか知りたい重本孝です。
#何年も会ってなくてマスク姿ですれ違ったら絶対分からね〜
#みなさんは“分かる”と思うんですけれども
#リブログありがとうございます!!!!!
先輩は言った「みんな未来のことは分からん言うけど、分かるやろ。」
「オレ、今年で辞めるから。」
2005年3月。
私の大手塾正社員としての初出勤は西宮北口で先輩の車に拾って頂くところから始まったのですが、担当の校舎に迎うその車中における最初の会話で教室責任者、かつ直属の上司である先輩からそのようなことを告げられる新入社員の方というのは全国的にも結構多いと聞きます。
#聞かない
当時(留年して)23歳の青年は、初出勤の最初の会話で上司から「オレ、今年で辞めるから。」と告げられた際のしかるべきリアクションが分からず、動揺もあいまって、確か棒読みの「マジですか!?」しか言えなかったのではないかと思います。
そのときは先輩も全然深刻な感じでもなく、あまりにサラッと仰ったので、後輩の私も「そうなんですね〜。」くらいで教室到着以降はその日の業務をふつうにこなしていったのでした。
そしてその日の業務後、先輩と仁川でかすうどんを食べた帰りに、私が恐る恐る
「な、、、なんで辞めはるんですか??」
とたずねたところ、先輩が仰ったのが表題のセリフです。
先輩「シゲって未来のこと分かる?」
シゲ「え???み、未来ってフューチャーの、あの未来ですか?」
先輩「それ。」
シゲ「・・。」
先輩「みんなよく未来のことは分からん言うけど分かるやろ。少なくとも分かることの方が多いやろ。」
シゲ「う〜ん苦笑」
先輩「少なくとも会社とかおったらだいたい今後自分の立場が上がっていったら何歳でどんな仕事するかとか想像つくし、給料とかもそんなに大きくハズさんといつにいくらくらいもらえるとか予想すんのそんなムズないんちゃう?」
シゲ「・・確かにそうですね〜?」(←初出勤)
先輩「それでその想像が自分の生きたい人生にフィットしてなかったら辞めるしかないやろ。」
シゲ「確かに。」
#1000日後に退社する新入社員
まあ、だいたいそんな感じだったと思います。笑
実はそのとき先輩が「分かる未来のことの方が多い」根拠としてもう少し仰っていたのが、
「未来は今が積み重なった先にあるものやから自分の今の生活が積み重なったら『たぶん数年後くらいにこうやろな〜』みたいなのはだいたい予想できる。少なくとも『今の生活を続けた先にコレは待ってないな』はふつうに考えたら分かる。」
とのことでした。
結局その1年後に先輩は予定通り退社。
そして私は3年後に究永舎を開校しました。
私自身、元々独立志向が強い若手ではあったのですが、言っても学生時代にお世話になった社員さん(先輩方)が好きで近大卒にも関わらずムリから入社させて頂いた経緯などもあり、“教室責任者などを経て10年後”・・くらいに思っていたのですが、“教室責任者を経験することなく3年後”になったのは振り返るとこのときのこの会話の影響はまあまああったように思います。
#学生時代に学校の先生なるのやめよと思ったのもこの先輩の影響
そして今、ゆくゆくは大学受験を迎える高校生のみんな、、、否、これから未来の選択を迫られる大学生や、当時の私と同じ立場の若手社会人となった教え子のみなさん全てに今日の記事内容(先輩のお言葉)を献上したいと思います。
#だれやねん
「未来は今が積み重なった先にあるものやから自分の今の生活が積み重なったら『たぶん数年後くらいにこうやろな〜』みたいなのはだいたい予想できる。少なくとも『今の生活を続けた先にコレは待ってないな』はふつうに考えたら分かる。」
#バカとブスこそ近大へ行け
校内生の子たちはこの続きは教室で。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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