こんにちは。

 

生徒さんから「今クラスに“推しの人”がいてその人からLINE来ました。(にっこり」と言われて、その場は「そうなんや!(にっこり」と返したのですが、実は“推しの人”と“好きな人”とで意味は同じと捉えてよいのかそうでないのかが分かっていない重本孝です。

 

#ホットケーキとパンケーキの違い程度くらいの認識でオケ?

 

 

 

たぶん想像力の差。

 

その昔、、、それこそ自分が高校生か大学生くらいの頃だったかと思うのですが、つんくさん率いるモーニング娘。がエンタメ業界を席巻していた頃の話で、何らかのインタビューで、つんくさんが【一番大切なもの】=【想像力】とフリップに書いて出されていた光景が今でも脳裏に焼き付いています。

 

それを見た当時の自分しては「これだけ結果出してはる人が『想像力』言わはるんやから、その意味が腹落ちせえへん自分はまだまだレベルが低いいうことなんやろうな〜・・」と思ったものです。

 

 

あれから時は流れ、多少の戦闘能力が上がったと思しき今の自分にとって、“つんくさんと同じ感覚”とはほど遠いはずなのですが、確かに、今自分のフィールド(受験産業)において【想像力】というのはとてつもなく重要で、、、、というか最近は特にそれこそが最初の道の分かれ目なのではないか?とすら思えるようになっています。

 

昨日の記事で、「このままじゃヤバイ・・」という感覚を覚える云々の話をしているのですが、受験現場に毎年立てば立つほど人によって見えてる範囲が全然違うんやな・・ということを痛感しまくってます。

 

 

 

受験に話を絞ると、受験って大人がよく受けるような資格試験と違って、時間制限があるんです。

 

もちろん理論上特に大学受験なんかは何浪でもデキるし、何歳からでも入れます。

 

ただ一般論としてはやはり高校卒業後そのまま、つまり10代最後を大学生として過ごしたいという風味の人が多いと思います。

 

それで考えると、やはり現高3とかだったら、あと半年から半年弱しか時間はありません。

 

 

今こうしたことを規模の小さなものに例えるなれば、○時に梅田のビッグマン前集合となった際に、自分なら・・・

 

何時の電車に乗ればよいのか?

何時に家を出ればよいのか?

何時に起きればよいのか?

何時には寝るべきなのか?

 

と考えるのに似ていると思います。

 

 

このブログでも幾度か登場したヨシヒロ兄弟(兄弟で塾なしで豊中→現役阪大工学)の兄貴がいつもバイト時間の1時間前くらいに教室に来て軽くパンでもかじりながら余裕を持って生徒さんのために準備してくれてる様子を見た私は自分との“人種の違い”を感じ(苦笑)、かつて

 

「ふつうにありがたいねんけど、なんでそんなに早く来てくれるん?」

 

とたずねましたところ、兄貴は即答で

 

「余裕持ちたいんですよ。笑」

 

とのことでした。

 

 

そしてその兄貴のことを「兄ちゃんはめっちゃちゃんとしてますから。笑」とよく言ってる弟くんも毎回30分前くらいには来てくれます。

 

#たぶんコレが大学受験の答え



余談ですが、私のように教室にもはや“住んで”おりますと、こうした“サクセスせんほうがおかしい高校生”を毎年誰かしらその3年間を見て、その間にこの手の“小市民から賢者への質問”を私は死ぬほどするので、先述のようなやりとりデータがめさめさ貯まるんですね。

 

#もちろんそれが自身の行動に活かされることはない

 

 

で、そうなってくると、自然とまずは最初の2択で「タイプA」か「タイプB」かみたいなのが分かって、「あ、この子ココまでは行くやろな。。。」というのが予期されるという感じです。

 

 

 

話を戻すのですが、、、、先述の兄弟と逆で、遅刻癖のある人って、どうも

 

何時の電車に乗ればよいのか?

何時に家を出ればよいのか?

何時に起きればよいのか?

何時には寝るべきなのか?

 

っていうのが全部1つ1つその見立てが甘い傾向はあると思います。

 

 

と、ここまでお読みの読者様でお子様が無事現役で第一志望の大学に通られたお家の方などは、「いや〜、、重本先生、、、ウチの子、受かるのは受かりましたけど、絶対ヨシヒロ兄弟さんなんかとは違うタイプですよ。。。笑」という方もおられると思います。

 

分かります。

 

もちろん私もこれまでいろんな合格者を見てきてますので仰りたいことは分かります。

 

ただ、真面目に見えようが、一見(どころじゃないにしても)ダラダラしてそうに見えようが、結果から言えば、特にそれが合格最低プラス30〜50点以上とかで受かってるのであれば、その生徒さんのイメージは決して甘くは無かったと言えます。

 

#実際、見た目真面目でも発想が甘い子ってふつうにゴロゴロいます

#職場とかでもいますよね、発想が甘い子

 

 

 



ちょっと厳しく、、、、そして悲しいことを書くと、たま〜に、もう絶対残された時間では間に合わないのに、受験シーズンも秋が深まってきた頃くらいになって、目を輝かせて「先生、○大第一志望にします!」とか言ってくる子がいて、そんなときこそこれまた私は“アレ”になるのですが、“アレ”になりつつ、内心としては「う〜ん、、、やっぱり想像力の違いって大きいし、これをどうにかするってどうしたもんかね〜・・・」と悩んでいます。

 





 


#アレ




 

 

 

結局「このままじゃヤバイぞ・・」っていうのは想像の世界の話で、ココの違いがスタートや行動の差になるのかな〜・・と思います。

 

 

ほんならその想像力ってどうすりゃいいねん!?・・ていうのを最近はずっと考えてます。

 

 

 

う〜ん・・・

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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