おはようございます。

 

ローカルネタで恐縮ですが、8/28日オープンの豊中駅下のスタバですが各種予備校・塾がありまくりファイヤーなエリアということで、おそらくそこへ一部の受験生が「休憩」ということで現れると思うのですが、その滞在時間と合否結果には相関関係が如実に出るとニラんでいる重本孝です。

 





#リブログありがとうございまーーーーーーーーす!!!!嬉



 



 

塾講師的な模試の見方と毎年の葛藤

 

本日は今年の第1回京大オープン模試です。

 

塾生の子たちも何人か受けます。

 

 

先日教室で実施した過去問大会もそうなのですが、正直、模試というのは、個人的な表現で記させて頂きますと、

 

「どういうキャラの子がどういう過ごし方をしてどういう結果が出るか?」

 

というのを確認する感じで、一般によく思われているであろう模試で合否の可能性を探る・・みたいな感覚は少なくとも私にはあまりありません。(模試見て初めて分かることが保護者様と同じ次元・視点ではお金は頂けないと言いますか...)



 

「A判定」というのは確かに“合格に近い位置にいる”というのは事実なのですが、世の中にはめちゃくちゃ勝負弱い人っていうのが確かに存在する一方で、魔法使いなのかな?というくらい、塾講師としては・・・・大脳の判断では受からないと思いつつも、第6感か何かが「受かりそう・・」と訴えかけてくるのは「なぁぜなぁぜ?」な子というのもいて、その錯綜がまあまあ起こるのが、特に大阪の公立高校受験や、東大京大クラス入試であると経験上思っています。

 

個人的には「逆転合格!」っていうのを喧伝する塾って要はその子の伸びシロを見抜く目を持った講師がいないだけだという見方をしています。

 

要はそういう子の場合ってE判定の頃から最終的に受かるのはなんとなく分かってるので「逆転!」という感覚がないというか・・

 

毎日生徒さん見てたら、やっぱり受かる子って受かるべくして受かってると思うんです。

 

#可愛くてごめん

 

 

 

 

 

さて、模試の結果とか関係なく「受かりそう」および「落ちそう」という感覚はどこから来るのか?ということなのですが、再び個人的には・・・

 

 

「受かりそう」と思わせてくれる子というのはなんとなく日頃の言動や会話などを通じて、俯瞰的に物事(現在地からゴールまでの全体像)をとらえられており、自習している様子を見ても「よう自分のこと分かってるな〜・・」とこちらが感心させられ、本番直前の頃には当日自分が発揮できるであろう力に対する見込みにも誤差がないタイプ・・という感じです。

 

一方「落ちそう」と感じるタイプの子というのは、、、こちらの子も人より努力はするのですが、日頃の言動や会話などを通じて、俯瞰的に物事をとらえられておらず、自習している様子を見ても「ええっと・・今なんでそれやってるのかな???」とこちらが疑問に思わされ、割と早い段階から非客観性症候群の症状をそこかしこにダダ漏れさせてくるタイプ・・という感じです。

 

 

かなり大雑把な分類ではありますが、例えば一例として上記のようなその子のキャラなどもやはりできるだけ詳細に、かつ慎重に踏まえて塾講師はサクセスするピクチャーを描かねばなりませんし、あとはその子の“自習”と“結果”の因果関係から、残された時間での伸びシロ予想の精度を研ぎ澄ませることも重要です。

 

 

このように、どのようなキャラの子が、どのような自習を踏まえて、どのような結果を出したのか?というのを過去の経験と塾講師としての直感にも照らし合わせた上で「模試の結果から言えること」を生徒さんや保護者様に伝えるのは塾の先生にしか果たせない役割です。

 

やっぱり合格するためというのもそうなんですが、学生時代の受験や、本気で取り組む部活や恋愛なんかって自分の変えるべきところを変える人生のチャンスでもあると思うんです。

 

生徒さんにはよく「自分の弱さ・ヘボさに目を向けて受け入れられるんがホントにメンタルの強い人なんやと思うで。」ってよく言ってます。

 

#伝わってるのかは不明な模様

 

 

 

あとは難しいのは、そうした「塾講師にしか分からないこと(経験があるから分かること)」がプラスかマイナスかで言えばマイナス内容である場合、それをどうやって受験生の子に自覚してもらい今後の自身の取り扱いに活かしてもらうのか?ということです。

 

これはホントにいっっっっっっっっっっっっっっっっつもどう言葉にするのかで悩んでいて、心の久保田利伸が毎回「言葉にできるなら少しはマシさ〜・・」と脳内で歌ってます・・

 

#高校生分からなくてゴメンね

 

 

そんなわけですからまずは塾講師と生徒さんや保護者様というのは、伝わるべきことが少しでも伝わるように互いに人対人の敬意を持った上で、信頼関係というのものが絶対にないといけませんし、それが大前提で、今度はどういったタイプの子にどういったタイミングでどういった表現を用いるのか?ということもめちゃくちゃ重要になってきます。

 

 

「う〜ん・・やはりなかなかどうしてこの子は・・・」という場合に思い切ってインコースギリギリ(野球用語で言うところのインズバ)を狙ってデッドボールになってしまうといけませんし、かと言って、それを恐れて優しめな言葉のみで攻めて、挙句“一緒に落ちる”というのも当然嫌です。(多くの塾は落としたことは表面上見えないようにしますが)

 

 

やっぱり合格というのは結局はその生徒さんの努力の賜物なわけですが、(思いっきり主観ですが)たま〜〜〜〜〜〜に内心で「昔のオレやったら絶対合格してもらえてなかったな・・」という子から発表日に「受かってましたーーーーーー!!!!!!」の連絡があったときは「おお〜、良かったな〜!」と言いつつ、受話器を握りながら頭の中でスガシカオ『Progress』のオープニングの伴奏が静かに脳内で流れます。笑

 

#分かる人いらっしゃる?

 

 

 

昨日は教室で自習生を眺めながらノンビリ過ごしつつも、日が沈むのが早くなっていることなんかも実感して「今年もまた・・・」と受験へのプレッシャーをさらに実感しておりました。

 

 

 

#長い割に“笑い”なくてすいません

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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