おはようございます。
昨夜仕事後にどうしても食べたくなって、江坂までラーメンを食べに行ったところ、究永舎卒業生の保護者様と店内で奇跡的に再会したのですが、そのときの私のイデタチが赤いパーカーに青いスウェットのズボンに黄緑の蛍光色のランニングシューズという志茂田景樹下位互換状態だった重本孝です。
#深夜に1人なので服装を全く気にしていなかった
#めさ恥ずかしい。。。
大学受験的観点からの中学生の定期テストの価値。
G.W.が明け定期テストの季節です。
大阪府では2016年に入試制度が変わり、それから早8回の入試が行われました。
その8回のプロセスの中で個人的に一番良かったのは大学受験とは性質が全く異なる「内申獲得競争」というものが著しく緩和されたことだと思っています。
残念ながら学校間の内申の「もらい易さ」みたいなものは確実に存在するのですが、それでも以前にも述べましたように本番で余裕で内申差を逆転できる可能性をそれなりに残してくれている入試体制になったことは中学生の子にとっては良かったのではないかと思います。
地元の豊中高校などはこの制度変更によりほぼ“学校の性格”みたいなものが変わったと思います。
#辞める子も増えたが・・
そんな訳でまだまだ学校にも依るのですが、内申戦争が激化していた頃と比べ、定期テストが全体的に割と取り易くなっているのは事実だと思います。
そんな中で、先の大学受験を見据えた際、これは中学受験のチビッ子も含めてなのですが、小中生に一番施してはいけないのは、
塾に依存させること
です。
はっきり言いましょう。
勉強、成績向上、受験・・・
それらは「塾で対策をしてもらうもの」という哲学がビッシリと潜在意識に刷り込まれた人というのはかなりの確率で受験産業の養分となった上で大学受験も十分にその能力を発揮できずに終わります。
ヒドイ場合は多浪して受験産業のプラチナ会員へと昇格です。
受験産業ってある種、怪しいイケてない宗教と同じところがあって、誤解を恐れず言えば“弱い、および弱っている人”に依存させ、“お布施”を極上一番搾りすることで図体の維持を図るところがあります。
ですからそもそも「依存」してもらわないと商売が成り立たないのですが、ここに非情なパラドクスがあって、世の中どんなジャンルを見渡してもいつだって依存心が強い人って負ける側になる確率が圧倒的に高いです。
しかしこれまたこのブログでも繰り返し述べておりますように、小中レベルとかだと内容が薄いので、塾講師からしてもふんだんに授業中に演習時間がとれて記憶能力の高い子ほど下手したら特に数学なんかは宿題をせずともできるようになったりするのですが、大学受験では暗記量が爆増するので、自習による演習無しでは話になりません。
#マジで
ですから私のように高校受験と大学受験のダブルヘッダーを1人で任される塾講師からしたら、これまた誤解を恐れず言えば、目の前の定期テストの結果って喜怒哀楽の対象には1ミリもならなくて、いかに少しでも早い段階で生徒さんを“大学受験で通用する人”になってもらうかに焦点を当てて、日々生徒さんを観察、ガイドしていくということになります。
そうした観点で言えば、昨今の大阪府の内申戦争からある程度解放された中学生にとっての定期テストというのは、大学受験に向けた格好の自習トレーニング、いわば、「大学受験生」としての“おむつトレーニング”的役割を果たすのに絶好の機会となります。
転ばぬ先の自習力・・・小中生に一番意識して欲しいことです。
本日は以上です。
#遅くなってすいません!
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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