こんにちは。
いや〜、前半で2点差ついたら寝ようと思っていたのですが、最後まで目が離せませんでした。
ちなみに睡眠もバッチリなので今夜の授業もバッチリです。笑
今日はいつも教室でよくする話シリーズです。
するしないに関係なく努力水準は高いものをもっておいた方がよい理由。
理由①:向いてないものに気付き易い。
理由②:向いてるものにハマったときに成果が出易い。
以上の2つかなと思っています。
ちなみに「するしないに関係なく」とつけるのは、単純に努力って「やれ!」言われた段階で私の中では、特に受験勉強においては以前も書いた脳幹網様体賦活系との絡みから、それは別の何かになるので、努力ではなくなるのと、あとは誰にだって頑張れることと頑張れないことのどちらもがあると思うからです。
ですから私は、例えば修羅の如く志望校に向かって朝から晩まで自習できる子は問答無用でスゲーーーーーっと思うのですが、ただ全然自習できない、いわばテスト前や受験生なのに全然努力できてない子に対しても、「ダメやな」とは全く思いません。私自身も今ウチに通ってる、高校以降も成績イイ子たちみたいな勉強をしたことがないので言えませんし、大学受験に関しては、むしろ「『そんなにできないよ〜・・』の方が普通じゃね?」と思ってます。
#あの暗記量はふつう無理
ただそんな風に思いながらも「努力の水準」・・・つまり「これくらいの結果出す人はこれくらいやってるんだ・・」は絶対知っておいた方がイイということはよく生徒さんにはオススメしています。
冒頭に掲げた、その理由の①なんですが、これはDVDでも出ている、島田紳助さんが吉本の若手芸人さんたちに話した内容から大きくインスパイアされて私も「ほんまそれ〜」になっちゃってるのですが、曰く・・・
「世の中何でも才能」であると。。。
ただ、才能があるかどうかは努力しないと分からないと、、、、才能5に努力5の掛け算で、25の最高点が出るのだけれども、才能5に努力1だったら5の結果しか出ない・・・そんなお話でした。
なので努力MAXでないと、そもそも単純に努力がいくらか足りてないのか?あるいはそもそも才能が無いのかというのが分からないともお話しされていたと思います。
要は「まだできる」、つまり「オレはまだ本気出してないだけ」の状態でいると、どうしても“才能の限界”に気付くのが遅れると思うんです。
つまり「これ以上は無理や」になれないってことです。
この「これ以上は無理や」というのは一見マイナスのイメージを帯びると思うのですが、「次」へ行くためには必要だと思います。
くだんの島田紳助さんのお話の中で、氏は「君らが芸人辞めた後で、人から『なんで辞めたん?』言われたときに、気持ちよく『向いてへんかってん。』って言えるような辞め方せなアカン。」と若手芸人さんに諭されており、私は非常に感銘を受けました。
なので私は今後一生社員さんは、、、、、、ちょっと雇いたいけど、、、まあ、絶対雇いません。苦笑
個人的な人生経験上、「向いてない」って気付くことに悪いことなんて1つもなくて、むしろ「向いてない」と気付くのが遅れれば遅れるほど不幸になると思います。
さて最後、理由その②、
向いてるものにハマったときに成果が出易い。
についてです。
はっきり言います。これも島田紳助さんの受け売りです。笑
でもさっきの話からの流れで、初めてこの話を聞いたときの私のうなずき方は完全に全盛期のYOSHIKIさんでした。
これはすでにもう解説が済んでいるとも言えます。
つまり「努力5の人」というのは「才能1」や「才能2」、「才能3」のものに出会ったときに、人より早く“気付いて次にいける分、複数の「才能○」に出会えるとも言えます。
その中で「才能4」や「才能5」のジャンルにハマったときに、明らかに成果が「才能1〜3」のジャンルのもののときよりも、語弊ありますが、気持ち的にラクに出せます。
最後におまけの話です。
では自分が目一杯やれているかどうか?限界の努力をしているかどうか?というのはどう判断すればよいでしょうか?
それは個人的にはやはり受験であれば東大京大レベルを筆頭に、少しでも「最高峰」に近い人、例えば野球などのスポーツであればプロ選手になる人など、これまた少しでもそうした「最高峰」に近い人、その水準で努力している人を目にしようとすれば良いと思います。
#だから絶対自習室に個別ブースはやめた方がいいと私は思ってます
そうやってやはりここでも“するしないに関係なく”、とりあえず「嗚呼。。こんなに努力してるから結果出るんだ。。」というのを知ることで、自分の努力を過大評価せずに済むと思うのです。
「なんでこんなに努力してるのに結果が出ないんだ〜・・・。」
となりながら、実は他者からしたら「・・い・・いや、、言いにくいねんけど、そんなの努力のうちに入らんで・・」みたいな状況は回避できると思います。
自分の才能と努力で手に入る取り分以上を求める人生ってハードモードだと思うんです。
「おいおい・・別に自分は『頑張ってない』とは言わないけど、、、、それでもこんなに評価してもらえていいのかな。。。」
くらいが一番気持ち的には良いのではないでしょうか。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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