おはようございます。

 

しばらく銀行やATMでお金をおろしていない間に財布の中身が277円となっている重本孝こと見た目はオッサン財布は子どもです。


 

 

高校受験を通じた大学受験への仕込みとして大切なこと。

 

 

今日は高校受験&大学受験という1人の生徒さんの2つの受験を担当している塾講師として、個人的に、中学生の生徒さんに対して意識していることというのを書いてみようと思います。

 

結論から言うと、それは「伸びるには自習するのが一番いい」という哲学にたどりついてもらうということです。

 

ぶっちゃけ自習ということで言えば、私はそれなりに語ってもいいのではないかと自分で思っています。

 

というのも、私は18まで野球三昧で、たまたま引っかかった近大で、教職を取って高校野球の監督に・・・と思っていた矢先に何の因果か道を逸れて塾講師の道に入ってしまいました。

 

ですからまともに自分から能動的に勉強した(しかも中学生の英数国理社から)のはお恥ずかしながらホントに大学生になってからでした。

 

詳細はHPの 究永舎開校までの話 に書いてあります。

 


で、どう勉強したか?っていうことなんですけれども、ホントにこれはもう全部自学です。

 

 

20年以上前、一番最初に買った

 

 

に始まり、そこから延々と自習に次ぐ自習でここまでやってきています。

 

その結果として、やはり学力というのは能動的になった時にこそ最大限伸びるものなのだと実感しました。




で、結局、このブログでもよく書くのですが、公立高校受験レベルくらいなら、今のところ大学受験では全然通用しないような特質を抱えている子でも文理学科とかサクッと受かったりってよくあるんですね。

 

ところが大学受験というのは、もちろん東大をはじめとしてどこまで目指すかにも寄るんですが、もうそりゃあまずその単純暗記の項目だけでも度を越えたボリュームで、はっきり言って無理な人には無理というラインはそれぞれ絶対あると私は思います。

 

ですから大学受験を乗り切る条件としては「暗記ができる」というのはもう絶対の絶対です。

 

これはよく「数学もですか?」ということを保護者様や生徒さんからも聞かれるのですが、私の答えは「数学も。」です。

 

数学も結局は過去に解いたことのある問題のパターンが潜在意識下に沈んでいて、今目の前にある問題に対して、自分の脳内数学ビッグデータから適応できそうな情報を当てはめて解いています。

 

ただいわゆるIQというヤツで、人によって、自分の“ビッグデータ”と同じだ!とスグ気づける人とそうでない人の差があるのは否めません。

 

例えば高校受験の数学なんかでも図形の問題文の辺の長さで「12」と出てきた時点で、【3:4:5】や【5:12:13】があるんじゃないかって図形見る前から思える子もいれば、3回目、4回目でも、知識としてはあってもそれに気づかない子もいるという現実はあります。

 

ただそれでも生徒さんを見ていると、こなす量に比例してスグに気づけるポイントは増えていくのでやはり数学も暗記がベースだと私は思います。

 

つまり「知ってるからできる」&同じ問題であれば再現性100%というジャンルの問題解決なのであり、相性の良い恋人をつくるだとか、メジャーデビュして売れるだとか、金融政策だとかの問題とは次元が違うと思います。

 

ごにゃごにゃ書いてきましたが、とにもかくにも大学受験で結果を出そうと思ったら暗記が大事で、そのためには自習ができないといけません。

 

ただしこの自習というのは畑仕事みたいなもので、畑を耕して種を植えて肥料を蒔いて水をやって翌日畑を確認したら芽が出ているというようなことにはなりません。

 

そんなこと中学時代に自習で自分を伸ばした経験・感触がある子なら誰だって分かるのですが、それを知らない子というのは、高3くらいでいざ一念発起して一定時間勉強した場合、それに対するリターンの期待値が無意識的に現実離れしたものとなり、いわば種を植えた翌日に芽が出ないとガッカリしたり、「やり方」がおかしいのか??などと考えたりしていつまで経っても勉強がルーティン化しません。

 

ぶっちゃけこれ、塾の先生同士でもよく「親が勉強したことのない家の特徴」として、、、、、「成績が上がるということをナメ過ぎている」というのが話題になることがあるのですが、理由はそんなところにあると思います。

 

ちなみに私はそういうお家とお付き合いしたくないのでこのようなブログを日々書いているというミートホープ業界きっての悪魔のような男です。

 

#見なかったことにして下さい

 

 

話は逸れましたが結局自習できないと大学受験でのサクセスはあきらめるか、受験産業(ミートホープ)の養分になるしかないというのは真理なので、日々なんやかんやとそんなことを思いながら中学生を眺めつつ、

 

「あっという間に今の高3みたいに大学受験生なるんやろな・・」

 

などと思っています。

 

 

#自分が41っていうのが一番びっくりですわ

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある

高校受験・大学受験で連勝を目指す教室