おはようございます。

 

梅田でたまたま会った同級生から「なんでシゲちゃんこの前の同窓会来おへんかったんよ!?」とたずねられ、「・・・そ、そんなんあったん??」と返答して相手を困らせるというありそうで意外と無いやりとりをした貴重な経験を持つ重本孝こと影の薄いやつです。

 

#いざそういう立場になってみると

#これが意外とショックだった


 

 

大学受験における大きな2つの分岐点。

 

今日はタイトルにもある通り高校生にとっての受験的2つの分岐点について書きたいと思います。

 

 

まず1つ目はもちろん「文理選択」です。

 

昨日も高校生の子と話したのですが、高1生はジワジワと文理選択を迫られる時期です。

 

個人的な意見としては高1の間に日々の自習習慣が身についてない人はとりあえず理系はやめておいた方が賢明だと思います。

 

北野・茨木に受かってる人や、豊中高校に780点以上で受かってる人などであれば1年の間は多少勉強習慣が緩めでも・・・とは思わなくもありませんが、それでもテスト前ですらそこまで机に向かえないという人は理系はやめておいた方がよい可能性が高いと私は思ってます。

 

逆に中学時代の進学塾などで、同じクラスの天才みたいな子を見て、「嗚呼、、、ああいうのを天才というのか・・・。明らかに自分とはスペックが違い過ぎる・・・」みたいに自分のことを思った経験のある子でも、

 

①ほぼ毎日の自習習慣がある

②2学期で英語が上位1/5にはつけている

 

という子であれば私は理系は全然アリだと思います。

 

あとこれも個人的な意見で、他の塾の先生方は分かりませんが、たまに「数学は好きだけど国語が苦手だから・・」みたいなので「やっぱボク/ワタシ理系かな???」というノリや、また「理転は無理だけど、文転はいつでもできるし・・」というノリになる人がいるのですが、それらを大きな理由の1つとして理系を選択するのは、ラーメン屋さんの一蘭で

 

「なあなあ、ついたて取っ払ってみんなで食べようや。」

 

と提案するくらいやってはいけないことだと思います。

 

#他店へ

 

 

そんなわけで、まず1つ目の分岐点である【文理選択】においては、本来理系を選んではいけない人が理系を選ぶという受験産業にとっては激アツとしか言いようのない展開になる可能性が高まるので、ゆめゆめご注意頂きたいと思います。

 

ちなみにこないだ究永舎生に聞いたら、散々春から言ってきた甲斐もあってか、ほぼほぼ全員が「自分は○系!」と決めてくれているようでした。

 

 

さて2つ目の分岐点についてです。

 

2つ目は【第一志望を国公立とするか?or私立とするか?】です。

 

とりあえずサラッと言うのですが、豊中エリアから通える国公立大学に現役で受かるってホントに大変なことです。

 

とりあえず北野茨木以外の学校の子で、高2の中頃で豊中なら学年200番台以下、池田・箕面で150番前後以下、桜塚で50番以下あたりの子が、高2の後半から「国公立目指す!」というのは、どれっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっだけ引っ張っても、できれば高3の第1回(5月)の全統模試、遅くとも8月の第2回の自己採点後には、もう私大に切り替えるべきは切り替える(受験科目数を減らす)ということをしないとグダグダになります。

 

一番は、高2の年内で、上に述べたような立ち位置だった段階で、よほど「浪人してでも絶対に国立の○大に行ってやる!」とかでないのなら年明けからは私大に絞って、春になって5月の全統模試で英語7〜8割を目標に英語を中心に頑張るのがよいと私は思います。

 

実は先日、関西大学の外国語(同志社の文系学部の大半と同等レベルかそれ以上)に指定校推薦で決まった方などは、8月の全統までは、ある国公立大学を目指されていたのですが、模試の結果を見て教室の方で相談したところ、もちろんお家でもお話しされた上で、8月の頭の段階で第一志望を私大に切り替えられたのですね。

 

卒塾の際、最後教室に来られたお母様も仰っていて、私も「確かに・・」と思ったのですが、これがもし国公立を目指されていた場合、8月末の学校で行われた指定校推薦の説明会には参加していなかったはずで、そうすると関西大学外国語学部の要件(もちろん英語の成績が特に良くないとダメ)を自分が満たしていることも知らないままだったと思います。

 

大学受験がホントに塾にとっても生徒さんにとっても難しいのは、じゃあ大は小を兼ねるの発想で、そのまま国公立を目指していれば学力がついて、それをもってしてどのみち関大の外国語も通っていたのでは??となるかと言うとそこは誰にとっても確実では無いし、やはり関西大学の外国語や関学の国際などは一般的な関大・関学の文系学部の水準とは比べものにならない難度なので楽観は誰にとっても全然できません。

 

塾なので当然、当初の生徒さんの希望通り国公立大学に進学してもらえたらベストだったのですが、それでも、おそらくこの春には(非常にイヤなことを言いますが..)その方の同級生の半数以上が国公立大学に落ち、浪人するか、あるいは、くだんの生徒さんと同じ方向性の進路を希望しておられる方であれば、下手すれば関関同立の国際・外国語系の学部を全て落ち、近大(最近は近大も滑り止めになりません)か関西外大への進学なども全然ある、、、ていうか確率論からすれば何人かは絶対おられはずです。

 

しかも通塾されてる方なら9月〜1月までの塾への月謝、もし受けるのなら公募の試験料と受かった場合のキープ料、共通テストと国公立大学の試験料、2月の併願私大試験料、、、、、ザッと80万くらい??をかけた上で。

 

もっと言えば浪人したらさらにプラ100万して、再度国公立に落ちてしまい、関関同立に進学する人もたくさんいるのが大学受験です。。。



#稲川淳二さんがこの話してても全然おかしくないです



ホントに国公立を目指すのって大変ですし、やはり毎年あれだけの数の人が落ちるというのはそれだけみんななかなか進路指導を相談できる人が側にいない所以であろうと私は思います。


#ガダルカナル受験


 

そんなわけで2023年度新高1クラスは今のHPに貼ってある時間割&学費要項と時間割・お月謝は変わらない予定なので、現在ややお家が遠く、通いたいけど通えないという方は北摂の文理学科合格の暁にはぜひぜひご検討頂ければと思います。

 

#そこに自習室があるから

#最後は華麗に宣伝でフィニッシュ

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある

高校受験・大学受験で連勝を目指す教室