おはようございます。
以前、久しぶりに会った卒業生の男の子が「今(転職活動中の)現実逃避で料理ハマってますw」と言うので、「はい???(笑) カレー作って持って来たら2000円で買う!」とか冗談を言っていたら(今思うとまあまあリアルな金額w)、これを書いてる夜中にホントに晩ご飯で作ったカレーを急遽持ってきてくれたので、本人は固辞してましたが、そこは約束通り2000円を支払い食べたところ、その如何にもな「お家カレー」の美味しさに遠い日の何かを思い出して主に泣いている重本孝こと教え子にカレーには福神漬けもつけるべきことを指導していなかったことを後悔している男です。
#明日から全学年で指導しておきます
中1・中2生の保護者様の「ウチの子、普段何もしないんですけど・・」について
最近こちらでも記事ネタにしているようにチラホラと新中2の方よりお問い合わせを頂いております。
近年の究永舎では、やはりブログをお読み下さってお問い合わせ下さる方が多く、かつ、「(ご自身やお兄ちゃん・お姉ちゃんのご経験から)大学受験のことを考えたらやっぱり早くから自習できるようになって欲しい。」という切り口で究永舎に関心をお持ち下さる方が多い傾向にあります。
で、そこでよく、、というかほぼ確実に近いくらいの確率で話題に上がるのが、
「テスト結果自体は悪くはないけど、ふだん全然何もしてなくて、そんなのでウチの子大丈夫ですかね???」
というご相談です。
まず個人的な結論を申しますと。高校受験の志望校がどこであろうと(もちろん北野であろうと)、中1、中2くらいの間は週2通塾で、塾行く前に塾の宿題と、テスト前にテスト勉強をしっかりやれていれば内容としては十二分だと思います。
究永舎に関心を持たれる方の場合、塾まみれになられている(塾に洗脳されて献金しまくっている)、ご近所さんや幼稚園繋がりさんファミリーをご覧になられて、「え、え〜っと・・それって・・ふ、、、ふ、、ふつうなの???(おい、オレの筋肉。)」という違和感に駆られる中で幸か不幸かこのブログにたどり着き、不覚にもHPまでのぞいてしまって、「なんやコイツのこの頭はwww」と思いながらも気づけば問い合わせして面談に来てしまい、さらに気づいた頃にはこの独居モヒカンと1時間〜2時間も話しとるやないやかい!!??という保護者様もこれまた多くいらっしゃいます。
そう・・・
まさに今こちらをご覧になられてこれからお問い合わせなさろうとするお母様のようにね。
#怖いわ
やや話が明後日の方向へ飛びかけましたが、、、、
そうして面談にお越し下さる保護者様に必ずお伝えするのが、
「学校の成績は『絶対にちゃんと覚え切らないと気が済まん!!』という性格順なんですよ。」
ということです。
ウケないと分かりつつこのブログでも何度も書いてきてますが、成績を決めるのはコンフォートゾーンで、伸びシロを決めるのはエフィカシーです。
例のこの本の内容が
全然腹落ちしていない人は何のこっちゃ意味分からないと思うのですが、これは現場で見ていても間違いのない事実です。
むしろまだ幼い子に変に毎日やらせようとしようものなら、やってもやらなくてもどっちでもいい作業(つまりやらなくても全然差し支えのない作業)などを織り交ぜながら30分でできることを60分〜90分で行ってしまうような「間延び勉強」がコンフォートゾーンとなってしまう可能性もそこそこあって、そういう子って学年が上がるにつれて、とっても伸びにくくなります。
ちなみに能力的には普通くらいの、すっごく性格が素直でイイ子なんだけど、成長前でちょっといろいろまだ“スロー”かな・・みたいな子が小3や小4くらいから中学受験塾に通うと、それなりの確率でこの「間延び勉強」や「8割仕上げ勉強」が習慣づいてしまい、小中と「最低限のことだけをめちゃめちゃしっかりやった」タイプの子と大学受験の18歳頃にはとんでもない差をつけられてしまいます。
#あるある過ぎる
なので個人的なオススメ・・というか理想は、小学生から中1くらいまではとにかく勉強時間にはこだわらず、「宿題を完璧にする(「覚えました」と言うからには10回テストしたら10回とも満点の状態)」ことだけにこだわることです。
#中1くらいなら
#この範囲からなら
#何聞いてきても答えるから
#問題出してみて♪
#みたいな子が
#イケている
そしてその後は、中2あたりから1年かけて自習慣れさせる(失敗もさせる)と同時に「志望校」というものについてジワジワ考えるように意識付けをし、中3の1年で大学受験生レベルの自習をジワジワ体得させると同時に「自分でやった方早い」の哲学と、少しでも高校入学後の水準イメージを身につけさせた上で進学校に入ってもらうのが良いと思います。
ていうか進学校で上位の子ってだいたいこんな感じの印象です。
一方、【勉強=大人からサポートしてもらってやらされるもの】が小中で(大人のせいで)染み付いた子が、だいたい高3の夏あたりで“ずっとコツコツやってきた子たち”に追いつこうと巷に跋扈(ばっこ)する「逆転合格」のフレーズに魅かれ、「少しでも効率の良い勉強法」や「“良い”参考書」をたずねて三千里の結果、、、○○○○の○○となるのはこの46億年間ずっと同じです。
#○に入る文字が分かる方
#おめでとうございます
#ヘビーREADER認定ッス
気づけばまた長くなってしまいました。。。
#カレーが美味しかったのでテンション上がった
今日はこれでおしまいです。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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