おはようございます。

 

多くの高校で文化祭が近づいており、ウチの生徒さんも何人かが劇に出るらしいのですが、この時期はもはや英単語なんかよりもむしろ本番でセリフが記憶から飛ばないかが心配な重本孝です。

 

 

 

昨日寝不足、本日朝から活動のため短くいきまーす。

 

 

 

 

最近激しく共感・・しなかったスピーチ。

 

 

前回のヒカルさんのと真逆の意味で衝撃を受けたのが

 

 

こちらの先生がこの動画内で仰ってる内容。。。

(ご覧頂くまでもないので概要を文字でお伝えすると、東大生などの勉強法は一部のエリートのやり方で、彼らは幼少期から親にお金をかけてもらって英才教育を受けてきているのだから一般人は真似するな・・・という感じの内容です)

 

 

感想としては、

 

 

アンビリーバボー!一択です。

 

 

 

鉄緑会などの中のさらにその殿上人チックな人たちの噂を聞いてそこから膨らましたイメージだけで話しているような印象を受けます。。。

 

#大手予備校のカリスマ講師とのこと

 

お会いもしたことのない方に申し訳ないのですが、このレベルで共感できない話は個人的にはかなり珍しいです。

 

 

私自身、大手勤務時代に担当した生徒さんで難関高校から東大や京大に行った人も複数いましたし、一部の子は今でも連絡をとったり何年かに1回は食事にも行きますが、大手塾であったこともあり、残念ながら中高を通してずっと担当できたわけではありません。


しかしこの動画内で語られるような勉強のノリで無かったのは当時も今も話していれば明らかです。

 

 

また逆に究永舎をはじめてからの東大・京大受験生で言えば、

 

2015 豊中3中→灘→現役東大法 N氏

2017 豊中3中→北野→現役東大法 Y氏

2018 豊中3中→関西大倉→1浪京大工 O氏

2020 豊中4中→茨木→現役京大経済 Y氏

2022 附属池田中→北野→現役京大教育 M氏

 

と、これらの子たちについてはそれぞれの高校受験とその後の大学受験両方を担当させて頂き、そのプロセスを眺めてきました。(浪人させちゃった子の浪人生活の1年は合格後に本人から直接聞いたに留まります)

 


そこから言えることとして

 

①能力・得意分野・長所はみんなある程度バラバラ。

②記憶力は良いとは思うが実際尋常じゃない量をこなしてもいたので、もし同じことができるのなら、特に北野・茨木クラスの子は東大京大に行けるチャンスがある人はもっといっぱいいると思う。

③保護者様はお金をかけるというよりもむしろ「残念な接し方」をしないということの方が、大変僭越ながら特徴として際立っておられると思う。

 

という感じで、①〜③は全員確実に共通していました。

 

 

動画にも出てくる「勉強法」についてですが、究永舎の場合、ある意味当然のことながら

 

【彼・彼女らが自習室に来る日=100%重本も要る日】

 

なわけで、かつ、特にラスト1年についてはほぼそれは365日になります。


それだけ上記の子たちの自習する様子を星明子級に見てきたわけですが、1度たりとも

 

「うほっ、、、そんなやり方するんか・・・やっぱ東大生京大生は勉強法がちょっと違うね・・・」

 

などとは1回も思ったことはありません。


 

みんな使ってる参考書や、やってる内容は他の子と変わらないのですが、とかく集中力(結局どれだけ一生懸命かということ)と勉強量と粘り強さは突出してました。

 

 


幻冬社の見城徹社長の言葉で

 

「これほどの努力を人は運という」

 

・・というのがあるのですが、今日の動画や、それと似たノリの「君は勉強法が分かっていないだけだ」系の、世間に沸き過ぎて沸騰しまくっているスプラッシュオッパッピーの発信を耳にする度に、この見城社長の言葉を思い出します。

 

 

当然私の場合、見てきた生徒数が少な過ぎるというご意見もあろうかと思います。特に同業の方などはそういう感情を抱かれる方は多いのも想像ができますです、はい。

 

ですからあくまでこれは私の個人的な経験の話ですから、一般論になり得ない可能性もあると思います。

 

ただ個人的に見てきた東大京大受験生のイメージと、動画で語られる受験生とのイメージとの乖離が、私としてはあまりに大きく逆にインパクトが強かったために本日の記事ネタにさせて頂きました。

 

 

 

他の講師の方は、この動画をご覧になられてどう思われるでしょうか。

 

 

 

とりあえず今眠過ぎて白目むきつつ顔面がえべっさんとチャッキーの往復アシュラマンみたいになって書いてるので今日はこれで終わります。

 

 

#ていうか結局いつもくらいの長さに・・

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある

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