おはようございます。
歌が上手いアーティストに尾崎豊・宇多田ヒカル・子門真人を挙げたい重本孝です。
指定校推薦と個人的な進路観。
なんやかんやでこの夏の終わりのハーモニーの時期に来て、指定校推薦を出す!という子が3人くらい現れました。
もし決まればこれほど熱いことはありません。
確率のほどは・・・1人の子は学校の先生から例年通りならたぶん大丈夫的な感じで言われたようで、あと2人の子はライバル次第・・・といったところ。
いやはや塾講師からすれば9月に決めてくれる(正式にはもっと先なのですがまず落ちないので・・)なんてこんな有難い話はありません。涙
日頃はキツネもタヌキも出ておいでな私も、最近ではひたすら「鬼強評定なライバル出てこないで〜・・」状態です。
指定校の場合、どうしても生徒さんからすれば「決まったら受験終われる〜・・」の心理になるので、ダメだった場合のショックはデカイと思いますし、そこで気持ちが切れる可能性もあって、それだけは心配ですが、まあそのときはそのときに考えるとして、とりあえず今はグッドラックを祈るばかりです。
そして今日の話のついでに、個人的な受験観・・というか、進路観みたいなものを記しておこうと思います。
まずたまに「今(大学受験)頑張れないヤツはこの先も頑張れない。」的なことを言うノリの人が講師でもいるのですが、私はそうは思いません。
大事なのは意志であって、人間「こうしたい」という意志があれば頑張れるし、なかったら頑張りようがありません。
もっと言えば、意志というより「俺はこうしたいんだ!」という欲に近いものかもしれません。
「こうしたい!」というのがあれば、やる気やモチベーションなどという概念は喪失します。
やる気やモチベーションというのは意志がない人にとって必要な概念かなって思います。
この仕事をしているとどれだけ数字が足りてなくても、「この子・・もし落ちたら精神が崩壊するんじゃないか・・・」って心配になるくらい自習室こもって修羅の如く勉強する子っていうのを見ます。
で、言うまでも無くそういう鬼気迫る子って事前にどれだけ“数字”が取れてなくてやっぱり最後受かるんです。
# 塾講師あるある
そしてこれって受験のみならず仕事にも言えると思います。
「こうしたい!!」というのが強烈にあればシンドイとかシンドクないとか、そういう次元の話ではなくなって、ただただ「俺の思ってるようにできるのか・・できないのか・・」というシンプルな構図になります。つまり労働時間とかも多いとか少ないとかどうでもよくて、自分の願望の実現or 非実現の狭間の概念しかなくなります。
例えるなら、好きな子と付き合えるのか付き合えないのか・・・っていうのってシンドイorシンドクないで考えないし、目標達成に向かうことを努力(という概念)の有無でもあまり捉えてないと思うんですね。
あれと同じです。
なので個人的には進路で結局一番大事なのは意志を持って取り組める仕事に出会えるかどうかだと思ってます。
#もちろん
#そのための環境を
#他人が用意してくれる
#ワケはない
でもこれってたぶん人によっては難関大に受かることよりも難しいことなのかもしれません。
だからとにかく大学への入り方は何でもよいと思ってるのですが、ただ大学生の間に“方向性(自分はこういう感じの仕事したいという意志)”だけは掴んでおかないと、社会人になって余裕なくなってから探すのはシンドいんじゃないか・・・と思うので、
「数百万かけて大学通って、下手したら親からお小遣いまでもらってノリで飲む酒だけ覚えて遊んで終わらん方がいい。」
「20代前半のうちに死ぬ気で向いてる仕事探した方がいい。」
なんかはよく生徒さんも耳にしている通りです。
#私の言葉じゃ全然響いてないですが苦笑
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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