おはようございます。

 

最近買ったサプリがお腹に合わず昨日は半日トイレで過ごす羽目に陥った重本孝こと年のせいか消化スピードが落ちてる気がするです。

 

#少し痩せたんじゃないかと..

 

 

 

大学受験に失敗し易いありがちな思考法2選。

 

もうすぐ夏休みが明け、高3生は(ガチな)志望校も絞れてくる頃です。というかこの夏で完全に絞って馬力をかけている人も全国的には多いでしょう。

 

 

 

結局受験という土俵でそれなりに満足して終わるために必要なのは「執念」か「謙虚さ」のいずれかだと思います。

 

 

 

まず「執念」というのはもう言葉のニュアンスそのままで、雨が降ろうが雷が鳴ろうが槍が降ろうが自習室に来る体質の人です。(マジで無理しないで下さいね...)

 

もちろん昨日も究永舎自習室はいつもと同じ景色です。

 

 

 

そして次に「謙虚さ」です。

 

結局学歴なんて本人以外の人からしたら「あなたが幸せなら何でもいいじゃん。。」だと思うんですね。

 

そう、つまり学歴とは自己満足なのだと。

 

そういった切り口で言えば、受験生の99%にとって「受かる大学」というのはあるわけで、そこを受ける、言わば、自己評価が謙虚であればあるほどそれなりに満足して追われるのが受験なんじゃないかって思ってます。


違う言い方をすれば、受験においては自己の努力を過大評価し、取り組み以上の取り分を求めるから気持ちが不幸になるんじゃないか、、、みたいな。

 

こうした観点をベースとして、私がこれまでの受験指導の経験から思うのは、話していて「うわっちゃ〜・・・(こりゃあヤヴェ〜パターンやぞい・・)」となる子の特徴というのはズバリ、

 

やったことのない努力量を前提とした伸びシロをアテにする子

 

ということになります。

 

#「死ぬほど頑張ればまだ間に合いますか?」系

 

 

要は自分自身は“朝から晩まで”みたいな自習を連日、何ヶ月と行うなどしたことがないにも関わらず、そうした努力を行ったら届くかもしれない大学を志望するという発想です。

 

自分の努力量を過大評価するのではなく、できるだけ客観的に、かなりビビりながら自己評価することで、「思ってたより良かった・・」となることができます。

 

まずは自分の通う塾の中で「オレ・私よりやってる人おるか???」と思えない時点でそれは謙虚になるべきということだと思います。

 

 

昨日は大阪はとんでもない天気でしたがウチの高3、そして高2の各高校の上位を張る人はやはり自習に来るんですね。。。

 

#そこに自習室があるから

# 塾にドライヤー置いてます


 

次に2つ目なのですが、これは「“正しい”勉強法」を求める、です。

 

例えば、とある面倒見第一主義!が売りの同じ塾に通うAくんとBさんがいるとします。

 

2人とも先生の言うことをよく聞き、わざわざ授業料プラスアルファで数万円を支払って、指示された自習計画を支持された参考書に沿って頑張ります。

 

そして最終的にAくんは関関同立に全戦全勝し、Bさんは関関同立に全戦全敗し、産近甲龍の一角に進学することとなりました。

 

こういったことって生徒数がそれなりの塾であればいつの時代も毎年起こることです。

 

# 自習計画とかそんなん違うんで..



さて、ここで問題なのですが、Bさんは「関関同立に受かりたかったら“正しい”勉強法でやった方がいいよ。」などと言って、自分が塾の先生から支持された勉強法を、例えば後輩の子などに語れるでしょうか?

 

おそらくそれはBさん側・後輩側の両者にとって厳しいことになると思います。

 

一方、Aくんの語る「関関同立に受かりたかったら“正しい”勉強法でやった方がいいよ。」のアドバイスは後輩たちに一定の説得力はあることでしょう。

 

 

つまり受験生やこれから受験生になる人に知っておいて欲しいのは、「“正しい”勉強法」などというのは、結局第一志望に受かってはじめて成立するものだということです。

 

数学の問題において、正しい補助線が正しい補助線たり得るのかは答えが正解であったとき(計算ミスなどがなければ)にはじめて正しい補助線であったと言えるのと同じです。

 

 

所詮、受験産業の語る「“正しい”勉強法」など受験産業の養分を吸い寄せ釣り上げる地引網であり、ルアーに過ぎません。

 

「“正しい”勉強法」激推し塾・予備校に「その“正しい”勉強法を実施されたそちらの生徒さんの受験結果を詳し〜〜〜く教えて頂いてもいいですか?」って聞いたら、死ぬほど歯切れは悪いと思います。。。

 

#口を慎め

 

 

少なくとも「勉強法」のせいにしてる段階で優秀でないのは確実だと思います。

 

「正しいマーケティング法」「正しい商品開発法」「正しい人材採用法」「正しい価格設定法」「正しい経営法」やらを模索する社会人って優秀でしょうか?

 

 

なんでもやり方なんていくらでもあるって少なくとも中学生くらいからなら分かって欲しいです。

 

 

 

本日は以上でーす。

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある

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