おはようございます。

 

昨日のオヤツはまたもや「うっふプリンさん」のティラプリでした。

 

で、私もストロベリーを食べてみました。

 

 

お味は・・・めちゃめちゃ美味いイチゴショートケーキみたいな感じでボリュームの割に美味し過ぎて秒で食べ終わりました。

 

2、3個いきたいのですが、さすがにそれはデブりまくりすてぃであろう・・ということで、自重しました。。。

 

 

高3は“体調不良”の子を除けば言わずもがなですがみんなよく頑張ってます。

 

中3もすでに“朝から晩まで態勢”の子も何人かおり(今日は中2の子も)、塾の先生なんですけど正直ビビってます。。。

 

#そこに自習室があるから

 

 

そんなわけで今日から授業3連打なので気合い入れていきます。

 

#また火曜の更新はあやしいです。。

 

 

 

君落ち給ふことなかれ。

 

 

以前も書いたのですが、全統模試後、高3生は“体調不良”の子をのぞいて全員と、採点結果を元に今後の方針について話しました。

 

これも前回も書いたのですが、私はこの夏の全統模試をある種運命の分かれ道と位置付けております。

 

それは、一部の子にとってはここで選択判断をミスる、および“無知る”と、確実に年明け以降で、旧日本軍のガダルカナル島の戦いよろしく、違う意味で「“必死”な受験生」となり、各出願先でガダルカナル受験となることは免れないからです。

 

#君落ち給ふことなかれ



とかく大学受験の難しさ&悩ましさの1つがこの戦略判断にあります。

 

 

例えば西日本の受験で言えば、(医学部はいったん脇に置いておいて)上から京大、阪大、神大、それ以下、共通テスト80%〜70%ラインの国公立大学と続きます。

 

と、ここで、まず「浪人は絶対に嫌な限界阪神志望高校生なのだけれどさすがにちょっとこれキツくね?」の子は、科目の負担を下げることで、共通テスト80%〜75%前後ラインの学校を確実に取りに行くという選択もあります。もちろん3科に絞って同志社狙いもありでしょう。

 

また、共通テスト80%〜75%前後ラインの学校を狙っている子で、現状「きっつーーー」な子は、目指す水準や科目の負担を下げて、

 

①地方国公立

②同志社

 

などを確実に取りに行くという、要は「高1、高2の頃に思い描いていた理想ではないけれど、満足はできる」選択肢を遮二無二取りにいく戦略と戦術にチェンジするということですね。

 

#この時期英語微妙な子は同志社全然甘くないですよ

 

 

これが例えば中学生の公立高校受験の場合、北野を目指す子が茨木にしようが、豊中にしようが、池田を目指していた子が桜塚にしようがどうしようが基本やることは変わりません。

 

 

 

ところが大学受験の場合、これも例えばですが、国公立の薬学を狙うという子であれば、共通テストに向けた英数国理社に数学は数Ⅲ、また理科は化学&生物両方をやるみたいな状況が多いです。

 

そしてそういった子が今夏の全統模試の結果如何(いかん)にかかわらず「初志貫徹!」とばかりにあくまで国公立にこだわって年明けに結局落ちて、さらに受験産業にプラ100万前後と人生1年分追加で次の年に「・・浪人した元取り返したる!」と挑んだ国公立で落ちて、結局私立に行く・・・そんな話ってこの受験界隈では星の数ほどあるんですね。

 


受験産業にとって明朗合格実績提示がセルフ・ガーシー砲である所以です。

 

ホントに「数字は嘘をつかないが嘘つきは数字を利用する」の代表的な業界だとつくづく他人事で思ってます。苦笑

 


 

話を戻します。

 

で、もちろん浪人して落ちることは残念だとは思いますし、受験なんて自己満足であれば良いので、事実をどう受け止めるかは本人次第です。

 

ただ、先の例で言えば、可能性として、例えば「今夏の模試と今後の展開を考えた際、ここで私大の薬学に切り替えよう!」とすることもできるんです。

 

するとどうでしょう、、、、

 

同じ努力量をこなすにしても、やるべき科目が英語・数Ⅲなしの数学・化学(受けれる学校減りますが生物でもオッケー)の3教科にしぼれるので、精神的にも、勉強計画の組み立て的にもかなりやり易くなります。

 

 

と、まあ、、、こんな事例(パターン)挙げれば大学受験はキリがないのですが、文理や志望学部問わず、大学受験というのはこのように非常に多様な戦略と戦術を時期を逸せずして選択していくことが肝要となります。


で、その時期というのが、多くの高校生にとっては今の時期が限界期限じゃないかと私は思っています。

 


ただ結果から言えば、一般的に多くの高校生が自分の努力を過信して、冷静な戦い運びができないからこそ世間一般に出回る合格率になってると思います。もちろん受験産業のミスリーディングも幾多とあるでしょう。。。

 

受験産業が大好きな諦めなかったからこそ逆転合格できた!的な宣伝なんて現役生には麻薬でしかありません。その手の合格者を広告宣伝でこすり倒してる塾でまとまに合格実績提示してるとこなんてまずないですから。

 

よそ様のことをとやかく言うのは品がないのですが(今更ですが...白目)、先日SNS上で、大手予備校の片方勤務と思われる方が、「(自分は)大手講師だけど、生徒の(今夏の)全統の成績表が返却されたタイミングで自分の講座を取ってくれている子には1人ずつ呼び出して進路懇談をして細かく対応してあげたい。」的なことを仰って(ドヤって)らしたのですが、ええっと・・それ(夏の全統の返却)ってもう9月だよね・・・っていう・・・

 

つまり夏休みはとっくの昔に終わって学校始まっちゃってるよねと・・。

 

なんならお家の方は後期時間割の(結局入試に関係なくなるかもしれない科目の)お月謝お支払いになられてるよねと・・・。

 

そう思って何とも言えない気持ちになりながら喜んでおりました。

 

#悪魔


 

 

高校生は、今後に向けて、どんな打ち手(似たような先輩たちの事例)が存在するのかという知識がそんなに無かったり、



例えば今夏の模試後であれば、、、

 

「○大の○学部志望です。」と・・・

「全統模試受けました。」と・・・

「得点率○割でした。」と・・・

 

 

「・・・・・・・・で、これっていかがなもんなんですか?」

 

 

っていうところの戦況判断が無かったりっていうのはホントに太平洋戦争中の旧日本軍レベルの話だと思います。

 

あきらめたらそこで試合終了だよ、であると同時に、やぶれかぶれになったらガダルカナルだよ、です。

 

受験はお金もかかりますが、それもより長い目で見たときに、高かったのか、良い買い物だったのかの判断は簡単にはできませんし、進路に向けた戦略・戦術1つ1つのいずれを採択するかも結局は受験生側にその価値観がしっかりしたものがあるというのが大切になってくるのは間違いないでしょう。

 

塾講師ごときにその価値観への口出しは当然ご法度ですが、打ち手の選択肢と可能性とを合わせた受験パターンは高3と話していても、普通の子は当然のことながらこの時期まだ全体の50%くらいしか知識(視野)として無いので、そこは自分の責任も掛けて今後もことあるごとに生徒さんの希望、心境の変化などもその都度聞きながら、生徒さんや保護者様に提示させて頂きたいと思います。

 

 

学校の先生も受験業界の一部の先生や進学アドバイザー的なノリの人も、受験生サイドからすれば、「もし自分が落ち倒してボロボロの受験になったときに果たしてこの人はどの程度ダメージを負う立場(覚悟)にあるのか?」というのは情報を受け取る上で持って置いて損はない観点ではあるでしょう。

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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