おはようございます。
41歳は10代の頃思っていた姿の100倍は“大人“じゃないな〜、と思っている重本孝こと誕生日の夕食は1人でセブイレのミートスパです。
# ミートスパはセブイレが断トツ説
高校受験生は夏に数学をやり過ぎない方が良い説。
このブログでも度々書いているのですが、英数国理社の中でも数学は特に才能の差が一番表面化する科目です。
それはもう残酷な天使のテーゼより残酷です。
特に高校受験レベルではそれがモロに出ます。(高校入ったら才能だけでやってた子が軒並み消えるまでが一連の流れ)
そこで数学がはっきりと苦手な生徒さんというのは高校受験レベルであっても受験戦略が必要です。
もしホントに数学以外はカンペキ!などという人がいれば夏から数学だけをすればよいかと思いますが、まだこの時期はそういう人はレアです。
とかく数学の場合、苦手な人が実力テストレベルで、努力に見合った明らかなリターンを得られる確率は他の科目と比べて圧倒的に低いです。
で、この時期、北野を目指してる子で、女の子とかだったら理科であったり、北野以外を目指す中3生の場合、理社はどちらもまだまだ復習の余地アリまくりの場合がほとんどです。
文理学科が確実ラインに無い子は英語もまだまだ甘いでしょう。
ですから実力テストのことを考えるとリターンが高いものに努力資源を大きく割り振る方が圧倒的に良いです。(あくまで個人的な経験上から割り出した結論です)
これは言っても伝わる自信が全くないのですが、、、、
数学が苦手な子って、学生を離れて久しい大人のイメージからすると基礎はできるけど応用になると“からっきし”であるとか、基礎がまるで分かっていないみたいな感じだと思うのですが・・・、実際はそうではなくて、基礎的なことがデキるときもあれば、ある日はデキなかったり、ひょんなタイミングで応用問題的なやや難しめなのが正解してやるやんっ!とか思えば、突如として中1の平均的な能力の子でもデキるような問題がデキなかったりする・・・という具合なんですね。
数学が得意な子というのはいわばそういう「波」がありません。
レベル1、2、3があったらレベル1と2は何回やってもデキるんです。
でも数学が苦手な子にはある意味問題のレベルや基礎やら応用やらなんて関係ないフシがあって、突発的にスーパーウルトラアトミックダイナマイト掴もうぜドラゴンボール基礎なことをハズしたりをします。
で、この現象は数学苦手な子、特に、定期テストの数学や他の科目はそれなりにデキるのに、、、、なタイプの子はスンゴイ辛いんです。
こういう子のメンタル面と他科目とのバランスを配慮しながらゴールまで事を運べる先生に習える子はラッキーだと思います。
ちなみにそんなワケで特に数学は素人は教えることができたとて教えない方がいいと個人的には思ってます。
そんなわけで、数学を経験の浅い先生に習うと、塾からは「授業中はデキてらっしゃるんですが・・・」みたいな感じで要領を得ない返事で濁されるのが関の山です。
おそらくこの夏も日本全国にいらっしゃるでしょう。個別やら集団プラスアルファの追加受講とかで「○○さんは数学が弱点なので、数学は個別でこの夏はとことんやりましょう。」みたいなのでハナゲみたいな講習費提案されて、当の本人はただでさえ嫌いな数学の量を増やされて疲弊しきって塾の授業時間以外は1ミリも数学には向き合わない・・・みたいなパティーンが・・・
特に偏差値50前後以下レベルの高校を受ける子などは夏休みのバイトで塾講師初体験の大学生のほぼ練習台になったりすることなんかもあるのでもう目も当てられません。
#ホントにありそうな怖い話
これまた個人的な経験では、数学が苦手な子が数学で一番力を入れてやるべきことは学校の夏休みの宿題です。
最近は学校がクレイジーな量を課すことも減っているので、全ての学校がそうではないでしょうけれど、ボリューム的にも2周、3周は可能な範囲です。
その程度のことをすれば実力テストの数学においては、同じ志望校を受ける人たちの中でも数学が苦手な人たちの平均ちょい下くらい(意味分かります?)は取れるので、あとはそこに理社を1点でも多く乗っけられるようにすれば、第一志望の公立高校のベタな併願私立レベルには遅くとも11月には到達する感覚です。(ただこれはまた別の話になりますが北摂の場合は池・箕ラインの子にとっては追手門と同レベの学校がなく、その上にも下にも学校の学力差があるので併願選びがムズいです。。)
#しかも追手門はいまや阪急豊中方面の子めちゃ通いにくい。。。
ここまで真剣にお読みになられた中学生の保護者様は「だとて、結局肝心の入試には間に合うんかいな・・・」とお思いの向きもお有りでしょう。
そこの部分を受験校受験人数事前予告形式を取る、非誤魔化し系で逃げも隠れもしない私が計算に入れていないワケがありません。
その点についてどう捉えているのかは明日の後半で。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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