おはようございます。

 

夕方頃になると近所の公園からチビっ子たちの元気な声が聞こえるのですが、男の子がたまに叫ぶ放送禁止用語が女子ばかりの自習室に届いてしまったときの空気感に対する形容詞が知りたい重本孝こと35年前に浜寺公園で叫んでいたやつです。

 

#高石市東羽衣5丁目に小3まで住んでました

 

 

 

そこにお金を掛ける意味。〜プロセスと結果の分担〜

 

最新版の東進の合格体験記を読んでいて、

 

北野から理1に受かった男の子の体験記を読むと、

 

 

 

と書いてありました。

 

 

 

 

これだけ見れば「やっぱ賢い人は違うな〜・・」と現役の高校生の子たちは思うかもしれません。

 

 

・・・が、よくよく見ると、、、

 

 

 

 

 

 

・・・。

 

#6月からすでにA判定

 

 

 

じゃあ一体・・・6月の段階でA判定を出すまでの勉強は一体何だと言うんだい、おい、俺の筋肉・・・

 

まあ、ひとえに「生きる水準」の違いなんでしょうね・・

 

 

そんなわけでちょうど昨日M氏が後輩(北野の女の子)の指導に来てくれていたので、ついでに「この(東進の合格体験記載ってる)子『秋から受験勉強した』言うてるけど・・・」とたずねると、M氏は

 

「あ、、その人ずっと賢かったです。笑」

 

と、予想通りの回答。

 

 

これまで私も北野や茨木からA判定しか出さずに現役で東大や京大に受かってる人の高校・大学受験時代を見てますが、結論、そういう人って

 

めちゃめちゃやってる

 

・・に尽きるのはもちろん、やはり伸びて行く人というのは自分を見つめ、自分に何が足りないか、それをどう補うかの試行錯誤ができる人です。

 

そういう人たちからすれば昨今受験産業の新たなお小遣い源となっている自習コンサルティング的な風味など、「え?なんで自分の勉強なのに他人にわざわざお金まで払って計画を立ててもらうの?え?え?え????どういうこと????????」だと思います。

 

 


くだんの東大に合格された生徒さんもその後にこのようなことを書かれています。

 

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(前略)

凡人だった私は午前は問題集でアウトプット、午後はインプットメインにするようにしました。アウトプットの結果から一日の終わりに今日の感じだと明日はこれがいるなという反省が出てくるので、一日ごとに勉強プランを立てました。

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1年後、2年後、3年後にどういう姿でいたいのか?

そのために何を学べばいいのか?

次のステージに行くのにどういう準備がいるのか?

 

まだまだ全然力がないながらも、こういうことを考えて、ジワジワ自分の未来を迎え撃つプロセスを楽しめるのが仕事です。

 

私もよく大手時代は午前中にその日の授業準備やらごにょごにょした雑務的なのやらをさっさと済まして、午後からは自分が開く塾の名前考えたり、内装や時間割やテキスト考えたりしてました。

 

そしてそれは受験勉強でも、部活で全国大会を目指すでも何でも同じなのではないでしょうか。

 

武井壮さんの言葉で私が大好きな、


実力も能力も何もないなんて1番楽しい時期じゃねえかよ。何したって成長するんだから。


 っていうのがあるんですが、これは私も恐縮ながらスゴイ分かる気がしていて、やはり野球しかしてなくて大学1年生でいきなりこの世界に入ったものですから、まあ、レベルマイナス20000なワケですよ。苦笑


そこからたくさん授業させてもらって、遅まきながらの受験科目の勉強して、その後、独立するための準備して・・・っていうのを今思い返したり、当時の日記見たりしたら、やっぱりどう考えても楽しかったな、と思います。


超余計なお世話なのですが、できれば生徒さんにはそういう楽しさも知って欲しいなって思ってます。



確かに受験は最終受かれば何でも良いと思うのですが、ただそれでも、中学の定期テストは対策して下さい!と、言われたことをやる(しかもイマイチ実行しきれない)、高校生になって大学受験になったら勉強計画を人に立ててもらう(しかもイマイチ実行しきれない)、そして大学に入ったら、下手したら遊び金まで20歳越えてもなお親に出してもらって無目的な時間を過ごす・・・そして社会人デビュー後、間も無くして上司や取引先、お客様に厳しく当たられ1年前後で退社し無事に人生の迷宮組曲へ・・・

 

このプロセスって、受験産業や、大学という組織に通算○百万円かけて、より自分より優秀な子との差を、さらに広げていくに等しいのかなとも思います。

 

「学歴」はあくまで何らかの手段にしかなり得ず、それは人生の目標としては機能しません。

 

 

やはりどこまで行っても

 

「あなたはどんな人ですか?」

「あなたはどんな仕事ができますか?」

 

世間から求められるのはコレだと思います。(でないと近大出の私が開いた塾などとっくの昔に潰れてないとおかしいでしょう...爆)

 

 

そして今の中高生の子たちも、もうあと10年も経てばガンガンに同様のことが世間、社内、社外、お客様(orクライアント)から求められます。

 

今回の期末の結果や、受験生時の模試の結果などどうでもよくなってるでしょう。

 

だから結果と過程は分けて考えないといけないと思います。

 

受験結果が大事なのは塾・予備校。

受験プロセスが大事なのが中高生。

 

 

今から10年後くらいには、現究永舎生は、お客様、取引先、社内などからどのような評価を受けているでしょうか。

 

また何よりも自分が受けてきた教育を自分でどのように評価するでしょうか。

 

 

それらが好ましいものであることを願います。(自分自身まだまだ他人の心配してる場合でもないのですが..)

 

 

そんなことを改めて思いましたです、はい。

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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