おはようございます。
焼きそば好きのキャラクターが主人公の漫画は「伊賀野カバ丸」であると読者様に教えて頂いた重本孝こと今日のお昼は南蛮亭です。
#ありがとうございます
模試が過去で自習室が未来。
13中の3年生のテストが木曜までと日程変更になったことにめまいを覚えつつ、中学生の次は高校生の定期テストがあります。
よって、来る人は来るという感じで連日自習室は盛況なわけですが、個人的にはこの自習室の何が面白いって、とにもかくにも同じような結果を出す人、同じ道をトレースする人というのは非常に同じような行動パターンを持つというところです。
ですから、「あれ?君、前までその行動パターンじゃなかったよね?」が出てくることで、生徒さん自身よりも先に、その生徒さんの未来を誰よりも先に私が先見できることすらあってそういうのも面白いと感じます。
そんな訳で、ある生徒さんの一挙手一投足、というか雰囲気、オーラ、そうしたものを見ていて、この子は今後こういう展開になるんじゃないかと予想して実際その通りの展開になったり、またある共通の展開をたどる子たちを過去の記憶を掘り起こしてその共通項を見出して自分なりの法則を作り、それが当てはまるか否かをその後の代の子たちの様子をみて一人頭の中で確認作業をしたり、予想が思ってたのと違ったらなぜかを考えたり・・・
もう本当に自習室というのは見ているだけで飽きません。
#でないと義務感では365日おれません笑
もう理系の男の子なんか5人いたらそのうち4人くらいはお菓子の取り方は同じです。笑
またこれは教室でもよく言いますが、高校生なんかだと、文理学科の子とそれ以外の学校の子というのは自習室で睡眠休憩を取るときの姿勢も違ったりします。
この睡眠休憩の取り方なんかは成績が良い子はみんな同じです。ダラシない寝方する子で成績良い子はゼロです。
ホントに面白いのですが、誰とも共有できないのが残念です。泣
さて、タイトルについてですが、まず模試というのは今までの集積のいち結果であり、「合格判定」などとは言うものの、その実それが表すのが私はその子の「過去」だと思っています。
実際、E判定から最終的に受かることというのは以外と珍しいことではありません。
しかしその反対に、経験上、自習室の姿というのは本当にその子の未来を占う上で格好の判断材料になります。
具体例を挙げればキリがありませんが、最近で印象深いのはやはり先日の入試で豊中に受かった女の子と京大に受かった女の子です。
いつぞやも書いたのですが、、、というかちょうど2人それぞれの受験直前の2月頃くらいに「今回の受験ではまた新たな良い経験ができると思う・・」的なことをフラグとして書いておいたのですが、具体的な内容としては、2人とも直前においてその得点力に「あらあら・・」というブレーキがかかってしまい、塾講師としてはヌケヌケと書いてる場合ではないのですが、正直、私も「どうしたもんかね〜・・」と手をこまねいている状態でした、
ただ、とにかく数字的には合格は厳しいものに思える状況に追い込まれてましたが、とかく2人の自習の様子を眺めていて、(いつぞやのブログの記述の繰り返しとなり恐縮ですが)
「この雰囲気で“落ちる”ってそんなことあるんかな・・」
と何回も心のリトル重本が首を傾げていました。
この雰囲気ってどんな雰囲気って言われると言葉での説明は難しいのですが、しかし塾の先生ならきっと多くの人が思い浮かべられる「あれ」です、「あれ」。
# 鬼雑な解説
かくして合格した2人もそうでしたが、とかく自習室で・・・というか「伸びる子」、「数字的には厳しいが本番で受かる子」全員に共通して言えるのは非常に当たり前でシンプルではありますが、やはり
“めちゃめちゃ集中してる”
ということに尽きます。
そういう子と、いまいちそうなりきれてない子(それでも受かるけど)とを毎年同じ空間で眺めているので、生徒さんを見たらもう一発で「この子は“そういう子のソレ”や!」というのは明らかです。
また、そうで無かった子が目的意識に火が着いて、いわゆる目の色変えてやってるのとか見たら「塾作って良かったな〜」と思います。
当然、どこの地域、どこの塾にも前述の豊中や京大に受かったタイプの生徒さんと、同象限の子というのはおられると思うのですが、ホントにそういう子って「自由に走るのが一番速い」の典型なので、もしウチの子もそういうところあるんちゃうか?と思われるようでしたら、究永舎の自習室はお子様に取られての平等院鳳凰堂になるやもしれません。(ハーゲンダッツ付きw)
そうした価値観を上手い具合に生徒さん全員と共有できるような教室っていいな・・と思います。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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