おはようございます。

 

前々回の、他県の大手塾の保護者セミナーにおける「トップ高は上位で入らないと意味がない」ネタの「答え」を、その後保護者様より再びメッセージにて教えて頂きました。(仰った内容が答えで間違いないと思います笑)

 

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〜前略〜

 

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なんかですね、、、、これ読んで、私は「ああ〜・・大手塾ってこんな視点やったよな〜・・」って気持ちになりました。



 

中学・高校受験の大手塾の戦略というのは基本1つです。

 

「いかにトップ高に受かる子をかき集めるか?」

 

この1点につきます。

 

もしもトップ高No.1を他塾に取られれば、その後はその新横綱への対抗策として、過度の価格競争とサービス競争へと突入せざるを得ず、抜けられる人から抜けていき(節操なくそのライバル塾へと転職し)、戦闘力のある講師と生徒が抜けた校舎の維持費だけがそのまま残ると・・・

 

これは歴史が各所で示すところです。

 

#講師が誰かより

# 実績No.1が大事

 

 

 

 

大手塾を辞めて個人塾を運営する者として「自分で教室やってて良かったな〜・・」と思うところは、こうした外部勢力に合わせた誰が考えたかも分からない対抗策に仕事の中身が振り回されることなく、あくまで自分のペースで自分の教室作りに没頭できるところかなと思います。昨日も書きましたが“入塾させる”っていう概念が消失します。

 

あくまで私であれば「重本孝」・「究永舎」をくっきりさせて、関心を持った方が入塾する!の流れであって、話を聞きに来た方の不安を煽るとかはないですよね。笑

 

ちなみに今週はお問い合わせが多くて月火水木で5件ありました。(うわはは。

 

うち3件は中1・高1・高2の方で申し訳なかったのですが...

 

#ブログ恐るべし

 

 

いやはや、、いまやもう完全に大手時代の感覚というのは抜けていて、早い話、くだんの大手塾のセミナーがやっているのは「内部生へのアジテーション(プラスの扇動)の1つではなくて、外部のすでに受かりそうな生徒の保護者様へのアジテーション(フェイクニーズの掘り起こし)である」という視点は持てませんでした。

 

良いのか悪いのか個人塾っていうのは高校受験に関して言えば、もう3年生になったらすでに通ってくれている内部生にいかに受かってもらうかで頭いっぱいですからね。。。

 

#死活問題

#マジで・・

 

 

 

 

さて前置きを本題と錯覚して頂いたところで、まさかの本題です。。。



お時間あれば引き続きよろしくお願い致します。

 

 

何度も言うよ、君は確かに・・・高1で苦労する。。

 

すでに述べましたように大手時代は夏期講習や中3の受験講座云々などなどでも、常にまずはトップ高に何人受験させられるか・・・みたいな発想が柱の1つとしてありました。

 

私も先輩に余計な口を挟んでたまに叱られたこともありました。

 

#余計な

#ものしか

#ないよね・・・

 

 

じゃあ今はどうか?というと、とにかくシンプルに中3内部生にいかに受かってもらうか??というのもそうなのですが、先ほどあえて太字で“高校受験に関して言えば”と申し上げたのですが、私の場合は基本今の中3の生徒さんを大学受験まで担当させて頂く任務を授かっているという感覚がありますから、誤解を恐れずに言えば、高校受験の段階では、こないだ受験を終えたM氏のように中学生の段階で「京大行きたい!」のような希望があれば北野(中3で初めて会った日に行けるのは確信した)に行かないとね・・・とも思いますが、正直、「できれば阪大に行けたら・・」や「できれば神大に行けたら・・」なのであれば北野や茨木でももちろんいいし、豊中でも全然いいやん!っていうのが正直なところです。

 

また大阪公立大水準や同志社を目指すのであれば豊中でなくとも池田でも全然いいやん!とも思っています。

 

 

そういった意味で「上の高校を受けさせる〜!」とかじゃなく、私が年々その意識を強くするのは

 

「いかに高校受験を通じて、高1の準備、しいては『大学受験生』になる準備ができるか?」

 

「いかに高校受験を通じて『大学受験生』としての哲学の芽を息吹かせることができるか?」

 

というところです。

 

 

これはホントに失礼ながらどれだけブログで書いたところで伝わるものではないと思ってますが、高校受験・大学受験ともに担当させて頂く身としては、同じ生徒さんなのであれば、もうそれは比べ物にならないほど、志望する公立高校合格よりも、

 

「高1以降も学年上位で頑張ってもらう!」

 

 

「『大学受験生」としてふさわしい哲学を身につけてもらう」

 

の方が大変なんです。。。

 

 

というか、たぶんほとんどの高校受験の塾さんというのは中3の子たちに高校生以降の話とかもされてるかと思うのですが、一般論的には、大半の中学生の子たちはそういった話に耳を傾けつつ、「ぼくは死にましぇん。」みたいな顔をしてます。


で、高校入試終了から1年も経てば予定通り暗記地獄と言う名のダンプカーにぶっ飛ばされてSAY YES!だと思います。

 

#錯乱

 

 

そして高校入試終了から3年後には、「僕は

落ちましぇんっっっ!」で前期に突撃し、このまま駿台で春を迎えていつまでも暮らさないか、嗚呼、、、、という。

 

#もう1回錯乱

 

 

というか元気に“『受験生』ができれば”まだ良い方で、こないだ卒業した学年の北野や豊中の子なんかも結構退学(理由はわからないですけど)してますし、保護者様には面談でも「思春期は2度くる」や「とにかく病まないよう機嫌よく学校に通ってもらうのが1番」とよくお伝えしてますが、とくに進学校の子たちは病ませないのが1番かなと過去の苦い経験などもあってめちゃ強く思ってます。

 

 

とにかく私はそういったことを避けつつ、当然最後は難関大に受かって頂きたいんですが、これがなかなかどうして大学受験の勉強ってその量と内容がめちゃくちゃ万里の河なので、はっきり言って普通なら“折れ”ます。

 

ていうか“折れる”のが普通くらいに思っておいてちょうどです。

 

#どれだけやれば

#いいのですか

#ああ届かぬ

#偏差値

 

 

ですからそんなテクニカルなことではなくて、あくまでまずは担当者である私自身が中学生の子たちには「いやいや・・最後大学受験あるし、とりあえず1回みんな泡吹くから・・」くらいのスタンスでいること(“高校受験の向こう”がある世界観を常に演出)、そしてとかく自習哲学、優秀な高校生の姿勢を伝え、1ミリでも、1人でも多くの子の潜在意識に刷り込むこと・・・こんな感じのことを


「また生徒が落ちて、浪人するのが、怖いの、怖いんです。」


と日々思いつつ震えながら泥臭くやっております。。。

 

 

 

 

そんなわけで今年もついにこの企画第1弾です・・・

 

 

 

 

 

 

 

次回は「【高校の進学実績】大手前高校から見る大学受験」です。。。

 

大学受験の「ふつう」「一般的」とは何かをみんなで確認しておきましょう!

 

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある

高校受験・大学受験で連勝を目指す教室