おはようございます。
自習室の冷蔵庫に残された「抹茶どらもっち」について・・・「自分で食べる?」or「自習に来た子のために取っておく?」の議論を10分ほど脳内で行った末、自分は食べずに我慢した重本孝ことただの塾講師の鑑です。
#書き終わったらやっぱ一個食べよかな・・
塾に通うことで得られる(かもしれない)価値のうちの1つについて
ブログってホントすごいな・・と思うのですが(しかも無料 だし..)、昨日の記事のあと、さらに現中1のお子様のお家2件からお問い合わせを頂きました。
#自分が2人いれば
#中1もできるのに・・
#と、思う瞬間
そして保護者様とメールのやり取りをさせて頂くことを通じて、改めて塾を利用することの価値について思うところがあり、本日はそちらを書いてみようと思います。
で、その思うところ、つまりタイトルにもありますように「塾に通うことで得られる(かもしれない)価値のうちの1つ」として本日取り上げたいのは
子どもの現在地と確度高い今後の展望を知ることで、悩まなくていいことで悩まなくなる(かも)
ということなのであります。
これは自分で教室をはじめてホント良かったな〜と思うことの1つで、
1人の生徒さんをずっと担当できる
ということがあります。
ずっと担当するということは、つまり、その生徒さんの軌跡をず〜っと眺めていられるということなのであります。
この経験値が溜まっていくことによって、中1や中2、中3の子と会話をしたり、答案を見たりすれば、おおよそ「どれだけ厳しく見ても最低でもこの高校のラインまでは確保できてるな・・」というのが分かります。
ちょうど一昨日、保護者様とご来校して下さった入塾検討中の中2の生徒さんにも、答案を見せて頂いた上で「千里・池田のラインにはまずいるから、手堅くそこを目指したいのか、文理学科以上を目指してみたいのかはこれから考えよう。」的なことはお伝えさせて頂きました。
ぶっちゃけ保護者様からされても「○○高校は偏差値60!」みたいな情報があっても、結局自分の子どもの現在地と、確度高い今後の展望が分からなければ、そんな情報何の意味もないと思います。
要は今日は1500キロカロリー摂取!とか言われてもそれが自分の体(代謝)にとって多いのか少ないのかが分からなければ、カロリーの過剰摂取なのか少量摂取なのかの評価をしようがないのと同じで、成績的な現状というのは、子どものポテンシャル、残された時間、地域の高校受験や大学受験事情などから見たら、相対的、絶対的にどういったレベルなのかが分からないと成績の評価って意味がないと思うんですね。
特に中1レベルとかだと、よっぽど分かり易く「はい、君、北野な。」みたいな馬渕の申し子的なノリの子を除けば、たぶん(敢えてこの言葉を使わせて頂きますが)素人目にはなかなか現在地と今後の展望の評価は難しいと思います。
北野の子であっても、頑張っても京大はちょっと厳しいタイプの子なのか、頑張ったら全然東大京大行ける子なのかっていうところには明らかな差がありますし・・
個人的には「自分の経験からくるもの」というのは信じて頂けるか否かはお相手にお任せするしかないのですが、保護者様は、せっかく塾をご利用になられるのであれば、適切な人に見てもらうことで、生徒さんの現在地と今後の展望がある程度見え、それによって“悩まなくていいことで悩まずに済む(頭の中が整理される)”、生徒さんからしても“受けなくてもよい圧や煽りを受けなくて済む”という状態を享受できるのであれば、それはやはり1つの通塾の価値になるのではないかと私は思います。
現場感覚では、最初の入塾面談の段階では
A 保護者様が思っておられるよりもそんなに状態は悪くない・・
B 保護者様が思っておられるよりもちょっと心配・・
の2つなら、
【高校受験】
A : B = 9:1
【大学受験】
A : B = 2:8
くらいかな〜・・と思います。
高校受験はもちろんのこと、大学受験でもまた塾選びで苦労するのもな・・・という現中1の方は、またちょくちょくこちらのブログもたまにのぞいて頂いて、この教室も心の片隅に留めておいて頂ければと思う次第であります。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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