おはようございます。
これを書く直前に食べ過ぎてしまい、現在指まで思い始末ですが頑張って書いていきます・・・おねしゃ・・す。
#めっちゃ肉を食べたくなった
阪大開示祭りで得た知見。〜共通テスト数学とは一体何だったのか?〜
現在、Twitterなるもののお陰でホントにいろいろな情報が手に入り易くなりました。
数日前の東大合格体験記同様、私が重視するのは、何の
“忖度”
“イキり盛り”
“「肝心の結果はどうなのさ?」がブラックボックスの塾の妄言”
も介在し得ない、受験終えたてホヤホヤの学生さんの合格・不合格の入試得点(たまにご意見)、そしてランダムに抽出された(Twitterの開示祭りなどがまさにこれ!)一定の数に通底する、ある程度一般化可能とみなしてもよいのではないかという法則です。
#日本語合ってます?
仮説、検証、暫定的な法則、その法則の適用、改めての該当確率の検証・・これらを経て、99.9%はないにせよ、講師自身がその該当確率に酔い溺れさえしないのであれば、私は塾講師のそうした経験は非常に生徒さんや保護者様に役に立つと思っており、僭越ながら教室でも還元させて頂いているつもりです。
そんな私の大好物の1つがここ数年、Twitter内の受験界隈で季節の風物詩となっている「#○大開示祭り」です。(受験生が大学から輸送されてきた入試得点開示の写真を次々にTwitterにアップするお祭り)
それが一昨日は「#阪大開示祭り」が実行されており、およそ6、70人分は採取させて頂きました。
だいたい真ん中前後で受かってる人はもちろんのこと、特に受験生たちで近年定着している「コンテンツ力」というワードの下、主席や合格最低点、数学満点、共テ討ち死にからの2次で“復活当選”をゲットした人など、合格者の深淵までをも知るのに今のところ一番有効な手立てがこの開示祭りだと考えています。
#ジャック・ドーシー万歳
おそらく今日あたりから京大開示祭りも実行されていると思います。
さてそんな毎年お世話になっている「開示祭り」なのですが、今年(今回は阪大のもの)はやはり個人的に注目したかったのは・・
共通テストの数学でした。
私が「得た知見」を信じるか信じないかは・・あn..(以下省略)という感じですが、とりあえず結果から言えば、文理問わず、各学部の中盤で受かってる子たちは軒並み5〜6割強といった子が多く、5割を切っている子を複数探すのにも苦労はしない、という感じでした。
理系学部のトップ10位内で受かってる子でも1A2Bの少なくとも片方は6割前後に落ち着いている子も多く、しかしそれでも2次(今年の阪大の数学は簡単だったらしいですが)では8割前後〜9割の子、つまり数学に関して言えば共通テストの方が点数があきらかに悪かった子が多勢でした。
特に文系数学は満点の子も多かった(マジで結構いた・・)のですが、そういった子たちの中でも共通テストは5割〜6割前後の子もおり、中でも一番感動したのは1Aの得点率が31%(つまり素点31点/100点)で2次の数学は満点という子でした。
#数学とは
以上のことなどから私が考えたのは、まず1つ目は、個人的に信用している理系の先生方がこぞって仰るように、やはり今回に関しては学力を適切に測定するには、作問者の意図がどうであれ、結果的には不適な問題であったのではないかということです。
そしてもう1つ考えたのは、センターと比べて、今回のように「開けてびっくり玉手箱」テストにされてしまうと、共通テスト比率が5割越えの国公立大(合格総得点のうち半分以上が共テで決まる学校)を目指すのが怖くて仕方ないということです。
というかぶっちゃけ阪大の2次数学で満点とか8〜9割取る子とか、京大受かってる子が平均くらいを取ってしまうことがあるようなテストを税金使って作成して、京阪の対極にいるタイプの受験生なども含めた35万人前後を受験させるのってなかなか壮大なフルーツ・バスケットなのかなと・・
要は、1流のプロ野球選手から一般的な公立高校野球部の補欠の子まであたりが、バッティングセンターで軟式球を5球2セットだけ打ってその出来で打者としての価値が測れるのかい?さあ、おい、聞かr・・[以下省略]
みたいな感じかなと。
#一部の人にはイメージすることさえ許さない比喩
作問に関して何の権限もなく、外野から好き勝手言える立場としてはそう思いました。(ごめんなさい)
とりあえずやっぱりまだ“センターの感覚”が残ってて、共通テストが今回のようなノリになってしまうと、マジで生徒さんの受験の計算が立ちにくくなってしまうので、町の個人塾のオッサンの勝手な希望としては・・・・
センターでよくね?と。爆
#税金で数十年と蓄えたデータももったいない
# 時すでに遅し
ただ、私のところや私の周りでは、結局受かるだろうという人が受かったみたいなので、これまた結果的に問題というのは無かったようですが・・
#要はシンプルに人並みハズれた努力
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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