おはようございます。

 

齢40にして好きなスイーツの味第一位が抹茶になりつつある重本孝こと7月で41歳独身です。

 

# 30数年抹茶の魅力に気付かなかった自分をドツきたい..

 

 

 

宿題を少なくする理由。

 

このブログでも何度か書いているのですが、私は生徒さんにやってもらう宿題がかなり少ないです。

 

ただ今から10年以上前はむしろその真逆でむちゃくちゃ宿題は多かったです。

 

一番ひどい時だと、中学生の子に1週間で英語の単語200個の暗記、テキスト①10ページ、テキスト②10ページくらいを課していました。

 

そして現在、中学生の子には1週間で授業でやった英作10個書けるようにする、くらいです。

 

そしてその宿題から作成される小テストについても、若い頃は生徒さんの出来が悪いと、本当にお恥ずかしい話ですが、相当キツく叱っておりました。

 

しかし今は0点でも叱ることはありません。

 

そのような経緯をたどった現在、宿題が少ない弊害は何かないのかい?と聞かれたら、結論「弊害ゼロ」です。

 

 

昔の自分もそうですが、まず宿題が多い先生というのは、なぜ多いかというと、それで生徒さんの成績を上げようとしているからだと思います。

 

私はそうでした。

 

 

じゃあ今は宿題は成績を上げるために出してるのではないのかい?・・さあ、聞かれてますよ。おい・・[以下省略]

 

・・となると答えはイエスです。

 

今の私にとって宿題は直接的に成績を上げるためのものではありません。

 

 

 

宿題というのは・・・・

 

 

 

「その生徒さんがどういう人間であるかを観るためのもの」

 

 

 

です。

 

#生徒さんもそう言われる方が怖いと思います笑

 

 

もっと言うと生徒さんのコンフォートゾーン(どれくらいちゃんとやらないと気が済まないか?という無意識的な感覚)を確認するためのものです。

 

 

ではなぜそんなことをするのでしょうか?

 

 

それは成績、特に学校成績というのは、結局「どれくらいちゃんとやらないと気が済まないか?」に比例するからです。

 

そういった点での性格の差が成績に大きく反映されます。

 

分かりやすく言えば宿題がちゃんとできない生徒さん(要は「ちゃんとしないといけない!」という感覚が緩い生徒さん)に、鬼の形相でブチ切れる先生というのは、自分という外圧によってやらせようとしているか、もしくはただ単に人間的に未熟なだけだと思います。

 

私は確実にその両方でした。

 

ただそれだと先生自身は人間的に低いレベルのまま脱却できませんし、生徒さんも、“外圧によって”やるのであれば、外圧がなくなればしない・・ということになって、自分の課題を客観的に把握し、自己鍛錬でそこを磨いていくという理想的、かつ、一番直前期に伸びるスタイルとは真逆の次元に導かれてしまうこととなります。


もちろん「大学受験生」になれる確率も減るかもしれません。

 

 

やはり人間が変わるときというのは、特に勉学面では、そのきっかけは恐怖よりも自信を恥じる気持ちの方が有効です。

 

要は「こ・・これは情けないな・・・・」という感情ですね。

 

そういった意味で、生徒さんが先生に宿題が十分できてない理由を事前に言い訳するという塾はマズイです。

 

なぜならそれは、自分以外のものに要因を作っているという時点で、生徒さんは自省の真逆に向かっているからです。

 

では言い訳させないためにはどうすればよいでしょうか?

 

キザな言い方で申し訳ないのですが、もう答えはすでに書いております。

 


宿題を


「授業で解いて、先生が解説もして、『分かりました』ってなった、答えも分かってる問題10個の中から1週間後に5個だけそのまんま出題されてそれで満点取れないって、もう進学あきらめよう!」というレベル


で少なく出して、それで、実際にテストでは0点でも先生からは何も言われない・・・という状況になるとどうでしょうか?

 

生徒さんからすればまず先生から叱られたり、事前にごにゃごにゃ言われるということがないのは分かっているので、言い訳を自分からするタイミングも理由もありません。

 

そして宿題内容レベル的にも「シンプルに自分がちゃんとしないダメ男ちゃん・・」を認めざるを得ない状況が仕上がります。

 

ましてやそれなりに信用のある教室であれば放っておいても最初から宿題はキチンとするレベルの子も何人かいるわけですから、ドンマイな点を取った自分がより浮き彫りになって自分を省みざるを得なくなります。

 

敏感な子だったら次の授業前にはもうすでに顔つきが全然違います。(おいおい・・めっちゃ必死やん(笑)・・みたいな。)

 

 

 

あと最後にご確認なのですが、絶対に「再テスト」はやってはいけないと思います。

 

これまた私も大昔は「覚えるまで帰さへんぞ〜!再再再テストや〜〜〜〜!!!」みたいなことをやっていましたが、そんなことを一切やっていない今と比べて何か弊害があるか?と言われればこれもノーです。

 


疲れてきたので今日はここまででーす。

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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