おはようございます。
子どもの頃、実家で母親が歌っていた「盗んだバイクで走り出す〜!行先は鑑別所〜w」という替え歌を思い出し、自由になれた気がした重本孝こと四十の夜です。
#本日は息抜き会です
その子は・・・
ぶっちゃけ最近はどういったタイトルにしたら結構読まれるor読まれないかが分かるようになってきてしまっていて、ちょいちょいこういう分けの分からないタイトルをやってみたくなります。。。
校内ではまた中間明けのタイミングで面談ウィークの設定があるのですが(またお手紙配布致します)、以前にも書きましたように、最近では遠くて通えないけど、ブログ読んでるよ〜といったメッセージを頂けたり、またお子様のことでご質問頂いたりといったことも増えました。
また、独身で子どものいない私は日頃からちょくちょくブログやツイッターで、見知らぬ保護者様がお子さまのことを綴られている内容を目にして、いろいろと考えさせられることもあったりします。
ところで先日、教室の“流し”がやや詰まってる感じがあって、私は塾講師の鏡なので、夜中(23時半頃)にまたもや3中近くのドラッグストアさんにパイプ洗浄液を買いにチャリでダッシュしたんですけれども、そのときランダム再生のイヤフォンから『15の夜』が流れてきたんですね。
「おお・・久しぶりに聴いたな〜・・、やはりこの曲は夜風に吹かれながら聞くと映えるな〜・・」とか呑気なことを考えながら40のオッサンがチャリをこいでおったのですけれども、ホントに改めて、サビにたどりつくまでの悶々とした内容からの、かの有名な「盗んだバイクで〜」からの、歌詞通りバイクで疾走するかのような解放感が叫ばれるノリは子供の頃から何回聴いても飽きません。
何もバイクを盗むような不良の人でなくとも、その爽快感・解放感こそが、各自で抽象化されて聴く人の心をつかんでるんじゃないか・・、そういった意味でぼくらの存在そのものがみんな15の夜なんじゃないか・・・と野暮な分析を今さらながらしてしまいました。
#何を言うとんねん
日頃、塾講師という10代の子たちと接する仕事をしていますが、仕事柄といいますか、・・バイクを盗まない彼ら彼女らもまた、自分の存在が何なのかさえ分からず震えていることを思い知らされる場面は多いです。
仕方のないことだと思います。
また、保護者様がそんな中高生の我が子をご覧になられて、心配なさるのも無理からぬこと・・・であることは何となく想像できるような気がしています・・・
映画『八日目の蝉』で
「その子は・・・まだご飯を食べていません。」
という名シーンがあるのですが、
#見たときは泣き過ぎて完全に脱水症状なった
私が10代の子たちに対して思うのは
「その子は・・・まだ何も始まっていません。」
ということです。
ホントに教え子たちのその後を見てても、10代ではまだ全然分からない・・・ということは言えると思います。
ちなみに私も丸刈リータだった10代の頃は40でこんなアホみたいな髪型して自分で塾開いてるなんて1っっっっっっっっミリも想像だにしません。
40ていったら仕事も安定して、なんかふつうにパパやってるイメージでした。
#全然違うやーーーーーーーーん!
10代なんてウンっっと悩めばイイんちゃうかなと。
で、それで何年も過ごして気づくんですよ。
・・生きてたら悩みって尽きないんやな、と。笑
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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