おはようございます。
本日から5月半ばまでビルの1Fに工事が入ることが決まり、ちょっぴり憂鬱な今日この頃です。
かつては究永舎も何回かそれなりに工事したので仕方ないんですが..
とあるツイートを見て考えたこと。
具体的には挙げませんが、お子さんと最難関中学を目指す、全然どこのどなたかも分からない保護者様の一連のツイートに出会いロム専(読む行為だけをする人)の私は興味深くいくつか読ませて頂いたのですが、まあ・・・典型的な受験界隈にありがちな“取り憑かれている人”だったんですね。。。笑 (抽象的にしといた方がいいと思うのでそうしてます)
それなりの大手塾などに努めたり、中学受験をそれなりに担当していたりすれば必ずこうした学歴への固執の仕方がちょっと尋常じゃない取り憑かれたヤベー親、ヤベー子どもっていうのに出くわすことがあります。
もう親子揃って受験で不幸になるために時間とお金を突っ込んでるんじゃなかろうかという人ですね。。。
このブログはそうした御仁を遠ざける意図もあってやってる側面もあるのですが、今回関心を持ったお家の方のツイートなどを読んでいると、塾講師がそれを言っちゃ〜お終め〜よ・・・なんですけれども、どうしても
学歴ってそんな大事なのかい?どうなんd・・(以下省略)
という気持ちにもなります。
例えば「東大生」というのは確かに1つの「結果」だし、「信用」にはなるのですが、それって「美人」っていうのと似たようなもので、同じくらい期間限定のものです。
この資本主義の世の中、何事も「結果」を出すことで生き易くなる側面は確かにあって、10代の頃の難関校合格なんていうのもそのうちの1つなのですが、何もそこまで・・・って思わなくもないお家の方や受験生ってたまにいて、なんでそうなるんだろう??・・・・・と考えた結果、
やっぱり私には分かりません。笑
#子どもいないから余計に
じゃあ学校なんてどこでもいいか?というと当然そんなことも思っていなくて、個人的にはやはりレベルの高いものに囲まれるというのは自分を省みるチャンスなので、結果、それは成長できる環境の一つだと思っており(他人関係なく成長できるのが一番無敵ですが)、そうした意味で、どうせ受験をするということで、届きそうなのであれば上を目指すことにはやはり価値はあると思います。
ただ個人的にはこのブログでも何度か書いておるのですが、「進路」という切り口で言えば一番大事なのは
向いてる仕事に就くこと
だと私は考えており、正直、ここを当てれば出身校なんてどこでもいいし、逆に外せば(自分に不適な職を選んでしまうと)、金ピカの学歴もただの本人の最後の心の拠り所としての機能しか果たさないと私は思います。
ただ、じゃあ何が自分にとって向いてる仕事なの?って言ったらそんなのを当てるのなんて場合によっては受験勉強よりも難しいかもしれません。
だからこそ18歳段階でまだ何も見つかってない子というのは大学という“ラスト時間稼ぎ”でギリギリなんとか「これで行ったれ!」みたいに主体的に取り組める、かつ、人からお金払うからやってくれ!って言ってもらえる何かを見つけるべきなんだと私は思っています。
#とりあえず集客できたらなんとかなる説
なので、若い子にとって一番非効率なのは10代を受験勉強に思いっきり費やしておきながら、それをその後の4年をかけて、「難関大に合格した、やりたいこと特にないやつ」になる道程を歩むことだと思います。
#もはや国難
最後に私なりの
「真面目な話、どうすれば好きな仕事が見つかるか?」
なのですが、、、、
そこは個人的には豊臣秀吉の「信長の草履を温めた話」や「清洲城の築城」、石田三成の「3杯のお茶」などが本当に理想で、とりあえずやることになった仕事に自分なりの創意工夫を仕込むことが大事なんじゃないかと思います。
まず昨今、新入社員で数日や数ヶ月で会社の仕事が面白くないと辞めちゃう若者が、それこそツイッターなどでも「新入社員 来ない」などで、よくネタにされていますが、そういう子たちって、いわば野球部に入部したものの「1週間経ってもバッティングやピッチングをやらせてもらえないので野球部つまらないです。」と言っているレベルと同様の人も割といるのではないかと思っていて、やはりその姿勢では7回生まれ変わっても好きな仕事は見つからないと思います。
そうではなく、まずは与えられた小さな、そしてぶっちゃけどうでもいいような仕事で「草履を温め」ないといけなくて、いわば・・・というか実はそういうのが仕事の面白さだったりするのではないでしょうか。
誰がやっても同じなんだけど、自分に任せるとほんのちょっとだけ「おや?」っと先輩に思わせるよ・・みたいなことです。
なんかちょっとだけ、、、、、確実に自爆はしない程度に自分なりに気を利かそうと(先輩orお客さんに喜んでもらおうと)してみたりすることで、うまいことそれがハマれば、次はちょっとワンランク上のチャンスが巡ってきます。
そういう自分なりのこっそりとした「こういうのどーーう?」みたいなのがウケるところが実は仕事の面白さだったりすると私は思います。
#仕事できる人=「お主やるな」を言われる人
わらしべ長者じゃないんですが、そうした仕事の“交換”を繰り返していくことで、そのうち今度は“清洲城築城”のチャンスが巡ってくるというものです。
私は小2〜高3までを野球部の世界、その後なぜだか塾講師をやっていますが、周りを見てると、ぶっちゃけこういうのは言われたことをそのままやってれば褒めてもらえる!・・・とは全然限らない野球部(体育会系)の人の方が案外得意かもしれないなと思います。受験の世界に“アピール”っていう概念はあまりないので仕方ないんですが。
“受験だから”勉強するのも悪くないと思ってますが、青臭いことを言わせて頂くと、やはり一番は受験から何かを学んだ人であるというのが理想かなと思います。(これは部活も同じ)
先のツイートの主様親子に幸多からんことを・・・って感じです。(真顔
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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