おはようございます。

 

吉野家のニュースを見るまでもなく、とにかくオジサンは何も言わないのが一番だということを思いつつ毎日記事を書いている重本孝こと、授業中以外は誰とも会話の無い男です。

 

#4月はひたすら六甲山を教室からボーっと眺める

 

 

 

当たり前だけど結局大学受験は生まれてから18歳までのトータル勝負。

 

 

今週の週刊朝日が医学部への進学特集でした。

 

それによりますと今年の現浪合わせての医学部合格者トップ20はこんな感じだそうです。(ちなみに開成はまだ現浪合わせての人数が集計中だそうです)

 

 

ちなみに大阪の公立でいえば北野が合計27人で、うち現役が16人でした。

 

これを見た個人的な感想としては、「やっぱりこういうのとか見たら『中高一貫の方が子どもの学力を伸ばしてくれる』みたいな発想になる人って一定数いるんかな〜・・」です。

 

写真まで出しておいてなんですが、この資料に関してはここで止めておきます。

 


さて、あくまで私個人の指導側としての経験では、中学受験と高校受験なら、どっちの方が子どもが伸びるとかは全く関係ない・・・というのが見てて思うことです。

 

ただただ思うのは、とりあえず大学受験に関して言えば、結局0〜18歳までのトータル勝負なのであって、本当に小学校の勉強が物足りなくて、もっと高度なことを学びたいという意欲があって、その学習意欲が中高と続くような子であれば絶対中学受験をさせてあげた方がいいということです。(または親が方向付けして上手くそのコースを走れる子)

 

しかしそうでない場合はホントにどっちでも学力的な成果は有利不利はなくて、むしろ「大量の課題をやらされるのが勉強」というのが潜在意識に刷り込まれるくらいなら塾なんて通わない方がいいとすら私は思います。

 



ところでみなさんは“大学受験がシンドイ子”って一体どういう感じの子だと思われますか?

 

 

私は2014年シーズンから自分の教室で大学受験の講座を開始して今年で9シーズン目ですが、結局いつの時代も大学受験で苦しむ子って、例えば小学校のときにすでに勉強が苦手だった子とかじゃないんです。

 

誤解を恐れず言えば、「泳げない人は(そもそも水辺に近づかないので)溺れない」理論ではありませんが、ホントに昔から勉強がガチガチに苦手だった子って、そもそも高校以降は大学進学以外の道に駒を進めるか、もしくは非常に謙虚な進学先を自分のできる努力範囲の中から自ら選ぶので、そうした子たちってそんなにストレスなく19歳以降の人生を新しく春にはじめていくんですね。

 

そうではなくて、一番苦労するのは、小中レベルくらいならそこまで苦労せずに人並み以上には点が取れてたものの継続的な努力はできない子なんです。

 

たぶん今このくだり読まれた大学受験の個人塾の先生の中にはうなずき過ぎて首の骨折れた人いるんじゃないか?ってちょっと心配です。

 

 

このブログでもよく書きますように、とかく大学受験って何が大変って結局まずはシンプルに暗記量なんですね。

 

で、世の中確かに覚えるのが人より早い子というのはいるんですけれども、現場で見てる感じ、それが通じるのってやっぱり中学・高校受験までであって、大学受験って結局毎日コツコツできない子ってどれだけ“頭の回転がいいタイプの子”でも全くその暗記量の多さに太刀打ちできません。

 

 

違う言い方をすれば、大学受験ってこれまた指導側の個人的な感触では、中学・高校受験で“稼いで逃げ切る”みたいなのって無くて、どちらかと言えば、これも中学受験・高校受験関係なく、ベストなのは、いかに高1からジワジワペースを上げていくか、および上げずともそれなりに継続して、(現在地と目的地との距離感にもよりますが)高2くらいからバーンっ!といくかっていうのが勝負の肝になると思ってます。

 

っていうか“受かって頂くことでメシを食べている側”としては常々それが「プランA」なわけですね、はい。

 

なので、中学受験や高校受験塾のバスに葬式行くみたいな顔して乗ってる小学生とか、たまに究永舎の入るビル下の176沿いに見かけたら


「・・・。」


な気持ちになります。


#余計なお世話


 

なんとなくのイメージなんですけど、フランス料理とかの世界って、ステーキへの火入れのタイミングって長過ぎても短か過ぎてもダメとか、ピザとかでも釜から出すのが早過ぎても遅過ぎてもダメ的なノリってあるじゃないですか。

 

#テキトー

 

個人的にはまさに受験勉強もそのイメージで、早過ぎても、遅過ぎてもダメや、力を入れ過ぎても、入れなさ過ぎてもタイミング的に「ダメ。」「今ではない。」ってあると思います。

 

で、それはやはり料理で言えば“素材”によるのと同様に、受験で言えば“子ども”によるんですよね。

 

 

人生同様、受験もトータルでどう事を運ぶか・・・究永舎、というか私にはそこを保護者様から期待して頂いていると思っているので・・・・・ええ・・・、、今、この時期だけはどうか安らかに過ごさせて下さい。笑

 

 

#今シーズンも頑張ります❤️

 

 


 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

ご興味のある方はコチラ。

 

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

究永舎 大阪 北摂 豊中市にある

高校受験・大学受験で連勝を目指す教室