おはようございます。

 

 

本日、中3生のみんなは第3回シミュレーションテスト・2020年回です。

 

前回の2021年回と比べて難度はおそらく水曜の2022年回にだいぶ近いのではないでしょうか。

 

 

 

今日はそんな入試本番に絡んだお話です。

 

 

 

数字上は受かりそうだけど不安な子と数字上は危ないんだけど受かりそうな子

 

 

基本的に私は「人間」が好きでこの仕事に取り憑かれていると言っても自分的には過言ではありません。

 

とかく「人間」の行動ほど非合理なものはありません。

 

でもそこが面白いんです。



 

「なんでやねん????」っていうのが日々多過ぎます。

 

それが面白いです。

 

 

私の場合、それが主に10代の子どもたちの高校受験、大学受験という切り口になるのですけれども、先ほど述べましたように、確かに非合理な側面というのは誰にでもあるのですが、その非合理性にも法則があったりします。

 

結局私がやってることと言えば毎年毎年複数の受験生を観察して、結果を見届け、ウマくいったな〜というケースもなぜウマくいったのか?反対に、残念だったな〜、申し訳なかったな〜、というケースはなぜそうなったのか?・・・そういったことを延々と考え続けます。


そしてその際の思考の軸となるのが「良いにつけ悪いにつけ似たような結果を出す人や、よく似た言動を取る人の共通項」を言語化できるレベルで把握し、自分の中で法則化し、その個人的な法則から、望ましくない未来を迎えるのではないかと予想される場合、1人孤独に“バックトゥーザフューチャー”を1年、ときに複数年掛けて試みるということですね。

 

毎年合格は生徒さんが頑張った結果ですが、たま〜〜〜〜〜〜に、、、、過去に似たタイプの生徒さんを落としてしまった自分の経験が今回活きたな、フフフ、なんて調子に乗って思うときは、1人でこっそりと事件解決後得意になっている“小五郎のおっちゃんを眺めるコナンくん”みたいになってるときもあったりします。

 

#伝わりにくい

 

 

で、そうして上手くいったらいったで自分の成長を誰に言うでもなく一人で噛みしめつつ、その法則と対処法への確度をより固めて(ときにまた疑い)、次年度以降の保護者様・生徒さんへ向けて還元させて頂くのに、より価値の高いものにしようとまた延々悶々と考え続けます。

 

完全にマニアックな自己満足の世界ですが、自分しか分かってないというところがまた面白いところであり、独身者ならではの、誰にも理解されない暗い趣味だなと。。。

 

 

で、そんな自己満足な法則コレクションの中で、今日は公立高校入試直前ということもあり、タイトルにもあるように、

 

「数字だけ見たらふつうに受かるんだけどなんなんだこの胸のザワつく感じは・・・」 ・・・①

 

という場合や、反対に

 

「数字だけ見たらどう考えても厳しいんだけど、なんかイケそうな気がするねんけど、これは希望的観測が膨らみ過ぎてるだけなのか・・・」 ・・・②

 

というのがどこから来るか?というのを頑張って言語化し、こんなミニマムでマニアックな個人塾のオッサンはこんなことを考えてるよというのを読者様にシェアしようと思います。

 

#なんの役にも立たんシェア

 

 

まず②について。

 

これはもう完全にあと足りないのは数字面だけ!という場合ですね。

 

もうそれ以外は完璧であり、「もう少しこういうとこ直したら・・」というのが取り組む姿勢面では一切無いという生徒さんです。

 

 

で、①についてなのですが、これ、、、、個人的には学生講師時代から延々と謎で、講師をやりはじめてから今にいたるまで、自分にとっては一番の難題です。

 

で、これ細かく共通項を箇条書きすればポイントが自分的には複数あるんですけれども、ズバリ絞ると、

 


・自習中問題を解く姿勢のままよく寝る

(自習中休憩で寝ることが許されていない塾の場合は当てはまらないと思います)

・自習中1回寝たら起きるまでが長い

・授業中他の子より眠そうになることが多い

 

この特徴を携えた子は経験上怖いですし、無事受かっても高校進学後は受験前よりもっと怖いです。

 

今日はそちらは触れませんが、たぶんまだ経験の浅い先生とかだったら「気づいてんねやったら注意したりーな・・」と思われるかもしれませんが、それではお互いにとって益無しです。

 

 

 

 

話を戻しまして、おそらく多くのみなさんは試験中って、そりゃ〜さすがに誰だって集中してやるだろ・・と思われると思うのですが、意外とそうではないと私は経験上思います。

 

 

マジメでコツコツタイプに見える子で、実際プレッシャーがかかると、そこから集中力のギアが上がる子も入れば、反対にプレッシャーがかかってる場面で集中力が「あれれれれれれ・・・」ということになる子もいますし、反対に、ふだんダラダラしてて、どちらかというとヘラヘラしてるように見えるような子でも、プレッシャーがかかる場面になると“ゾーンに入る”タイプの子もいれば、ダラダラしてるように見えて、試験本番でまさにその集中力の無い感じがやっぱり出るという子もいます。

 

この辺は、私は答案のミスの内容にも出ると思ってます。


以前も書いたように自習室で疲れて寝るのは全然オッケー牧場なのですが、やはりその寝るタイミングや寝姿を見て過去の経験から不安を覚えることは多いです。

 

寝ること自体は全然いいです。

むしろ疲れてるんなら寝るべきです。

 

東大京大行ったお兄ちゃんたちも寝るときはしっかり眠って休憩してました。

 

余談ですが、高校生の自習室をながめていると、究永舎的には文理学科の子でペン握ったまま寝る子はいません。

 

この辺も新高1の子は見たら分かると思います。

 

 


 

デキる子や、保護者様は心配されていても、これから伸びてくる子というのは最終的には理屈ではありません。

 

 

目です。

 

目。

 

問題を解いてる時の目の光線、

人の話を聞くときの目の光線が全然違います。

 

ここに全部出ます。

 

 

 

 

 

 

ある意味、塾講師側からすれば、受験が毎年毎年数字通りにいってくれれば精神的、というより、もはや心臓的にまだマシなのですが、どうにもこうにも必ずしもそうでないところにこの仕事の不思議、かつ魔力的な魅力があるように思います。

 

人間は難しいです。

 

#早よ春来て〜

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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