こんにちは、久しぶりにお昼のブログです。
倍率の中間集計が出ました。
明日の朝に出るのが確定倍率ですが、例年ここからは上がってもプラ0.01〜0.02くらいなので、ほぼ大勢は決まったと考えてよいと思います。
ざっくりとした感想では
北野 1.34・・・ふつう
茨木 1.43・・・下がった
豊中 1.60・・・予想ほどは高くなかった
千里 1.40・・・去年の揺り返し
池田 1.19・・・合格おめでとう
箕面 1.41・・・歴史は繰り返す
桜塚 1.40・・・予想よりやや上
倍率を見て改めて思いまするに、やはり入試は運もあるということです。
千里は国際文化が去年は157募集の142出願で学校全体の倍率も1.16でしたし、箕面に至っては2020年入試は1.05なんていうこともありました。
箕面は先日卒業した2019受験の学年が1.43で今年同志社受かった子曰く周りの友だちも「結構みんなふつうに同志社受かってます」らしく、やはり高校入試の倍率というのは3年後の大学受験結果に反映されるというのは昔からずっと変わりません。
そういった意味では豊高(2020年入試の倍率1.68)なんかは来春は結構京阪の合格は増えると予想しますし、池田は3年後の大学受験はたぶん・・・なので、ウチの子も注意ですが、今回合格する子たちの学年はおそらく200番後半の子なんかは下手したら部活引退後からでは関関まで届かない子も例年より多いかもしれません。
あと、これは言っても仕方ないのですが、入試というのはその年度の問題の難易度も影響はかなりあります。
C問題で言えば、2016、2019のように国語が難しい回なんかだと、90点中20点台で、トータルでも言うほど取れてなくても茨木や豊中にも通りました。
また2017のように数学がバ○みたいに難しいと、茨木豊中でも90点中10点台〜30点台でも全然受かってました。塾生の友だちなどは30点台でも北野に受かってます。(ちなみに池田は翌年からB問題に変えました)
しかし2018年度などは数学が簡単になったので、数学が苦手な子が得意な子と差をつけられてしまい、究永舎でも3/6と辛酸を舐めました。
そして今年の個人的な予想ですが・・・
【英語】
年々難しくなってます。去年は英検持ってる子は聞いても「途中でどうでもよくなった。(もう72点でいいや)」と結構言ってます。
ただそう言ってる北野の子なんかはそう言いながらも蓋を開けると74点だったのでやはり北野ってそういうとこなんやね・・・という感じです。
#北野は準1以外はマジで意味ない
英検については最初は“保険”としての役割だったはずが、いつしかただのC問題の抜け道となってしまい、特に文理学科を目指すご家庭の課金ゲーとなった感は否めません。
嬉しいのは塾などそれを飯のネタにできるところと、英検協会(大手塾の英検推しに合わせて試験料を上げてきた)だけであり、多くの生徒は入学する頃には単語は忘れてますし、学校の先生からしても構文を正確に把握する練習をせずに入学してこられるので、典型的な改悪だと思います。
最近はネット上で塾の先生による「72点を買う」なんて表現も目にしましたが、私にとっては信じられません・・・
北野は保険になりませんし、茨木豊中でも50以上〜60点前後はみんなとってきますので、購入してるのはせいぜい10〜15点前後です。。。
#下手すりゃ1点1万円
いまさらこの制度を廃止したら英検協会をはじめ、コロナ以上に打撃を喰らう御仁が大阪中にはびこっており、教育委員会も英検側に気遣ってどうしようもないんじゃないかと思います。
【数学】
ズバリ難化です!
近年の数学激しい回と言えば
2012
2017
と5年空きで来てますので、今年はまたそのアニバーサリーです・・・・というのは冗談ですが、2020年も難しく、2021がコロ助の影響もあって激しく易化となっており、個人的にはできれば2020くらいの難易度できてくれ・・・と思ってます。
ずっとお読み頂いている方はご承知の通り、今年はウチからは4人豊中を受けますので、倍率的にも想定される問題レベル的にもシミュレーションテストの2020年と2021年の順番を入れ替えて正解だったなと思ってます。
去年円周角が範囲外だったので、そろそろ10年ぶりに円周角の定理の逆を用いた証明なんかが出るんじゃないかって予想してます。
いずれにしても数学は大問1の段階で「今年の匂い」を嗅ぎ取ることが大事で、そういった意味では2017の大問1の難易度や、また、2012あたりの図形の計算量を基準として自分の中で持っておくことで、当日も精神的にはテンパらないと思います。
【国語】
作文埋めたらあとはどうでもいい。
基本みんなできないと思っておいてよい。
【理科】
天体必出。
また、苦手な子ほど、5科目の中で対策してるか否かが一番差に出る科目だと思います。
「対策」嫌いの私が唯一「対策」という単語を意識する科目です。
ちなみにここで言う「対策」というのは知識面とかのことではなく、問題の作られた方を把握するということです。
【社会】
どうでもいい。
究永舎生並びに、高校クラスからご参加予定のみなさまの合格を祈っております。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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