深夜に自習室を掃除しながら、両手を上に広げてTWICEを踊って腰をグギって痛めてる間に早くも本日で関関同立戦も折り返し地点です。

 

昨日また1人ラスト自習を終え、本日の戦場へ旅立っていかれました。

 

そして言うまでもなく自習室ではあきらかに高2生の2023年受験が始まり、1人また1人と3年生が旅立っていくのと入れ替わりで、今度は逆に1人また1人と受験勉強が始まっていきます。

 

#とりあえず腰が痛かです

 

 

 

別枠授業について


このブログをそれなりの期間お読み下さっている読者様なら、究永舎生の生徒さんの中でも数名だけ別枠で個別対応させて頂いていることはご承知の通りです。

 

私の中で、これまでの在籍生のタイプをある切り口で4象限に分けるならば、

 

①灘高生

②処理能力が異常に速く努力もする高校生

③大学受験に向いている高校生

④普通の高校生

 

といった感じで、究永舎にも開校当時から何年か単位で1人、2人と①や②タイプの生徒さんがやってこられます。

 

#③④についての解説はまた今度


まず①の方については説明は特に不要かもしれませんが、究永舎ではこれまで2015年に東大法に行ったN氏(中1〜高3)と現在のK氏(高1半ば〜現在)のお2人がおられます。

 

ご本人たちは分からないと思いますが、失礼を承知で申せば、ある意味お2人とも「灘しか行くところがない・・」と行った感じで、特にやはり数学の点の取り方がいろいろ一般法則には当てはまらないと感じます。

 

私レベルが語るのははばかられるのですが、普段こんなことを書く機会もないので敢えて現場で体験したことを書かせて頂きますと、一般的な超進学校の「天才」のイメージというのはとにかく何でも知っているみたいな感じをイメージされると思いますし、実際好奇心みたいなものはふつうの人の何倍もあるのは間違いなのですが、とかく共通して私が驚かされる・・・というか正直理解できないのは、

 

「なんでできるねん????」

 

ということが多いということです。

 


このままでは誤解を生みますので説明致します。


ご存知のように、私自身「そっち側」じゃないんで理解できないものは理解できないのですが、無理やり言語化すると偏差値50台くらいの知識量でも偏差値70出せるときあるみたいな感じです。

 

灘の先生はご自身も灘出身の方が多いとお聞きしますが、然もありなん、、、て感じです。

 

N氏もK氏もやはり同じ学校の先輩後輩で英単語をなかなか覚えようとしないところも含めてその点はよく酷似しています。。。

 

どちらも1対1で話しを聞いてみると、少なくとも本人たちは感覚的にやっているつもりだと思うのですが、その実、非常に考え方やその消去法が合理的であることには毎回驚かされます。

 

一般的に、数学がとことん苦手な子というのは、自分でも説明のつかない解き方や答えや思い込みをする確率が非常に高いのですが、彼らはその真逆で、テキトーにやってると見せかけて、「なんでそう思ったん?」と聞きますと、その返事に「なるほどね。。苦笑」と思わされることは非常に多いです。

 

もちろんたまに「“カン”です!(ニヤリ)」としか返してくれないこともありますが・・・

 

まあ、、、、、、ド凡人の私が言ってることなんでどこまで合ってるか分かんないんですけどね。爆

 

 

 

②の生徒さんについては生まれ持ってのものなのか、小さい頃からの何がしかの積み重ねなのか、とにかく読み書きが明らかに人より何倍も速い子というのが世の中にはいらっしゃいます。

 

同じように記憶力もあって賢い子でも、速さに関しては特段速くないという子も結構いる中で、ホントにたまにこちからしたら「速っ!!??」みたいに驚かされる子がいます。

 

お子さんの運動会見に行かれて徒競走にウサインボルトが混ざってたら「速っ!」ってなるじゃないですか?まさにあの感じです。


そういう子(ボルトではない)で、かつ、もちろん生徒さんご本人にも志がある場合は、大手だろうが個人だろうが、クラスの中にいては明らかにフルスピードで泳いでいくことができません。

 

要は東大京大に余裕を持って受かるために、他人を待つ時間の積み重ねが無駄になってしまいます。

 

ご存知の方もおられるかと思いますが、東大京大は他の難関大よりも、単純に試験科目数がさらに多かったり、特に東大の場合なんかはまたまたさらにスピードも要求される地獄設定なので、できるだけ最速・最多時間勉強できる環境がいいはずです。

 

そんなワケで

 

 

 

生徒さん「目指してみたいです。」

 

シゲ「確かにな・・」

 

 

 

の場合は“別枠”となります。

 

 

 

 

前にも書いたことがあるのですが、その昔、11中からわざわざここまで通ってくれて、その後、埼玉のトップ高校の1つである大宮の理数科から現役で東工大に通うF氏が、私からの「なんでココ(究永舎)通ってくれてんの?」の問いかけに、彼が返してきた、

 

「余計なことしてこないのがいい。」

 

というのが個人的にはこの謎塾を上手に語ってくれてる気がして気に入ってます。


 

今の段階ですでに自由に走るのが最速状態の子を週何回も塾通わせたり、大量の課題与えたりって、アメリカ人以上に自由を愛する私からしたら狂気の沙汰以外の何物でもないです。

 

落合さんやイチローさんに普通の打ち方、野茂さんに普通の投げ方や強制的に不要な練習を大量にやらせて潰すようなものです。

 

R.I.P としか言いようがありません。

 

「私は凡人ではない!」という講師でないなら余計なことしない方がいいな〜と思ってます。

 

 

途中から何の話してるのか分からなくなりましたが、これから自習室で踊らなきゃ、、ではなく、掃除しなきゃいけないので今日はこれで終わります。

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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高校受験・大学受験で連勝を目指す教室