今年もこちらが届きました。

 

今年(こないだの受験)は急速に進む少子化&コロナで各私大は軒並み倍率はダダ下がりマックスだったわけでして、その辺りどう影響が出たのか否か??と気にしておったのですが、まあ出る学校には出てましたポーン

 

 

まず大前提として昨今の私大戦線は保護者様が10代の頃と比べるとだいぶ変わってる・・・かもでございます。

 

この辺は最近の大学受験事情に対する個人の情報収集具合にもよりますが、塾の先生でも特にご年配の方などは信じられない情報発信をしておられる方も散見され、さすがは我が塾業界という感じです。

 

「どんなときも」同じであることもあれば、刻一刻と時代の変化を受けるものもあります。

 

今年の18歳と去年の18歳を比較しても人口は約2万人減っているそうで、格別、私大は生き残りをかけて今年、来年、再来年以降と、あの手この手を繰り出してくることが予想されますので、今後もその動向には注視が必要です。(学部の新設など分かりやすいものはどうでもいいとして・・・)

 

#ええっと、個人塾などは・・・

 

 

とりあえず今日の記事では入試システムなど細かい話は、さておき、都市圏と関西圏の主要大学グループの基本的な偏差値的な立ち位置関係の確認を行いたいと思います。

 

ちなみに全体のニーズを踏まえて、主に文系の話だと思って頂ければと思います。

 

多少大学・学部にもよりますが、私大については理系は文系よりも全体的な偏差値観は下がる傾向があることはお知りおき下さい。

 

 

まず我らが関西ですが、

よく言われる関関同立、産近甲龍はもちろん健在です。

 

学部平均的な偏差値で言えば、やはり同志社がぶっち切りです。

 

続いて立命・関学・関大ですが・・・

 

立命がまだちょっとだけ偏差値60台の学科が数個多めかな

くらいで、正直この3つはそんなに変わんないな〜、という印象です。特に関学は去年より偏差値を落としている学科が多めです。

 

続いて産近甲龍ですが、近大がその平均倍率を2年前と今年とでは約半分ほど下げており、去年から全体的に大きく偏差値を下げてしまいました。

 

#再び関関の滑り止めとして機能するか??

 

 

偏差値難易度の序列では完全に甲南、近大、京都産業=龍谷の順となっております。ていうか2022年用資料ではあきらかに甲南が抜けてます。

 

あと、京都産業と龍谷の平均偏差値は相当下がっており、3科目入試で見ても、もはや京女、同女、武庫女の方が気持ち上なんじゃないか?的な感じです。

 

そして何よりもそこに対して近年は大和大学が割って入り込んで来ているのも見過ごせません。

 

これらをまとめると上から順に・・・

 

甲南

 

近大

 

大和

 

京女、同女、武庫女、龍谷、京産

(女子大は3科入試で考えて)

 

というイメージでよいかと思います。

 

あと個人的にびっくりしたのが、私が高校生だった時代などは産近甲龍は近大と桃山学院が入れ替わるんじゃないかくらいのことを言われている時期もありましたが、その桃山が今や摂神追桃の中でも少なくとも摂南、追手門からは大きく引き離されており、逆にその摂南、追手門、あとさらにそこへ大阪経済大が京産、龍谷に継ぐポジションへと迫っていることには隔世の感が否めません。

 

特に大和大に関してはその経営母体が西大和学園と同じとなりますから、開学当初から、立地もいいですし、「グイグイくるやろな・・・」と思ってましたが、やはり・・・という感じです。

 

余談ですが、くだんの西大和学園も今年、「東大へのシフトチェンジ」を宣言した年の中1生の学年がバシバシ東大に合格するなどヤッベーゾな状況となっております。

 

現場の先生方頑張っておられるのにコロナ禍の中、飲み歩いてる場合じゃないです。

 

 

関東版はまた明日以降(たぶん日曜になります・・)書きたいと思いますので、よかったらまたのぞいてみて下さい。

 

#関西の方からされるとビックリだと思います。

 

 

いや〜、それにしても改めてこの少子化時代におけるマーケティングの重要性を感じさせられる私大の趨勢でございます。

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

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