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灘校「高校組」が「中学組」に東大現役合格率で勝つ本当の理由

 

 

 

いや〜・・いろいろビビりますね。

 

まずそもそもこのタイトル自体が“釣りタイトル”どころか完全なるウソで、この“灘高「高校組」が〜勝つ”というのは筆者の和田秀樹さんの学年の話で、和田さんはwikiによると御年61歳ということでですから、かれこれ40年以上前、いわば私ですら生まれる前の話をなさっていて、現在は高校から入る人数も変わってますしYahooのコメント欄でも書かれておりますが、今はもう「高校組が・・・」とかいうのは久遠の彼方の話です。

 

とりあえずこのタイトルの書き方だと、現在も灘はそうであるみたいな誤解を与える・・・って、まあ、それはともかく、個人的に一番突っ込みたいのは

 

「東大に合格できるかどうかは才能」は完全にウソ!

 

というくだりなんですね。

 

 

まず何を持って「才能」とするのかの定義自体が曖昧ではあるのですが、記事の最後で

 

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「頭がいい」「勉強ができる」などといっても生まれつきの才能で決まるわけではなく、勉強をするかしないかの違いが一番大きいということでしかありません。

 

 また、いくら勉強しても成果が上がらないというのは、才能や素質が欠けているからではなく、「勉強のやり方」を間違えているだけです。 

 

「正しいやり方」で勉強を続けていけば、確実に実力は上がりますし、その延長線上に東大合格を見据えることも可能なのです。

 

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#真面目にツッコむこと自体おかしいのですが

 

 

まず世の中には物覚えの良い人と良くない人というのは確実に存在します。

 

おそらく塾の先生だったら誰だって死ぬほど痛感することです。

 

ここはホントに残酷です。

 

また数学に関しては

 

程度には差があるので、誰でも彼にでも「やり方」云々をのたまわる大人というのは、要は“稲ちゃん”に「美容法次第で北川景子になれる」と言うのと同じくらい罪なことです。

 

その子の才能を見極め、要望を聞いた上で、最善の目的地と戦略を提案するのが塾講師の大まかな役割りだと思います。

 

ていうかそもそも“稲ちゃん”好きな人からしたら、“北川景子”になって欲しくないというのがあるでしょうw

 

なんでもかんでも置かれた場所で咲こうとするな!

自分の売り場を間違えるな!

と大人は教えるべきだと思います。

 

 

またさらに、こんなことを言うのは忍びないのですが、ただ事実なので書いてしまいますと、そもそも「間違ったやり方」をやるかやらないかっていうこと自体が決定的な才能の差ではあります。

 

これはどちらかと言えば仕事をやり出してから誰もが痛感すると思うのですが、優秀な人に共通するポイントとして、センターピンが何か見出すのがそれこそ天才的に上手いというのが挙げられると思います。

 

※センターピン・・・ボーリングの1番ピンのこと

 

要はある結果を手にするために集中すべきところを間違えないということです。

 

中学生くらいだと幼いのでまだ仕方ない(成長を待つべきではある)のですが、、、、とは言いつつも、教科書表現を覚えてないのにいきなり英語の教科書ワークをやるタイプとか、数学のワークを答え合せせずに推し進めるタイプとか、気づけば常に漢字ばっかり書いてるタイプの子というのは、将来的に大阪の公立文理学科や東大京大行くタイプの子ではまず皆無です。

 

労多くして益無しだと教えられなくても分かるので...

 

 

ここまでお読みになられて、塾講師のクセになんてヒドイことを言うんだ!こんなヤツには絶対に我が子は預けられん!という向きもあろうかと思います。

 

ただ。

 

これまでそれなりに「ありえない下克上」を見てきたほうの人間ではあると思います。

 

それでも結論としてはやっぱり才能の差はあります。

 

私は受験と・・・あとちょっとだけ野球も詳しい方かもしれません。

 

いずれも経験して言えるのは、全身全霊でやらないと才能の有無は分からないということだけです。

 

これは生徒さんにもよく言うのですが、結局、何事もそれなりに全力でやる人というのは「これはムリだ・・」に人より早く気づけるので、“自分の売り場”を替えるのが人より早くなって、そのうちにそれなりに自分に適切な売り場が分かって、手遅れになる前に才能が発揮できる場所が見つかる傾向はあるんじゃないか?って思います。

 

厳しい話になりますが、大学受験生なんかを見ていても、自習室に、言うてそこまで居座るわけでもない子に限って夏明け以降もズンドコベロンチョな志望校を掲げるのは、全力でやってないが故に「これ以上とかそんなん無理や」を見誤る=“マダコレカラシヌキデヤレバ・・・”思想に取り憑かれて勘違いを犯す!の構図があると思います。。。

 

 

 

いや〜・・今年もいよいよ夏ですね〜・・・・

 

なんて書いてたらまた馬渕ご出身の高校生の方からお問い合わせを頂きました。今日で3日連続です。

 

 

#馬渕大好き❤️

#でもできたら中学のときから来といてくれたら・・

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

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春から開講の中2講座

 

現在2名の生徒さんに

ご利用頂いております。

 

豊中7中 女子1名

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高校受験を通じて、大学受験生として必要な資質を磨き上げる講座です。

 

私、重本孝が責任を持って担当させて頂きます。

 

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【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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